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大学中退したい…後悔しないためにデメリット&メリットや注意点を知ろう!

大学中退にデメリットはつきもの

大学中退を考える際、気になるのが中退後の影響などのデメリットですよね。
残念ながら、大学中退にデメリットはつきものです。しかし、中退を選択した人が全て大学中退を後悔している訳ではなく、中には「してよかった」と前向きにその後の人生を歩んでいる人も多くいます。

後悔しない選択をするには、デメリットを理解した上でしっかり検討し、目標を定める必要があります。
このページでは大学中退の「主なデメリット」「人により生まれるメリット」「中退時の注意点」「後悔しない人の特徴」「できれば中退しない方が良い人の特徴」をご紹介!

大学中退を検討する際に参考にしてみてくださいね。

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大学中退の主なデメリット4つ

大学中退のデメリットは大きく分けて4つあります。

デメリット①最終学歴が高卒になる

大学中退のデメリット一つ目は最終学歴が高卒になることです。
大学に在学していたことで、履歴書に「大学中退」の履歴を残すことは出来ますが、中退者の場合待遇を含め高卒扱いになります。
もちろん、高卒が悪いわけではありません。しかし大卒を目指していたことを考えると、デメリットと考える人は多いでしょう。

デメリット②就職活動でだ大学中退がネックに

デメリット①に関連して、就活の際に大学中退がデメリットになることは多くあります。
応募できる求人が大卒者と比べ限られてしまう場合や、給与が少なくなる場合が多いです。
さらに、正規雇用率も高卒の場合下がるため、バイトや契約社員から経験を積んで正社員を目指すか、転職の際に正社員雇用を狙う必要があります。

デメリット③親不孝になる可能性がある

大学中退を決めた際、家族と揉めて疎遠になってしまったという経験をした人も。
大学中退=親不孝というわけではありません。しかし、話し合いをしないまま勝手に中退するのは親不孝になるデメリットを生みかねないため絶対にNGです。

デメリット④人によっては学歴コンプレックスを抱えることになる

その人の考え方によりますが、「大学中退」という経歴を事態を一生デメリットとして引きずる場合もあります。
中退後、専門学校や別の大学で学び直せば学歴を上書きすることは出来ますが、大学中退をマイナスとしてとらえる人にとっては中退そのものが大きなデメリットになってしまうので注意しましょう。

メリットはあるの?

大学中退は正直なところデメリットの方が多いです。しかし、人によっては大学中退によりメリットが生まれる場合もあります。
この項目では、大学中退が生むかもしれないメリットをご紹介します。

メリット①自由時間が増える

講義やレポート、試験勉強に充てていた時間を自由に使えるのは大きなメリットになる人も多いでしょう。
大学で学びたいことが学べなかった方は学びたい事を学んだり、夢を追うために技術を磨いたりできます。
金銭面に不安があった方は、学費の支払いがなくなることで楽になり、さらに仕事をすることで生活を安定させられます。
精神的に追い詰められて限界の人は、ゆっくり休むのが最優先ですので、自由な時間が増えるのは大きなメリットです。
他にも、留学して海外の大学に入学したり、起業したりとやりたいことに全力で取り組むことでメリットを有効活用する人も。

ただ、なんとなくで大学中退を選ぶと、無気力になりただ何もしないだけの空白の期間ができるというデメリットにつながる場合があるので注意が必要です。

メリット②今のストレスがなくなる

「金銭的事情」や「人間関係」「学びたい事が学べない」など大学中退の理由は様々ですが、大学中退すべきか否かを悩んでいるだけでもストレスになりますよね。更に、大学中退を考えるほどの理由そのものも多いなストレスです。
大学中退を選ぶことで抱えていたストレスや悩みは解消します。

ただし、もしも再進学をした先でも中退してしまうと、すぐに諦める人という印象を面接官などに与えてしまうというデメリットもあります。
大学中退を選ぶ際は、次はやりきるという覚悟をしっかり持って、デメリットをメリットに変えてください!

メリット③すべてリセットできる

人間関係を変えたい人や、学びたい事が今の環境で学びたい人にとっては、大学中退で環境をリセットできるのは大きなメリットになります。
どこの大学や専門学校なら自分に合いそうかをしっかり知らべて進路を決められれば、デメリットの影響を受けずに済むでしょう。

大学中退をデメリットだけで終わらせるか、メリットに昇華できるかは自分次第です。
デメリットよりメリットを増やせそうかを考えてみてくださいね!
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中退時の注意点

大学中退を検討する際、注意すべきことがあるかも気になりますよね。この項目では、大学中退に関する注意点についてまとめました。

①急いで決断はNG

大学中退を考えるほど、今の生活にストレスを感じている訳ですから、つい急いで結論を出したくなります。
しかし、大学中退の手続きを終えてしまえば、あとから撤回できません。やり直しがきかない決断ですから、慎重に周囲と話し合い、将来のビジョンを明確にしてから大学中退を決断しましょう。
もし、他の学部や大学に転入・編入することで解決するならデメリットを背負いかねない大学中退の道に進む必要はありません。
考える時間や療養する時間が欲しい場合には一度休学してみるのもおすすめです。

②タイミングに注意

大学や専門学校は入学するタイミングが決まっているので、大学中退のタイミングによっては大きな空白の期間ができるというデメリットも発生します。注意しましょう。
しかし空白期間にも何か目標を持って取り組めば、デメリットは解消できます。大学中退のタイミングを考えたうえで空白の期間というデメリットができそうな場合は目標を決めてからの決断が良いでしょう。

