図書館司書になりたい!
図書館で働くためには必ずしも資格は必要なく、無資格の方もいます。
それでも図書館司書が人気の理由があります!
図書館司書資格があるからこそ図書選定や企画などを任せてもらえることや無資格よりも求人数も給料も多いこと、図書館はつぶれる心配の少ない勤務先として非常に安定した場所だからです。
本好きな人からしたら落ち着いた環境で好きな本に囲まれているので、大変なこともありますが魅力的でしょう。
社会人や主婦になってから「資格を取りたい!」と思った方でも図書館司書は目指しやすく、年齢制限も試験もない国家資格です。
しかし、図書館司書資格を取得するには大学で必要な単位を取得するか、3年以上司書補として働く必要があります。これから図書館司書を目指したい社会人・主婦は最短で取得が目指せて大卒資格を得られる「通信制大学」がおすすめ!
今回は、「図書館司書になる方法」「通信制大学のメリット・デメリット」「通信制大学の選び方」を徹底解説します!最後に、おすすめの通信制大学も紹介します。最後までぜひ読んで参考にしてくださいね。
図書館司書になるには
この項目では図書館司書になる方法を解説します!
図書館司書は国家資格です。仕事内容は、図書館でカウンター業務や図書選定、発注、イベントの企画や運営などを行う図書館全般の仕事を担う専門職。
図書館に関する図書令は1899年に交付され、その7年後に公立図書館に司書が配置、司書課程の新カリキュラムは1996年に改正され、歴史の長い資格です。
図書館司書の勤務先となる図書館は、地域や種類によってニーズが異なります。その図書館の利用者が使いやすいように環境を整え、蔵書を選ぶことも大切な仕事です。
就職先は、公立図書館・大学図書館・企業図書館・学校図書館・病院内の図書館などがあります。どの図書館にも図書館司書は必要。
「図書館司書になりたい!」「資格が欲しい!」と思っている社会人や主婦の方の中には、大学を卒業していても、司書課程とは無関係の学部を卒業している人や高卒の方もいるでしょう。
大学や短大を卒業した人が図書館司書になりたい場合、資格取得可能な司書課程が設置された通信制大学に入学する必要があります。その際は1年次からではなく「科目等履修生」として入学し、必要な科目のみ履修して単位の修得ができます。
大卒資格のない人は、通信制大学に1年次入学することで、卒業時には「学士」と「図書館司書資格」が取得できます。
図書館司書になるためには、大学または短大卒業がスタンダードですが、資格取得ルートは主に3つあります。
1.大学・短大で図書館司書資格に必要な科目を履修し卒業して資格を取得
2.大学・短大を卒業後、司書講習を終了し資格を取得
3.3年以上司書補として勤務。司書講習を終了し資格を取得
通信制大学ではなく、2でもいいんじゃないかと感じた人もいるでしょう。しかし、司書講習はまとまった時間(2ヶ月)のある人に向いている方法です。仕事や家事、子育てと両立し無理なく資格を取得したい人はやっぱり「通信制大学」がおすすめ!
次の項目では、図書館司書資格のために「通信制大学で学ぶメリット・デメリット」を解説します!
通信制大学で学ぶメリット・デメリット
ここまで資格取得ルートは3つあるとお話しました。
この項目では、通信制大学で図書館司書資格を目指すメリットとデメリットを徹底解説します!
メリットは3つ!
1.自分のペースで学べる
図書館司書資格取得のために通信制大学に行く最大のメリットは「自分のペース」に合わせて自宅学習ができることです!
大人になってから新たな道に進むとき、不安になるのは当然でしょう。お金のこと、家庭のこと、仕事のこと、色々と考えなければならないことはあります。
通信制大学ならご自身の生活リズムに合わせて学習ができます。時々スクーリングもありますが、社会人のために土日や夜間に行う通信制大学もたくさんあります。これまでの生活をある程度守りながら勉強を可能にできるのは「通信制大学」です!
