大学・短大・専門学校など、さまざまな学校で毎年行われているオープンキャンパス。
参加を考えている学生さんや保護者の方から、「制服と私服、どっちで行けばいいの?」という質問をよく耳にします。
実際、オープンキャンパスでは特に服装の指定がなければ、制服でも私服でもOKな自由なスタイルでの参加が可能です。とはいえ、制服と私服、どっちにもメリット・デメリットがあるので気になりますよね。
近年はオンラインでの開催も増え、服装選びに迷うこともあるかもしれません。
この記事では、「制服で参加する場合」「私服の場合」「保護者の服装」「オンラインオープンキャンパスでのスタイル」について、わかりやすく解説します!
制服で行く場合の服装
オープンキャンパスの服装は制服でももちろんOK。
考えるのが大変な場合には制服で行くことをおすすめします。
制服で行く場合には、例えばボタンを上まで止めたり、スカートは折らなかったりと、正しい着方をしていく人が多いようです。
たくさん資料を配布されるオープンキャンパスへは、普段使いのスクールバッグや容量のある鞄を持っていけるのも便利なポイントです。
ただし、両手を空けたい場合には、リュックや肩掛けの鞄など、大きめのものにした方が良いでしょう。
また、高校と違い大学のキャンパスはとても広く、教室移動に10分以上かかる場合や階段の上り下りが多い場合も。
ローファーだと足が痛くなってしまう人はスニーカーを履いて行くなど、対策をしてください。
総合型選抜(旧AO入試)や公募推薦・指定校推薦など面接がある受験方法を検討している人で、オープンキャンパス当日教授や職員の方とお話しする機会がある場合は制服で行くのがお勧めです。
私服で行く場合の服装
オープンキャンパスの服装はもちろん私服でもOK。
むしろ、大学や専門学校のオープンキャンパスへ参加した高校生の半数以上は私服での参加なのだとか。
大学や専門学校は高校と違って毎日私服で登校する自由さがあるため、通学時の服装をイメージしてオープンキャンパスに参加すると、専門分野で学ぶ入学後の生活がより具体的に想像しやすくなります。
ただし、私服での参加の場合注意すべき点もあります。
オープンキャンパスへ参加する人は、受験を控え勉強に励んでいる時期。
先生方はいちいち参加者をチェックしている訳ではありませんが、それでも周囲と浮かない程度に、落ち着いたコーデや髪色、ナチュラルなメイクを心がけ、短パンなどカジュアルすぎる服装は避けることをおすすめします。
具体的には、男子・女子ともに清潔感のある服装や、控えめなメイクであれば大丈夫ですが、ヨレヨレのパーカーなどは避けるように意識しましょう。
例えば、トップスは派手すぎない色のTシャツや襟付きシャツ、ボトムスはダメージの入っていないジーンズやレギンスどで行く人が多いのだとか。
スカートをはいていく女子は、短すぎず長すぎないものを選ぶようにしましょう。
アクセサリーも基本的には付けず、腕時計だけに留めるのが無難です。
また、高校と異なり大学のキャンパスは空調設備が整っています。夏はクーラーで教室が寒かったり、冬は暖房で暑すぎたりする可能性も十分考えられますので、春夏秋冬問わず温度調整がしやすい服装を選ぶのも大事なポイントです。
さらに、大学は複数の学部や大学院も一つのキャンパスにまとまっている場合があります。オープンキャンパスでは様々な施設を見学したり、プログラムごとに教室を移動したりと、移動がとにかく多いです。
服装の中でも靴は特に注意し、履きなれたスニーカーやヒールが低いもの、歩きにくいサンダルは避けた方がよいでしょう。
カバンも大きめのA4サイズが収納できるものを選び、持ち物と一緒に配布された資料を持ち運べるようにしましょう。
リュックや肩掛けなど両手が空けられるものを選ぶとオープンキャンパスを回りやすいです。
見学だけであればあまり気にする必要はありませんが、美容・ブライダル専門学校・看護など専門的な実習がある学校では、体験授業の内容に合わせて動きやすい服装を選ぶのが良いでしょう。
保護者もチェック
大学や専門学校のオープンキャンパスには、付き添いで親御さんが参加される場合も多いですよね。
実は保護者の方からもどんな服装で行けば良いのか質問されることがあります。
この項目では、大学や専門学校のオープンキャンパスに参加する親御さんの服装について解説します。
結論からお伝えすると、カジュアルな感じで大丈夫です。
「スーツや授業参観の時のような服装が良いのでは?」と感じる方も多いかもしれませんが、大学キャンパス内はとにかく広く、夏は屋外の移動もあるためとても暑いです。
熱中症を避けるためにも、かっちりしすぎた服は避けましょう。
ただし、お子さんの親として大学や専門学校の教職員と直接話す場合もあります。カジュアルといっても、ラフすぎる服装は避けた方が良いです。
悩んだ場合には、親御さんも襟付きのシャツにパンツ、ローヒールの靴やスニーカーなどを選び、サンダルなどカジュアルすぎる履物は避けるのが無難です。
オンラインオープンキャンパスの場合は?
コロナウィルスが全国で拡大して以降、web上で行うオープンキャンパスやzoomを使用したオンライン説明会が増えています。
オンラインにすることで全国の学生に場所や時間の制限を受けず自由に学校のことを知ってもらえるため、今後もオンラインオープンキャンパスは続く可能性もあります。
とはいえ、今までなかった形式のオープンキャンパスだと服装も悩んでしまいますよね。
オンラインオープンキャンパスは、大学や専門学校も自宅で気軽に参加できることを売りにしているため、カメラをオフにして参加できる場合が多いです。カメラがオフの場合こちらの姿は学校側に移らないので、服装も一切気にしなくて大丈夫です。
ただし、オンラインオープンキャンパスの開催内容に個別相談会が含まれている場合には、カメラをオンにして話をする場合も。
カメラオンの場合には、来校型のオンラインキャンパスの時同様、清潔感のある服装や制服で参加しましょう。
制服でも大丈夫ですが、自宅から参加することを考えると、服装は私服にした方が自然かもしれません。
>>オンラインオープンキャンパス開催中の学校はどこ?人気の専門学校を一覧でチェック!
オープンキャンパス無理のない範囲でどんどん参加してみよう!
オープンキャンパスは進路活動において重要なイベント。
れからもコロナウィルスの影響などによりオープンキャンパスへの参加がしにくいこともあるかもしれませんが、その分多くの大学や専門学校がオンラインオープンキャンパスを開催しています。
無理のない範囲で、学生の皆さんも大学や専門学校が開催する様々なオープンキャンパスに参加してみてください!
また、今回は服装についてご紹介しましたが、こちらの記事ではオープンキャンパスの持ち物についても解説しています。
オープンキャンパスの持ち物が気になる方はよろしければ以下の記事もご覧になってみてください!