「一度は社会人になったけど、やっぱりパティシエになりたい!」というように、違う道に進んだけれど、やはり夢を諦められないという方もいらっしゃいますよね。
実は、一度社会に出た後パティシエを目指される方は一定数いらっしゃいます!
そこで今回の記事では「社会人からパティシエになる方法」「社会人から目指すメリット・デメリット」「やっておきたいこと」について解説していきます!
最後におすすめの専門学校もご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
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東京製菓学校
「菓子は人なり」
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社会人からパティシエになる方法
パティシエとは、フランス語で洋菓子を作る職人を意味する言葉です。その名の通り、美しく美味しいケーキやタルト、チョコレートといったスイーツを作るのがお仕事です。
そんなパティシエになるには、「専門学校などの製菓学校で学ぶ」「働きながらスキルを身につける」「自身で開業する」の3つの方法があります。
この項目では、社会人がパティシエになるための3つの方法をご紹介します!
①社会人として働きながらパティシエを目指せる専門学校でスキルを身につける
パティシエを目指す社会人に最もおすすめなのは、専門学校等の製菓学校でお菓子作りを学ぶ方法です。専門学校はその道のプロを育成する養成機関のため、まったくの初心者でもしっかりとパティシエに必要な知識・技術を実践的に身につけられます。
実習と座学の割合は専門学校ごとに異なりますので、しっかりとカリキュラムを比較したうえで入学するのがおすすめです。中にはスイーツだけでなく、製パンやカフェも学べる専門学校も。さらに、パティシエではなく和菓子を学び和菓子職人を目指せる学科(コース)を持つ専門学校もあります。
製菓の中でも自分が学びたいことを学べる専門学校はどこかを見極めるのが大切です。働きながら学びたい社会人の方は、夜間に学べる夜間部があるかどうかもチェックするとよいでしょう。
専門学校は製菓衛生師などの資格の取得サポートが充実していたり、就職の斡旋をしてくれたりと面倒見がよいのも特徴となっているので、パティシエへの異業種転職を目指す社会人の方には特に向いている方法となっています。
②働きたい店で修行する
もし、尊敬するパティシエがいる場合には、そのお店の求人に応募し働かせてもらいながら学ぶのも一つの手です。
お店で修行するメリットは、パティシエのもとで働きながらお給料を得られるところ。現場で見て学びながら少しずつスキルアップできるのは嬉しいポイントですよね。
しかし、まったくの未経験者を雇うメリットはお店側には少なく、なかなか働き先が見つからない可能性も。特に、一度社会人を経験している場合年齢の面で不利になる場合もあるようです。可能であればしっかりと技術を身につけてから門戸をたたくのがおすすめです。
③食品衛生責任者の資格を取りパティシエとして開業する
食品衛生責任者の資格を取得すれば、カフェやパティスリーなど、食品の衛生管理が必要な事業の立ち上げが可能になります。そのため、既にお菓子作りの腕に自信がある社会人の方は食品衛生責任者の資格を取り自身で開業するというのも一つの方法です。
資格を取るには、食品衛生責任者講習会に参加すればOK。地域によっては小テストが実施される場合もあるようですが、基本的には合計6時間の講習会を受講すれば資格を取得でき、更新なども不要です。
下積みを省略していきなりパティシエになれるのは嬉しいポイントかもしれませんね。ただし、最初から1人でパティシエとしてスイーツを作りながらお店を経営する大変さには注意しましょう。
社会人から目指すメリット・デメリット
高校や大学を卒業してすぐパティシエを目指すのではなく、社会人からパティシエになるには、どんなメリットやデメリットがあるか気になる方も多いのではないでしょうか。
社会人からパティシエを目指すメリット・デメリットについてもみていきましょう!メリット・デメリットをすでにご存じの方は、次項の「今からやっておきたいこと」からご覧ください。
社会人からパティシエを目指すメリット
コミュニケーション能力が役立つ
パティシエは、他のパティシエと協力し1つのスイーツを作りあげたり、他のスタッフと会話をしながらパティスリーやカフェの経営に携わります。円滑にコミュニケーションを取れる能力はパティシエに欠かせないスキルです。
社会人経験者であれば、既に会社で色々なポジションの人と会話をしながら仕事をしてきた経験があるのではないでしょうか。社会人として様々な人と関わってきたことで得られたコミュニケーション能力はパティシエになった後も役立つこと間違いなしですよ!
