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美容師になりたい人は必読!よくある相談&回答まとめ

「美容師になりたいけど、どうしたらいいの?」「私に合う美容学校ってどこだろう」

美容師は中学生や高校生の「なりたい職業ランキング」の上位をキープする人気の職業!人気が高いからこそ、情報がありすぎてどうすればいいのか分からない…ということはありませんか?美容師になりたいけど、ルートや学校の選び方、就職先や収入など気になることや相談したいことはたくさんあるでしょう。

この記事は「仕事内容」「美容師になりたい人のルート」「就職先・収入・将来性」「よくある相談」を解説します。

「美容師になりたい!」けど誰に相談したら分からない人不安や心配のある人は、ぜひ読み進めてみてください!

■目次

  1. 美容師になりたい!仕事内容と基本的なルートを紹介
  2. 美容師になりたい人が気になる3大相談
  3. 美容師になりたい人必見!キャリアアップになる資格
  4. よくある相談内容を紹介
  5. 美容師になりたい人は一人で考えずに相談しよう!

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美容師になりたい!仕事内容と基本的なルートを紹介

美容師は華やかなイメージがありますが、大変な仕事でもあります。この記事では、美容師の仕事内容や美容師になりたい人必見のルートを紹介します。

美容師は施術だけではなく、相談や要望に的確に応じる仕事

美容師とは、その名の通り「美容を業とする者」です。

美容師の仕事内容は、来店されたお客様のヘアカットやカラーリング、セット、パーマ、ヘアケア全般を行うことが基本。勤務先のサロンによって、化粧やネイル、着付けなどの専門技術も必要でしょう。また、お客様の要望や相談をお聞きするカウンセリング能力や、気持ちよくなれる空間を作りだすコミュニケーション能力も重要です。大変なことも多いですが、やりがいのある楽しい仕事でもあります。

美容師になりたい人はこのルート

美容師国家試験を受験するには、高校卒業後、厚生労働大臣指定の養成施設(美容学校)への入学が必須。養成学校を修了すると「受験資格」を得られます。例外として、平成10年3月31日以前に昼間課程1年以上、夜間課程1年4ヶ月以上、通信課程2年以上の養成校を卒業した場合は平成14年3月31日までに実地習練が終了していれば受験可能です。

美容師になるには、養成校を卒業しなければなりません。「アシスタントからなれる」と考える人もいますが、無資格者のアシスタント求人はあったとしても掃除全般。お客様への施術はできません。美容師になりたいなら、養成校(美容学校)に入学しましょう!

美容師になりたい!養成校の年数一覧

・昼間部2年以上

・夜間部2年以上

・通信課程3年以上

多くの養成校は「専門学校」ですが、大学や短大でも美容師免許の取得が目指せる学校も一部あります。

一人前の美容師になりたい!なれるまでの道のり

国家資格取得後は、美容室で3年ほどアシスタントとして勤務します。美容室・美容院の「アシスタント募集」とは、美容師国家資格を取得した新人向けの求人です。個人差はありますが、約3年アシスタントを経験し、その後はスタイリスト、人気が出てくるとトップスタイリストやディレクターに昇格できます。この昇格は、経験年数よりも指名数など「人気度」やリピート率が反映されるといわれています。

トップスタイリスト後は、副店長や店長・オーナー、フリーランスなど、それぞれの道に分かれていきます。

美容師になりたい人が気になる3大相談

美容師になりたい人がよく疑問や不安を抱き、「知りたい!」「誰かに相談したい!」と感じるのが、就職先・収入面・将来性です。この項目では、その3大疑問を解説します!

美容師になりたい人の疑問①就職先

代表的な就職先は美容室です。美容室はよく見かける大手サロンから個人経営店、近年増加傾向にある低価格店など様々。そのほか、ネイルやエステなどを含む美容全般の施術サロン、結婚式場やヘアセット専門店、まつ毛サロン、ヘアメイク事務所などがあります。

また、ヘアメイクアップアーティストなど別の美容関連の仕事のために美容師資格を取得する人もいます。

美容師になりたい人の疑問②収入

厚生労働省の調査(2021年3月末)によると、美容師の平均月収は25万円、年収は329万円で前年度を上回っています。この調査結果は10人以上のサロンで、勤続年数が6年前後の調査結果です。初任給は10万円台のサロンもあるようですが、相場は21万円程度と言われています。

また、どんな職業もですが地域差があり、関東地方と東海地方が年収320万を超えているそうです。

美容師になりたい人の疑問③将来性や、収入を増やすには?