③就職したい企業の応募条件チェック

中には、応募条件が大卒で、高校を卒業しただけでは求人への応募事態ができない場合も。
自身の選択肢を狭めてしまうのは大きなデメリットです。自身が目指したい企業や職業のなり方は大学中退前に必ず確認しましょう。

④中退の理由や目的・目標をはっきり持っておく

就職活動の際や周囲の人に大学中退を知られた際に真っ先に突っ込まれてしまうのは大学中退の理由です。
大学中退そのものは悪いことではありません。しかし、きちんと理由を説明できないと相手からの悪印象につながるデメリットはあります。
また、目的や目標がないまま大学中退をすると、自分自身次にどうすべきかが分からなくなり挫折してしまうというデメリットも。
大学中退をデメリットにしないためにも、なぜ大学を中退し、次は何をするのかは考えておきましょう。

大学を中退して後悔しない人の特徴

「大学中退が正解な気がするけど、すこし不安がある」という方は多いですよね。
この項目では、大学中退を選んでも、デメリットを跳ね除け後悔せずに過ごせる可能性が高い人の特徴をご紹介します!

①やりたい事や目的がはっきりしている

「目的が明確で、大学にいてもそれを達成できないから退学する」という人は、大学中退のデメリットを感じにくいです。
目的がはっきりしていることで、次の行動を起こしやすいほか、理由もはっきりしているので大学中退についてポジティブに語れます。
「好きな仕事をするため資格を取る」「入りたい大学に再挑戦する」など、明確な目的を持つようにしましょう。

②周囲と話し合える

大学中退のデメリットの1つが周囲との関係の悪化です。
デメリットとして関係の悪化が挙げられる大きな理由として、大学中退について十分に周囲と話し合いができていないことが挙げられます。
しっかりと中退前に家族の理解を得られれば、関係悪化のデメリットを背負うことなく、大学中退後も周囲と良好な関係でいられる場合が多いでしょう。

③計画的に行動できる

やりたいことや目的がない場合でも、しっかりと将来を見据え計画的に行動できるなら、大学中退をデメリットと捉えず前向きに過ごせる可能性が高いです。
例えば、最終学歴が高卒でも大卒と対等に渡り合い稼ぐなら公務員という道を目指す人も。
公務員試験は学歴を問わず受けられる場合が多く、安定した仕事でもあります。計画的に独学や専門学校で対策をして臨みましょう。
他にも、海外留学をして英語という武器を身に付けたり、仕事に結びつきそうな役立つ資格を取ったりするのもおすすめです。

①~③の特徴をそろえていたり、デメリットよりメリットが上回ったりする場合には、大学中退後も後悔せずに過ごせる可能性が高いです!
大学中退を考える上で参考にしてみてください。

中退しない方が良い人の特徴

逆に、大学中退がデメリットになりやすく、中退しない方が良い人にも特徴があります。

①目標や目的が決まっていない

明確な目標や目的がないまま、登校したくないという感情に任せて大学中退を決めるは避けましょう。
空白期間ができたり、就活で理由を聞かれても上手く切り抜けられなかったり、大学中退そのものをデメリットにしかねません。
「就職する」「資格取得のために専門学校に入る」「他の大学に入りなおす」「療養する」など、大学中退後の目標は最低限定める必要があります。

②意志が弱い

大学中退は、理由があれば就活で大きなデメリットにならない場合もあります。しかし、例えば大学中退後入りなおした学校も中退してしまうと、「意志が弱く続けられない人」というレッテルを貼られてしまう可能性も…。
大学中退の際には次はやり切る強い意志を持ちましょう。また、やり切れる証明として、資格取得をしてから就職に臨む人もいます。

③大学中退を引きずりそう

大学中退をした後、「あの時中退しなければ」と思ってしまいそうな人は要注意です。大学中退を選んだことで、学歴コンプレックスを背負いながら生きていく人は多くいます。
もちろん、全く後悔しない人は少ないですが、それでも挫折として大学中退を過度に引きずり、過去の自分を許せないで過ごし続けるのは自分自身のためになりません。
大学中退自体をデメリットに感じてしまう場合は、何とかする方法を考えましょう。

全体的に、メリットに感じることより、デメリットを多く感じた場合にも大学中退はおすすめできません。今の環境でやり直す方法をもう一度考えてみるのが良いでしょう。

また金銭的理由で大学中退を検討している場合は、大学側に相談をしましょう。学費の納入期間を遅延させたり、分納させてもらえたりする可能性が高いです。更に、一定の成績をクリアしていれば、経済的に厳しい場合に借りられる奨学金などの支援制度もあります。
言い出しにくくても、周囲に相談することで解決する場合があります。

まとめ:大学中退の判断はデメリットも考え慎重に!

中退率だけを見ると少なそうに見えても、数字にすると年間の中退者数は少なくありません。
もし本当にやりたいことがある場合や、現状が辛い場合には大学中退という決断も自身のためになるでしょう。

しかし、大学中退にはデメリットも多くありました。デメリットを払拭し、後悔なく過ごせるかは自分次第。
すぐに大学中退を決断するのではなく、メリットとデメリットを比較し、まずは大学中退をせず問題を解決できないかも考えてみるのがおすすめです。

それでも大学中退を選んだ場合は、就職や資格取得、学び直しなど、目標や目標を達成するプランを考えて行動に移してみてください!
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この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

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