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専門学校に入り直すのは今からでも遅くない!【社会人の再進学情報】

専門学校に入り直すのはアリ!不安があるのは当然

社会人になったけど、「専門的なスキルを取得したい!」「夢を諦めたくない!」という人は少なくありません。 社会人もしくは、大学・短大などを卒業してから再び学校に進学することを「再進学」と言います。

年齢的に馴染めるか、卒業できても就職できるかなどの不安も多いですが、今から専門学校に入り直すことはアリです!毎年多くの社会人が再進学をしています。

今回は、「再進学の不安解消」「入り直す前のチェックリスト」「専門学校の選び方」など、専門学校に入り直す社会人のための情報を徹底解説!
専門学校に入り直すぞ!と決めてからも不安な方、再進学情報が知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 ■目次

  1. 専門学校に入り直すメリット
  2. 専門学校に入り直すデメリット
  3. 再進学の不安を解消!
  4. 再進学前のチェックリスト
  5. 学校選びのコツ
  6. 専門学校へ入り直すまでのステップ
  7. 覚悟を持って、専門学校に入り直すあなたへ

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専門学校に入り直すメリット

専門学校に入り直す(再進学をする)最大のメリットは「実践的に学びながら国家資格を取得できること」です!その他にもメリットはあります。この項目では、専門学校に入り直すメリットを徹底解説します!

専門学校へ入り直すメリットは4つ

・入り直すことで国家資格を取得できる

ただスキルアップするだけなら、専門学校に入り直す必要はなく通信講座や独学だけでも十分です。しかし、異業種に就職するには実績がない代わりに資格は必要な場合があります。

専門学校なら、国家試験対策もしてくれます。同じ国家資格が取れる4年制大学よりも早い2~3年で資格取得が目指せるので、社会人は専門学校に入り直すことがおすすめ!

・実践的に学べて即戦力になれる

専門学校は、座学だけではなく実習が充実している学校ばかりなので実践的に学び、即戦力になれます。
例えば製菓学校は、学校が経営に携わっているカフェやケーキ屋の実習ができる学校もあります。現場実習を重ねることで、就職後のイメージもしやすいでしょう。
現場で活躍する・していたプロの講師に教えてもらえるので教科書通りではなく現場で使える力がついた即戦力になれます。

・専門学校なら同じ志を持つ仲間と出会える

専門学校は大学と異なり、資格取得等を目指した同志が集まる場所です。同じように入り直すことに不安を抱えていた人たちもいるでしょう。
共通の目標を持った仲間と切磋琢磨しながら学べるのも専門学校ならではのメリットです。
あなたと同じく異業種の人も多いのが専門学校。志は同じでも、もともと違う業界の人の話を聞くことで新たな視点が生まれることもあります。

・業界との繋がりが出来やすい

専門学校は先ほども解説したようにプロから学べます。それだけでも専門学校に入り直すメリットです。
卒業生もほとんどがプロ。講師や先輩と交流をすることで、業界の繋がりを作ることができます。業界との繋がりがあると、就職先を紹介してもらえる、スカウトされるなどの可能性が広がります。
憧れの人たちと交流を深めることで、横にも縦にも業界人との繋がりを作りましょう!

専門学校に入り直すデメリット

メリットだけを知って入学しても「こんなはずじゃなかった…」と感じて中退する人も中にはいます。そのような状況を少しでも減らしましょう!
この項目では、専門学校に入り直すデメリットを徹底解説します。

専門学校へ入り直すデメリットは2つ

・入り直すことで時間がかかる

最短とは言え、資格によっては3年制の専門学校もあります。卒業する頃には今よりも3歳年齢を重ねているので転職活動には注意が必要です。
異業種に就職する予定で卒業時の年齢が28歳以上になる人は、就職先の傾向を確認しておく必要があります。

・お金がかかる、生活費の確保が難しい

この後の項目でも解説していますが、奨学金制度や社会人優遇の制度を使う方法はあります。また、夜間部に行く選択肢もありです。
入学や授業料にもお金はかかりますが、入学後の生活費の確保を心配する方も多いでしょう。
卒業後に返せる見込みのある人は奨学金、それは負担になりそうな方は夜間部に行って日中は働き、生活費を確保するという方法もあります。

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再進学の不安を解消!