マネジメント能力が役立つ
マネジメントに関わったことがある方は、マネジメント能力もパティシエの仕事に役立つでしょう。ただ、社会人からパティシエに転身してすぐに使える能力というわけではなく、自身で独立をした際に役立つ能力です。しかし、経営者と同じ視点を持って下積み時代を過ごせれば、学べることも多いでしょう。
マーケティングの知識も役立つ
経営に欠かせないマーケティングの知識も、社会人の時に培っていれば、パティシエになった時役立ちます!自身のお店を持った時には、お菓子を作るだけでなく、お店を経営ししっかり利益に還元していく必要があります。
マネジメント能力と同様に、パティシエになりたての時に使うものではありませんが、マーケティングの知識を持っていることで助かるシーンは多そうですね。
社会人からパティシエを目指すデメリット
年齢によっては就職で不利になる場合も
未経験からパティシエを目指す場合、年齢によっては不利になる可能性もあります。就職する場合、最初からメインのスイーツ作りを担当できるわけではなく、最初は雑用や細かな作業を任される場合が多いです。
一人前のパティシエになるには時間がかかりますから、同じ技術力で自分より若い相手が同時に面接を受けた場合、若い人が採用されてしまう…ということもあります。
また、目指し始めた年齢によっては、先輩が自分より年下になる可能性も。自分より年齢の低い相手の指示に従えるかや、周囲がやりにくくないかなども採用の基準になってしまう場合もあるようです。しっかりと熱意を伝え、謙虚な姿勢をアピールすることが必要かもしれませんね。
いずれにせよ、社会人からパティシエになる場合には、未経験よりもしっかりと基礎的な技術を専門学校で身につけてから目指す方がよいでしょう。
今からやっておきたいこと
未経験の社会人からパティシエになるには、専門学校で学び基本的な技術や知識を身につけるのがおすすめです!
しかし、専門学校に通う以外にも、パティシエになるには実践しておいた方がよいことも。そこで、パティシエを目指す社会人の方におすすめの「今からやっておきたいこと」をご紹介します!
スイーツ研究
1つ目はスイーツの研究です。尊敬するパティシエやショコラティエが運営しているパティスリーやカフェに足を運び、色々なスイーツやケーキを食べ比べてみましょう。就職後は忙しく、あまりお店を回れない可能性もありますので、早い段階から研究するのがおすすめです。
スイーツの見た目・味はもちろん、どの様な作り方をされているのかや原材料、価格、さらにはお店の内装・外装やディスプレイの仕方なども合わせて確認してみましょう!
お菓子作りという点だけでなく、コストパフォーマンスやお店の雰囲気づくりも学んでおくことで、いつか自身で独立開業した時の参考にできるはずですよ。
トレンド研究
スイーツのトレンドも移り変わります。しっかりと今人気のスイーツをチェックしておきましょう。
近年はSNSに人気のスイーツやお菓子の投稿が溢れていますから、こまめに確認し、可能であれば実際に食べてみるのもおすすめです。
トレンドを研究する際には見た目や味、パッケージなどを確認してみるのがよいかもしれません!お店の情報であれば、実際に行くのと同様に雰囲気なども確認しましょう。
実際に作ってみる
研究も大切ですが、同様に手を動かして自分でスイーツを作ってみることも大切です。好みの味を再現したり、見た目を意識したお菓子を作ってみたり、実際に自分でスイーツを作ってみてください。
手を動かし練習することで、研究したことが実になるほか、少しずつ技術が身についていくはずですよ。
専門学校の選び方
社会人がパティシエになるために必要な知識・技術を専門的に学べる製菓の専門学校。全国に色々な専門学校がありますから、どこを選べばいいのか分からないという方もいらっしゃると思います。
最後に「パティシエを目指せる専門学校の選び方」をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①カリキュラムに魅力を感じるか
同じ社会人からパティシエを目指せる製菓の専門学校でも、学校ごとにカリキュラムは異なります。
自分が学びたいお菓子作りが学べる専門学校はどこかをしっかりと選びましょう!オープンキャンパスでは、実際の授業も体験できるので、設備なども見てみるのがおすすめです。
また、専門学校によっては製菓衛生士だけでなく調理師などの別の資格も同時に取得できる場合も。どんな資格を目指せるのかも同時に調べしましょう!
