■通信制大学の特徴

通信制大学はインターネット配信やDVD配信といった各種メディアを利用して授業を受ける新しいスタイルの学び方であり、時間的・地理的制約がある普通大学にはなかなか進学が困難な方でも無理なく勉強を進める事が可能であるため注目を集めています。
通信制大学だからと言って普通大学より劣ることはなく授業のカリキュラムや学生のサポート体制が充実しており、卒業時には4年制大学を卒業したと同様に「学士」の資格を取得することができます。
例えば、社会人の方で新たに学びたい分野の勉強をスタートする際や、今仕事で取り掛かっている専門分野をより深く理解するために通信制大学を利用する方が増えてきています。
また、高卒や短大卒で、転職や昇進のために大学卒業資格が必須とされている方にとっても、無理なく学士を取得することができる上に専門分野の知識を習得できるため人気が高まっています。

■通信制大学の授業形態

通信制大学は、学校によってさまざまな特徴があるため、どの学校を選ぶことが最適かは人によって大きく異なります。
まずは、どういった授業形態やフォロー体制があるのか基礎知識を知った上で学校選びをスタートすることがおすすめです。
通信制大学の授業形態は、指定されたテキストとメディア配信の授業によって学習を進めていくことが前提となりますが、単位を取得するためには与えられた課題に対してレポートを書き、大学内か各都市に設置された会場で筆記試験を受ける必要があります。
学習する中で疑問点や質問がある場合、メール・郵便・電話といった方法で問い合わせすることが可能です。
また、年間で指定された日数のスクーリング授業において、まとめて質問することも可能となっています。
科目によっては実習が必要とされていることもあるため、通信教育であっても自宅から大学や学習センターまでの距離は重要と言えるでしょう。

■一覧からどう選ぶ？

学校ごとによって、校風・制度・フォロー体制から卒業後の進路実績まで異なってきます。
なるには進学サイトでは、通信制大学を一覧形式でご紹介しています。
全ての方にとって万能の通信制大学はなく、スクーリング制度をはじめとするサポート・フォロー体制がマッチしているかも重要となります。
スクーリング日数は、大学によって決められた日にちが異なっており、日数が多いところは交通費・宿泊費がかさんでしまうデメリットがあるものの、質問やサポートが充実しているメリットもあります。
ご自身が目標とされている学習スタイルや身につけられるスキルなどを明確にした上で、自分に合った最適な学校選びを行いましょう。

（参考）なるには進学サイト掲載の通信制大学一覧(2015年時点)