社会人の方の再進学先として人気の通信制大学。しかし、「入学際の入試が不安…」と感じている方もいらっしゃいますよね。
結論から言いますと、ほとんどの通信制大学は入試がありません。
入試がないため、学力に不安を抱えている方でも挑戦しやすいところも、通信制大学の魅力の1つとなっています。
また、現在入学や編入を考えている方は、入試の有無だけでなく、手続きや入学までの流れも気になるのではないでしょうか?
今回はそんなお悩みを解決すべく、「通信制大学の入学方法」をわかりやすく解説していきたいと思います。
さらに、「メリット・デメリット」や「入学後に後悔しないためにしておきたいこと」など、通信制大学選びに欠かせない情報満載の記事になっていますので、通信制大学への進学を検討している方は、是非ご一読ください。
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通信制大学とは
通信制大学とは、在宅で学ぶことができる大学の一形態です。通学制の大学と同様に様々な学部や学科(コース)の中から自分の興味のある学部を選んで学びます。
通信制大学は、受け取った教材での自習をメインのため自分のペースで学びながら、通常の大学同様の学士の学位を取得が可能です。
年に数回指定会場へのスクーリング(通学)が発生する場合が多いですが、最近はオンラインスクーリングを導入し、完全に通学不要で卒業が可能な通信制大学も。ライフスタイルに合わせて学べるため、仕事や家庭との両立がしやすくなっています。
学費も一般的な大学に比べて通信制大学の方が安価な場合が多く、経済的な負担を減らせるのも魅力です。
通信制大学の入学方法や学習スタイルについては、各大学のウェブサイトやパンフレットで詳細を確認することができます。
年度によってスクーリングの状況が変わる場合もありますので、必ず2023年度の最新情報をチェックしましょう!
入試なしで入学できる!
一般的な大学は学力を試す難しい入試があるため、「通信制大学の入学時にも入試を受けないとダメなのでは…」と不安に感じていらっしゃる方もいるかもしれませんが、通信制大学には基本的には入試がありません。
通信制大学は入試ではなく、選考+志望動機などの簡単な小論文のみで、高校卒業後すぐ入学できます。
一部の通信制大学で入試代わりの適性検査や面接を受ける場合もありますが、一般的な大学入試のような難関試験ではないため安心して大丈夫でしょう。
大学受験で学力入試を避けたい高校生はもちろん、勉強にブランクがあり入試対策が必用になる社会人の方にとっても、書類選考で入学できる通信制大学はありがたいですよね。
手続きもオンラインで行えるため、忙しい人や遠方に住んでいる人にとっても非常に便利です。
入試がない通信制大学の出願から合格までの流れ
入試なしで入学可能な通信制大学。入試がないのは安心ですが、出願から入学までの方法も気になりますよね。
そこでここでは、出願から入学までの手順をご紹介します!
ぜひ、通信制大学で学びたい方は、出願から入学までの手順を確認してみてください。
【入学までの流れまとめ】
①資料請求 → ②募集要項の確認 → ③出願書類の準備 → ④郵送 → ⑤合否連絡
大学により流れが変わる部分もありますが、基本的に入試はなく、書類選考で合否が決まります。
入試の対策が不要なのはもちろん、難しい手続きはありませんのでご安心ください。
資料請求
まずは、各通信制大学のウェブサイトから入学要件や学費、カリキュラムなどの情報を調べましょう。
気になる通信制大学を見つけたら、資料請求でパンフレットを入手します。何校かを比較検討し自分にあった通信制大学を選んでみてくださいね。
募集要項の確認
資料請求後は、募集要項の確認をしましょう。
通信制大学ごとに授業形態やスクーリングの回数などそれぞれ異なりますので、自分のライフスタイルに合わせて考えてみてください。
通信制大学によっては、最終学歴の確認が必要な場合もあるので、出願書類の詳細もここでチェックします!
また、入学の時期や出願できる期間が定められている通信制大学もあるので合わせて確認するのがおすすめです。
出願書類の準備
次に、出願書類を準備します。
・志願書
・写真
・卒業証明書
・住民票
などが必要になる場合が多いようです。
郵送
本学指定の封筒にて郵送します。
出願期間など締め切りがある場合は、余裕を持って行いましょう。
中には郵送ではなく、オンラインで出願できる場合もありますよ。
合否連絡
書類を提出したら合否連絡を待ちますが、書類に不備がない限り書類選考で不合格になることはありません。
学習開始に向けて環境を整えるなど、準備を始めておくとよいかもしれません。
合格通知が届いたら、入学手続きを行います!入学手続きには、入学金の支払いや必要な書類の提出なども含まれます。
入学手続きが完了したら、通信教育の授業が始まるまでの期間を利用して、必要な教材や学習環境の準備を進めましょう。
通信制課程のメリット・デメリット
全国各地から在籍し、自分のペースで大卒を目指せる通信制大学。そんな通信制大学への理解を深めるには、メリット・デメリットを理解することも大切です。
この項目では、通信制大学のメリット・デメリットをご紹介します!
通信制課程で学ぶメリット
①入試なしで入学できる
通信制大学は入試がないため入学までの難易度は低いというメリットがあります。勉強が苦手な方や、試験勉強への時間が取れない方でも大学で学びやすくなるでしょう。年齢や学力などが気になる方でも挑戦しやすいのもメリットの1つです。
また、通信制大学の中には有名大学の通信課程も。偏差値が高い大学への憧れがある場合も、入試が不要なため簡単に入学が可能です。ただし、入試がないといっても自主学習がメインとなる通信制大学を卒業するのは大変出るから、目的意識を持って入学するようにしましょう!