先程の項目で、専門学校に入り直すデメリットを紹介しました。それ以外にも、進路相談でよくある質問は、年齢・就職・金銭面の不安です。専門学校のことを調べ始めたけど、「本当に入学して大丈夫か」心配になる人も多いでしょう。この項目では再進学の不安を解消します!

入り直すときに起きる3大不安

・年齢

「馴染めないかったら…」と想像する人もいるでしょう。しかし、昼間部でも新卒者より社会人の割合の多い専門学校も増えているので安心してください!

専門学校は同じ目標を持つ仲間が集まる場所です。情報交換や他の業種出身の人と交流できて、視野の広がるいい機会でもありますよ!夜間部ならさらに社会人の方が割合は多い可能性も。働きながら学ぶ仲間同士なら、より年齢は関係ありません。

・就職

せっかくお金や時間をかけて学んでも就職できなかったら意味がないと考える人もいるでしょう。
専門学校は大学と異なり、業界に精通している場合が大半です。講師や先輩との繋がりを持っておくことで紹介してもらえる可能性もあります。
中には独立する人もいますよ。

・金銭面

この不安は、奨学金制度で解決できる場合が多いです。専門学校独自の奨学金サポートや「専門実践訓練給付」「一般教育訓練給付」などもあるのでぜひ活用してみてください!他にも、このあとの項目でも解説しますが、生活費を確保するために日中働きながら夜間部に行く社会人もいます。

ここまでで、3大不安を解消しました。専門学校の先生方やサポートしてくださる職員は、あなたと同じように社会人から専門学校に入り直すことを選択した人をたくさん見てきています。 専門学校のホームページは社会人で入り直す方向けの特別ページを作っている専門学校もあります。専門学校も入り直すと決めた社会人のあなたの入学を待っているので安心してください!

再進学前のチェックリスト

ここまで、専門学校に入り直すメリット・デメリットや不安解消の方法を解説してきました。社会人が専門学校に入り直す際には現役生よりも注意点があります。それは「覚悟」があるかです。昼間部の場合、一度就職した会社を辞めてまで選ぶ道です。学歴も「専門学校卒」になります。国家資格を取得すれば手に職がつき、専門学校卒であることはあまり関係ありませんが、後悔しないためにも以下の注意点を確認しておきましょう!

専門学校に入り直す前のチェックリスト

☑本当に行きたい道なのか
☑卒業まで学ぶ覚悟はあるか
☑目的ははっきりしているか

デメリットでも解説したように、社会人から専門学校に入り直すとお金も時間もかかります。入学後は、短期間で資格取得できる分、忙しいです。なんとなくで入学してしまうと、やる気が持続しない場合も。退職するならば、それ相応の覚悟を持って専門学校に入学する必要があります。

👇進学の相談をしたい方はこちらもご覧ください
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学校選びのコツ

専門学校は募集人数が満員になると、募集を締め切ることがあります。「どこにしようか」と迷っているうちに人気の専門学校は定員が埋まってしまうこともあるでしょう。 大学を中退して専門学校に行きたい人も社会人も、専門学校を選びは現役生よりも注意が必要です。先を見据えて考えましょう。この項目では、学校選びのポイントを解説します。

1.入り直すことで目的を叶えることができるか

同じ資格が取得できる専門学校でも、人気校と定員割れの専門学校があります。入学しやすい方がいい!と定員割れを選んだ場合、設備が古い可能性や資格試験対策・就職サポートが不十分であることも。
授業内容や設備をオープンキャンパス等でしっかり自分の目で確認することがおすすめです!そのためにも自分の目的をはっきりさせ、叶えられるかを見極めましょう。

2.自分のライフスタイルにあっているか

昼間部と夜間部、2年制と3年制など、どちらの方が自分に合っているかを考える事も大事です。昼間部の場合は、社会人なら仕事を辞める必要があります。
夜間部は、仕事は辞めなくてもいいですが、コース・学科によっては日中の実習が必要になります。また、多くは3年制なので事前確認が必要です。
2年制と3年制で悩む場合も、2年制は短期間であることから忙しくなる場合があります。自分のライフスタイルにあっているのは昼間部か夜間部かを考えて選びましょう。