さらに、夜間部の有無も専門学校ごとに異なります。日中は働きながら夜に学びパティシエを目指したい社会人の方は、夜間部があるかどうかも確認してみてくださいね。
そして近年は通信学習とスクーリングを合わせた通信制課程を持つ専門学校もあるようです。夜間部と合わせてチェックしても良いかもしれません。
②社会人向けの制度の有無
専門学校には、高校を卒業したばかりの人だけでなく、キャリアチェンジを目指す社会人の方も多く在籍しています。そのため、パティシエを目指せる専門学校の中にも、社会人入試を設けている学校や、社会人向けの奨学金を用意している学校もあります。
社会人向けの制度がある専門学校であれば、受験の対策が楽になったり学費が少し軽減されたりと、パティシエを目指す難易度が少し下がりますので、ぜひこちらにも注目してみてください!
③資格や就職のサポートの手厚さ
専門学校の魅力は面倒見の良さ。資格取得に向けたサポートや就職支援などが充実しています。
自分が受けたいと思えるサポートや支援があるかを確認しましょう。
また、企業から専門学校に直接求人が届く場合も。最近の卒業生の就職実績などを確認しておくと、自分がパティシエとして働きたい場所へ就職できる可能性があるか判断できます!
まとめ:パティシエを目指せるおすすめの専門学校
社会人からパティシエを目指す方も一定数いらっしゃいますが、知識や技術がない状態で目指すのは大変です。未経験からパティシエになるには、しっかりと製菓を学べる学校で学んでから目指しましょう。
パティシエを目指す専門学校を選ぶ際には、オープンキャンパスや学校説明会などの進路イベントへの参加がおすすめです!
色々な専門学校を比べながら自分に合った学校を選び、パティシエという夢への実現の第一歩を踏み出してみてくださいね。
東京製菓学校
圧倒的な実習量で一つを極められる専門学校!夜間部もあるので、パティシエになりたい社会人にもおすすめです。
洋菓子専科以外にも、和菓子や製パンを学べる夜間部も。パティシエやショコラティエ、カフェオーナーを目指せます。
パティシエを目指すには嬉しい実践的な設備環境も整っています。
学校情報
東京製菓学校
「プロ」を育てる「プロの学校」
所在地:東京都
日本菓子専門学校
全学科で洋菓子・和菓子・パンの基本を学べるので、それぞれの魅力を理解したうえでパティシエを目指せる専門学校!
少人数制なので、個々の実力を磨けるのも魅力です。夜間部はありませんが、1年制のパティシ技術学科があるので短期間でパティシエを目指したい社会人の方にオススメです。
学校情報
日本菓子専門学校
製菓・製パンのプロを育てる学校!
所在地:東京都
服部栄養専門学校
初心者でも安心の、ゼロから食のクリエイターを育むカリキュラム!国内外の超一流講師陣から直接学び、パティシエを目指せます。
さらに、長い歴史ときめ細やかなサポートが生む圧倒的な就職実績も魅力となっています。
1年間の昼間コースと夜間部があるので、パティシエを目指す社会人の方でも通いやすいでしょう。
学校情報
服部栄養専門学校
業界で活躍する卒業生が4万人を超える「食」の伝統校
所在地:東京都
名古屋スイーツ&カフェ専門学校
学内に併設された本格的なカフェ・パティスリー店舗を利用し、学生たちだけでオリジナルカフェを企画・運営できる専門学校!
圧倒的な実習量で技術が身に付くだけでなく、就職実績も高いという特徴も。夜間部はありませんが、実践的に学びながらパティシエを目指したい社会人の方におすすめです。
学校情報
名古屋スイーツ&カフェ専門学校
「ありがとう」と言われるパティシエ・カフェのプロになる。
所在地:愛知県
辻学園調理・製菓専門学校
洋菓子から、和菓子、製パンまで幅広いジャンルの製菓技術とセンスを磨ける専門学校!
基礎を反復しながら学ぶことで、技術を確実に習得できます。製菓衛生師と調理師免許を同時に習得できるダブルライセンスコースや、フランス校に留学できるコースがあるのも魅力です。
学校情報
辻学園調理・製菓専門学校
洋菓子・和菓子・パン、じっくり学んで製菓衛生師を目指すなら!
所在地:大阪府