近年ではeラーニングシステムを使ってスクーリングしなくても取得できる講座も増えていますよ。
2,最短1年で取得可能
司書講習は2ヶ月間なので、短く感じる人もいるでしょう。しかし朝から夕方まで通学する必要があります。講習実施会場も全国に10数か所ほどです。
通信制大学なら、自分の勉強できる時間でいいので朝から夕方まで通学する必要はありません。また、大学や短大を卒業していれば、通信制大学で図書館司書に必要な科目を取得すればいいだけなので、最短1年で卒業できます。
3.就職先が広がる
図書館司書の求人は学歴も重視されます。高卒や専門卒で司書補からでも図書館司書になることはできます。ただし、求人のなかには「大卒」と記載されたものも。
就職先の幅を広げるなら、通信制大学がおすすめです!スクーリングもできる人は大学内図書館の実習で実践的に学ぶことで、就職後のイメージもしやすくなります。
デメリットは2つ
1.学費がかかる
通学制の私立大学より、通信制大学の方がはるかに安いですが、学費はかかります。金銭面が心配な方は奨学金制度や教育ローンなどが使えるかをチェックしておきましょう。
2.継続する意思が必要
通信制大学は自宅学習がほとんどです。家族の理解やデスク周りなど自宅の学習環境は重要になります。また、課題が難しい場合や疲労が蓄積されると、モチベーションも下がります。マンツーマンサポートを受けたり、仲間を作ったりすることで挫折しにくくなる工夫をしましょう!
学校を選ぶポイント
この項目では、通信制大学の選び方を解説します!
入学してから後悔しては遅いので、ここのポイントを抑えつつ資料請求で概要の確認をすることは大切です。疑問が見つかったら問い合わせするのもいいですね。自分に合う通信制大学をみつけましょう!
①学費
学費の心配がない人は重視しなくてもいいですが、なるべく安い方がいい方も多いでしょう。奨学金制度も確認しておくといいですね。ただ、せっかく通信制大学に時間を使って進学するので、学費が安いことも大事ですが、学びたいことが学べるか自分にあっている大学かを考えることも大切です!
②授業・試験方法
スクーリングの必要の有無や頻度、会場と通学距離は必ずチェックしましょう!
近年、大学キャンパス以外に主要都市を中心とした各地でスクーリングを行う通信制大学も増えています。また、eラーニング(インターネット)システムを使っている通信制大学もありますよ。仕事や家事と両立しながら学びたい人にとっては授業方法を確認しておくことは重要です。
気を付けたいことが1つ!
入試も授業もオンラインだったけど、定期テストはキャンパスに行く通信制大学もあります。授業だけではなく、定期試験や課題提出の方法も確認しましょう。
③サポート体制
上の項目でも話したように、通信制大学の学びは意欲を維持し続けられるかが卒業までの鍵を握ります。学習サポート体制、質問や相談のしやすい環境が整っているかもチェックしましょうね。
おすすめの通信制大学を紹介!
図書館司書を目指すには、司書補を3年以上行うか通信制大学に行く方法がありました。
時間や負担を比較的抑え、サポートを受けながら実践に強い図書館司書になるには通信制大学がおすすめです。
令和からスクーリング会場だけではなく、webスクーリングも開始した通信制大学もあります。
大学や短大を卒業していれば、科目等履修生制度を利用して編入学も可能なのでその分費用も抑えられます。ネット上にはおすすめの通信制大学ランキングなどもありますが、順位を気にして入学後に後悔しては遅いです。ご自身の生活スタイルにあった通信制大学を選びましょう。
最後に、おすすめの通信制大学をご紹介します!
資料を見て、疑問も問い合わせて解消し、図書館司書になるための「自分に合う通信制大学」を探してみてください!
(なるには進学サイトに登録がある専門学校・スクールは、名前をクリックすると学校ページに飛ぶことができます!資料請求も無料なので、よろしければ気になる専門学校・スクールをチェックしてみてくださいね。)
近畿大学
卒業までに必要な学費(概算)※1年次入学:約80万円
スクーリング会場(都道府県):北海道、宮城、東京、大阪、愛知、広島、福岡、沖縄
特徴:図書館司書取得希望者に人気の高い通信制大学!図書館司書コースだけだと通学不要。正科生として資格取得しながら大学卒業が目指せます。
聖徳大学 文学部
卒業までに必要な学費(概算)※1年次入学:約61万
特徴:図書館情報学専門コースのある数少ない通信制大学!他のコースでも図書館司書は取得可能なので、他の資格と合わせて取る人も。Webスクーリングもありますが、実践的なスクーリングが特徴です。
八洲学園大学 生涯学習学部
スクーリング会場(都道府県):なし
特徴:一度も通学せずに国家資格が取得できる通信制大学。電話でのサポートが平日9時から21時30分、土日祝日も9時から17時まで行われ、就職支援もしてくれます。
佛教大学 教育学部
卒業までに必要な学費(概算)※1年次入学:約90万円
スクーリング会場(都道府県):京都、愛知、福岡
特徴:関西最初の通信制大学。教養講座が充実!個別面談やメールなどのサポート体制も整っています。
ほかには放送大学も有名です。