美容業界は実力で差が出る厳しい業界です。勤続年数が長い=収入が高いわけではないといわれています。しかし、キャリアアップの道は複数あることが美容師の魅力!独立やフランチャイズのオーナー、フリーランスになるなど、大手サロンでずっと現役で勤務している人の方が少ない可能性もあります。

また、フリーランスでも美容師としてだけではなく、その他の資格も取得しておくと強みになるでしょう。特に専門学校を卒業していると業界の繋がりがあるので、相談する前に情報が入ってくる可能性もあります。

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美容師になりたい人必見!キャリアアップになる資格

美容師はお客様に気持ちよく過ごしてもらうことが大切です。しかしそれだけではなく、正しい知識や提案をお伝えして相談に応じ、信用を得ることも重要。今回は美容師があわせて取得する傾向のある資格を紹介します!

お客様の相談や要望に活かせる資格

・ヘアケアマイスター認定試験

美容師・理容師のみ取得可能な資格。ヘアケアや商品の知識を得ることで、お客様の相談に対する正しい情報やアドバイスが可能です。ただ知識を持つよりも、試験に合格している方がより信用度がアップします!

・ビューティー・コーディネーター検定

お客様のご相談を伺う際(カウンセリング)の正しい知識がある証です。相談に応じるだけではなく、似合うスタイリングの提案などができるのもビューティー・コーディネーターの魅力。3級から始まり、2級受験は美容師資格が必須です。

1級は健康づくりもテーマに加わり、肌ケアや身体の仕組みなど、美容全体やリラックス空間づくり、アフターフォローの知識も持つ証に。オーナーや店長クラスが持っているとサロンの雰囲気づくりに役立ちます。

幅広いサービスができ、相談にも対応できる資格

・パーソナルカラリストや色彩検定

近年、パーソナルカラーは日本で注目され、美容師に相談する人もいるようです。パーソナルカラリストは、トータルビューティーで提案することもできる万能資格。色彩検定もパーソナルカラリストと同じく色彩の知識がある証です。色彩検定は服飾系分野の要素が強いですが、色彩検定は歴史が長く、知名度も高いと言われています。パーソナルカラリストは「一人一人に合う色の提案」というところで異なるので、両方持ってもいいでしょう。

・着付け技能検定

成人式や結婚式、卒業式など美容室で着付けをする機会は意外とあります。着付けができることで、幅広いメニューに対応できることに繋がります。

よくある相談内容を紹介

最後に美容師になりたい人からよくご相談いただく内容を一部紹介します。

・よくある相談1:美容師になりたい!文理どっち?

文理選択は特に関係ないと言われています。ただし、化学や生物の知識はあると理解しやすいようです。

・よくある相談2:中卒でも美容師になれるの?

中卒でも美容師を目指すことは可能!中卒で美容師になるには①高等課程の美容学校②通信制課程の美容学校③高卒認定を取得して学校へ進学する、の3つの方法があります。

・よくある相談3:社会人からだと遅い?美容師になるには年齢制限はあるの?

美容師国家試験には年齢制限はありません。専門学校には30~40代の人もたくさんいます!大手サロンは20代の美容師も多く見かけますが、フリーランスや個人経営サロンに勤めるなど、道はたくさんあります。

・よくある相談4:学校の費用はどれくらいかかる?

2年制の学校のトータルは50~300万円。幅広い理由は、昼間部・夜間部・通信など学校の種類や、学校毎に金額が異なるからです。金額や年数、カリキュラムなど、大事にしたいことをしっかり考えましょう。

・よくある相談5:通信制と通学に違いはある?

修業年数以外の違いは、学習方法や国家試験対策です。通信制に通う学生の多くは日中仕事をしています。自分でスケジュールを管理し、限られた時間で国試対策をする必要があります。施術レベルは通信と通学の差よりも個人差になるようです!

美容師になりたい人は一人で考えずに相談しよう!

今回は「美容師になりたい人が知りたいこと」を解説しました!美容師になると決めていても、「どんな学校がいいのか」「遠方の学校の情報が知りたい」「条件に合う学校がない」など、様々な不安や悩みがあるでしょう。自分自身に合う学校を見つけたい人やもっと具体的に相談したい人には、「進路の神様」がおすすめです!

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この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

なるには進学サイトでは皆さんの進路相談にお答えしています。
2017年10月よりLINEを通じた進路相談を開始し、2022年1月にはLINEの友だち登録数は5,000人を突破。
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