②ライフスタイルに合わせて学べる
通信制大学の講義は、オンラインで動画を見る形式が主流なため、仕事終わりや休日など、都合がいい時間に学習することが出来るので、自分のペースで無理なく学ぶことができます。
③資格や教員免許も取得できる
国家資格の中には、大学で特定の科目の履修をしなければ取得できないものがあるため、興味のある資格があるのであれば通信制大学で学ぶこともおすすめです。
④大卒資格が手に入る
通信制大学は、卒業することが出来れば「学士号」が授与され、大卒となります。
しっかりとした学歴となりますので、職業選択の幅が増え、就きたい仕事に挑戦しやすくなります。
⑤学費が安い
通常の4年制大学でかかる学費は、私立大学で500万円程度となっています。
それに対し、通信制大学はその半額以下で通えるところも多く、経済的に負担も少ないです。
通信制大学は、学費が安いのも大きなメリットです。
通信制課程で学ぶデメリット
①モチベーションの維持やスケジュール管理が難しい
通信制大学の授業は、基本的に自習のためモチベーション維持が難しいというデメリットがあります。さらに、仕事がある中でプライベートの時間を削り学習するわけですから、スケジュールの管理も大変です。
しかし、しっかりと目標を持って通信制大学へ入学することで、モチベーションは維持しやすくなります。あとは、通信制大学を卒業するという強い意志をもってスケジュールを管理していきましょう!
②学歴が正しく評価されない場合もある
中には「通信制大学は学歴にならい」「通信制大学だと就職で不利になる」という噂を聞いたり投稿を見かけたりした方もいるのではないでしょうか。しかし、通信制大学を卒業すれば通学制の大学と同様の学士を得られるので、しっかりと学士の学位を取得できるので大卒扱いになります。
では、なぜ「正しく評価されない」というデメリットがあるのかというと、「入試がないため通信制大学は簡単」と誤解をしている人がいるためです。
これにより一部の学歴を重視する大手企業などへの就職は少し不利になる可能性もありますが、入試がないとはいえ卒業率が低い通信制大学を卒業できるのはすごいことです。正しく評価してくれる企業もたくさんあるほか、本当に努力をしたからこそ卒業できたことをアピールできればメリットに変えられる場合もありますよ。
キャンパスライフが存在しない
通信制大学は自習がメインとなるため、一般的な大学生に憧れる方にはキャンパスライフがないこともデメリットになるかもしれません。
しかし、スクーリングで通信制大学の生徒同士で交流があったり、SNSで繋がったりと交流は可能なようです。また、キャンパスの一部の施設を使用できたり、スクーリングを多めに設定できる通信制大学もあります。キャンパスライフに憧れる方も、そういった通信制大学を選ぶとデメリットを感じにくくなるはずですよ。
入学後に後悔しないためにしておくべきこと
通信制大学は入学のハードルが高くないとはいえ、卒業できなければ意味がありません。
通信制大学入学後に後悔しないためにも下記の3つのポイントを押さえておきましょう。
①自分に合っているカリキュラムか確認する。
進学する通信制大学が、自分に合ったカリキュラムや学習形態となっているかを確認しておきましょう。
特に、スクーリングの有無については注意が必要です。
スクーリングの場合、通学費用がかかってしまうだけでなく、仕事を休む必要も出てきます。オンライン授業だけで完結させたいのであれば、スクーリングがない通信制大学を選んだ方が良いでしょう。
②自分自身の目標や将来のキャリアを明確にする
目的がはっきりしないまま通信制大学に入学してしまうと、学習を続けるのが難しく後悔してしまうかもしれません。「通信制大学で何を勉強したいか」「何を目指しているのか」など、目的を明確にしましょう。通信制大学は自主学習が中心のため、モチベーションの維持が必要です。具体的な目標を持つことで、勉強の意義ややりがいを感じることができます。
通信制大学卒業まで学習に集中できるように何度も入学の目的を明確にしましょう。
③学習スケジュールを立てる
通信制大学では自由な時間に学べますが、計画的に学習時間を確保する必要があります。
自分の生活リズムに合わせて固定の学習時間を設けるなど、自己管理の方法を見つけましょう。
また、学習環境の整備も大切です。通信制大学ではパソコンやインターネットが必要不可欠ですので、集中して学習するためのスペースと共に、十分な学習環境を整えておきましょう。
最後に、周囲のサポートを受けることも大切です。
通信制大学では学校のサポートや仲間との交流が限られる分、家族や友人の理解や協力を得ることで学習へのモチベーションが高まるかもしれません。
また、同じ通信制大学の学生と交流する機会を作るのもおすすめです。
これらのポイントを押さえながら、通信制大学で充実した学生生活を送りましょう!
まとめ:入試不要の通信制大学で大卒を目指そう!
自分のペースで学べる通信制大学。大学といえば難しい入試を想像する方も多いですが、通信制大学は入試なしで入学が可能です。
通信制大学でも学びは自習がメインのため自己管理能力が必要不可欠です。しかし、入試がないことで学びたいと感じた時に受験対策期間を挟まずカンタンに学習を開始できます。
中には、春入学と秋入学で二回学習を開始できる場合もありますので、ぜひ思い立った時に情報を収集し、気になる通信制大学を探してみてくださいね!