3.専門学校に求めているサポートはあるか

自分にとって必要なサポートを得られるかも選ぶ時のポイントです。学費や生活費の不安がある方は、学校独自の奨学金や学費減免の制度があるかを確認しましょう。
就職先のサポートがあるかも大事。先ほど解説したように、業界とのつながりはできやすいですが、それでも自分で就職活動をする必要もあります。
夜間部入学希望で、会社は退職予定の人はアルバイトを紹介してもらえるかも重要です。特に製菓や医療福祉は、業界のバイト先を紹介してもらえることがあります。学生の内から現場で経験が積めるので夜間部希望の方は要チェックです。
自分が専門学校に入り直すときに必要なサポートも考えて選びましょう。

4.実習先や就職先はどんなところか

実習先や就職先の確認も大切です。実習先が就職先になる可能性もありますし、専門学校以外で学べる唯一の場所になります。特に看護学校は実習先を公開していることが多いです。
専門学校が携わっている施設・企業で実習が受けられる場合もあります。資格を取得して異業種に就職することを目的としている社会人は、先を見据えて専門学校を選びましょう!
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専門学校へ入り直すまでのステップ

学び直しを決意しても、その後の行動がわからない人も多いでしょう。もしかすると、「精神保健福祉士も保育士も興味ある」「ゲームの仕事がしたいけど、どのコースがいいのか」など、複数の進路で迷っている人もいるのでは…?

専門学校に入り直すと決めた人は、最終的な方向性の決定、給付金制度が利用可能か、自分の希望する条件に合った専門学校かの確認をすることが大切です。この項目では、入学までのステップを解説します!

1.専門学校を決めるために
自己分析と最終的な方向性を決定

入学後と卒業後のビジョンを明確に。
専門学校はスペシャリストを目指すため、
「とりあえず」「なんとなく」では入学後に後悔する結果へ繋がります。
しっかり、自己分析しましょう!



2.給付金制度が利用可能かをハローワークに確認

社会人の場合、教育訓練給付金制度が利用できます。
しかし、どの学校も対象とは限らないため
事前にハローワークで確認しましょう。

3.資料請求/オープンキャンパスに行く

現役生だけではなく、社会人も自分の目で専門学校を見ることが大切。
「若い人の中で見学するのは…」と感じている社会人は
個別相談会がおすすめです!

4.志望校と応募方法の決定/社会人入試の出願期間の確認

志望校を決定したら、入試日や出願期間を確認します。
社会人入試は「書類審査」+「面接」+「小論文」の専門学校もあれば
「学科試験」が必要な場合もあるのでよく確認しましょう。

5.出願/受験

入試方法を調べたら試験に必要な対策をして、
本番に挑みましょう!

6.合否発表/各種手続き

合格した後も大変です。
手続き期間もあるので、手続きが終了するまで
気が抜けません!

専門学校へ入学!

社会人が志望校決定までに大事なことは、最終的な方向性の決定、給付金制度が利用可能か、自分の条件に合った専門学校かの確認です。

また、時間(スケジュール)管理・体調管理などの自己管理も同じくらい大切です。社会人は働きながら、入学までのすべての工程を行う必要があります。入学後の練習として、しっかり自己管理をしましょう!

覚悟を持って、専門学校に入り直すあなたへ

社会人から専門学校に入り直すと、職場を退職するもしくは、夜間部に通い両立するなど、これまでと違う日常を送ることになります。

それほど、学び直しの決断はとても勇気のいることでしょう。

専門学校に社会人が入り直すメリットは多いですが、もちろんデメリットもあります。これまで解説したように、覚悟を持ち、しっかり調べて入学することが大切です。

なるには進学サイトでは、無料で専門学校の資料請求ができ、オープンキャンパスの予約も可能です!ぜひ、なるには進学サイトもご活用ください。

社会人から専門学校に入り直すあなたのことを、応援しています!

この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

なるには進学サイトでは皆さんの進路相談にお答えしています。
2017年10月よりLINEを通じた進路相談を開始し、2021年8月にはLINEの友だち登録数は4,000人を突破。
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