通信制大学のメリットやデメリットとは?

通信制大学のメリットやデメリットについて

通信制大学が最近話題になっていますが、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

通信制大学に通うことで、社会人になってからも特定分野を学び直すことができるのがメリットです。人によっては社会人になったら大学時代に専攻した分野以外の業種に就くことがあります。例えば大学では歴史を学んでいたのに、経営に携わるようになることもあります。または心理学を専攻していたのに経理に配属されることもあります。

そんなときに現場で必要な知識を独学で学ぶのではなく、体系的に学ぶことができるのが通信制大学です。

通常であれば独学で学ぶ必要がありますが、通信制大学に通うことで仕事に必要な知識を自宅にいながら習得できるので、忙しい社会人にとってはとても便利です。

社会人の場合であれば学生のときと違って時間的な制約があるためにどうしても資格一つ習得するにも大変です。

会社に通いながら就業後に専門学校に通うのは至難の業と言ってもいいでしょう。専門学校に通うだけでも体力的にハードですし、さらに予習復習に追われてしまうこともあります。夜間の大学に通う場合であれば、終わるのが夜遅くになるので地方に住んでいる場合だと帰宅したときにはプライベートの時間がほとんど残されていないこともあります。

通信制大学は自宅学習をするということなので、自己管理が必要になるというデメリットがありますが、実際に学校に通うよりも時間的体力的なハードルは低いことがメリットになります。

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通信制大学のメリットやデメリットを知ることが大事

就業後に大学に通って学ぶことも必要な知識を習得するための一つの手段ですが、仕事が忙しくて通うことができないとせっかく入学しても留年してしまうことがあります。

大学生活の基本は授業に出席することなので、突然残業になったときには授業に出席することが困難になります。一方通信制大学であれば基本自宅での学習なので出席できないということはありません。自分のペースで学習できます。

ただ、周りには同じ目的を持っている仲間がいるので、学校に通うことでそういった仲間と出会うことができますが、通信制大学の場合は一人で学習することになるのでモチベーションを保つことが難しくなるときがあります。手軽さがメリットですが、同時に自分をきちんと律することができない人にとってはデメリットになります。

通信制大学に入学することにより、自宅で楽に学習できると思っている方がいるかもしれませんが、入学は楽でも卒業することは難しいのがデメリットです。卒業が困難というのは勉強の内容だけでなく、そもそもきちんと学習を続けることができるかどうかや、カリキュラムをきちんとこなすことができるかどうかが最大の難関です。したがって、入ると決めたらきちんと計画的に学習を進めていき、疑問点が生じたらすぐに相談するようにしましょう。

自宅で学習するとどうしてもだらけてしまう可能性があります。通常の大学に通うことに比べるとこの点に不安を感じる人もいますが、メリットとデメリットをきちんと理解した上で入学すれば問題ありません。例えばテレビを付けたり音楽を聴いたりすることなく集中して勉強したり、図書館に通ったりすることが大事です。

【通信制大学に通うデメリットについては、コチラの記事を参考にしてください】
<<通信制大学のデメリットを克服できる人とは?>>

通信制大学に通って資格取得をしよう

通信制大学のメリットの一つとして、通常の大学よりも学費が安い点があります。したがって、家計に負担をかけることが無いので専業主婦でも頑張って貯金すれば入学できるくらいのお金は貯まります。結婚するとどうしても自分のためにお金をかけることができなくなりますが、通信制大学であればその心配もなく自宅で学習もできるので育児をしながら学ぶことができます。
また、役立つ資格を習得することができるのもメリットの一つです。どの資格を目指すのかにもよりますが、カリキュラムをこなすことで資格が習得できるくらいの学力を身につけることができるので、将来的に転職を考えている方にとっては自宅学習ができる通信制大学はとても便利です。実際に入学するときには、ネットで調べて自分の希望しているカリキュラムが組まれているかどうかを確認してから入学しましょう。

ただ、いくら良い通信制大学でもきちんと習得できるかどうかは自分次第です。きちんと目標を持って入学しないとせっかく入学しても宝の持ち腐れになります。まずは資料請求を行ってそこがどのような学校なのかを確かめ、それでも不安なら実際にメールや電話して問い合わせるといいでしょう。そのときの対応が良ければ入学してからも親切に対応してくれることが期待できます。

また、サイトから探すときには、将来目指せる職業や取得できる資格なども参考にして選ぶと効率的です。情報量が多いサイトから選ぶと色々と比較検討できるので、できるだけ多くの学校が掲載されているサイトを見るようにしましょう。