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進路が決まらない人へ!まだ間に合う進学先や選ぶ際の注意点をご紹介

「受験間近になったけど、対策が間に合わない」
「志望校に落ちてしまいそう」

そんな理由から、「進学を諦めたほうが良いのではないか…」と考えてしまう人も多いですよね。

本来、秋までに進学先を決めておくのが良いとされている進路ですが、結論から言えば今から目指してもまだ間に合う進学先は多くあります。

そこで今回は、「まだ間に合う選択肢4つ」「各選択肢に向いている人の特徴」「まだ間に合う選択肢を選ぶ時に注意すべきこと」をご紹介!

選択肢やそのメリット、注意点などを理解すれば、進学はまだ間に合うので大丈夫です。

まだ間に合う進学先の候補が知りたいという方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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まだ間に合う!進学先の選択肢4つ

志望校の受験に間に合わない…そんな不安を抱えていると、勉強にも身が入らなくなってしまいますよね。

また、中にはまだ間に合う進学先があると知らないことで、絶望している人もいると思います。

しかし、今からでもまだ間に合う進学先の選択肢は多くあります。

思い切って進学先をまだ間に合う学校へ帰るのもアリですし、滑り止め校の選択肢として情報を持っておくだけでも気が楽になるのではないでしょうか。

そこでこの項では、今からでも間に合う進学先の選択肢についてご紹介します!

まだ間に合う選択肢①同じ学部系統の私立大学

1つ目は、今目指している学部と同系統で、今の志望校よりも偏差値が低い私立の大学という選択肢があります。

国公立や、1校だけに志望校を絞って勉強してきたけれど、合格できるか分からなくて不安という方におすすめの選択肢です。

同系統の学部であれば同じような内容の学問を学べる可能性があるのはもちろん、受験に必要な教科も変わらず難易度だけが下がる可能性が高いです。私立の大学であれば、1月中旬まで願書を受け付けている学校もありますので、まだ間にあう学校もあるのではないでしょうか。

ただし、志望校と試験日がかぶっていないかなど、確認しなければいけないというデメリットも。また、試験直前だと学校見学にも行けないことから、通学制の大学に拘りがある方以外には、あまりお勧めの選択肢ではありません。

また、附属の短大がある四年制大学を目指していた場合には、レベルを下げた私立ではなく、附属の短大に入学してから三年次編入を狙うという方法もアリです。

まだ間に合う選択肢②専門学校

まだ間に合う進学先の有力候補が専門学校。専門学校は就職をゴールに、2~4年で1つの分野に特化した技術と知識を習得します。

業界とのパイプが太いことで、現役で活躍するプロの授業が受けられたり、直接企業から求人が届いたりと就職に強いのが特徴です。資格取得のサポートなども手厚く、素人からでもその道のプロを目指せる進学先となっています。

しかし、大学のように自由に履修登録はできず、高校までと同じように時間割に沿って2年間学ぶので、大学よりも少し忙しくなる可能性が高いです。

 
願書の受付や受験は3月の末ごろまで受け付けられている場合が多いので、すべて大学が落ちてしまった場合などでもまだ間に合う進学先の候補となっています。

ただ、一部の人気校に関しては途中で定員が埋まってしまったり、倍率が上がってしまう可能性があるのでまだ間に合うと油断はせず、情報収集は怠らないようにしましょう。
また、大卒以上が条件の求人の場合、専門学校を卒業しても応募できないので要注意です。

まだ間に合う選択肢③通信制大学

自習+年数回のスクーリング(通学)で卒業を目指す正規の大学教育課程の通信制大学も、まだ間に合う進学先の1つです。卒業すると大学と同様に学士の学位を取得できます。
こちらも入学ギリギリまで出願を受け付けているので、受験終了後でもまだ間に合うでしょう。

 学部の種類も多いので色々な選択肢があるほか、書類選考で入学が可能なので難しい入試もありません。(学校によっては志望理由の作文や分野に関する簡単な小論文が発生する場合もあります。)

しかし、自習がメインになることからスケジュール管理ややる気の維持も自分で行う必要があるという難点も。
まだ間に合うからと軽い気持ちで入学をしてしまったら、勉強が辛くなってしまった…という悲劇を避けるためにも、興味のある学部や授業の形式を見極めて入学する必要があります。
また、通信制大学の中には学習相談などのサポートを受けられる学校もあるので、不安な場合にはそういった学習サポートがある通信制大学を進学先に選ぶのがおすすめです。

まだ間に合う選択肢④留学

まだ間に合う選択肢の中には留学もあります。アメリカやカナダ、オーストラリアなど、留学先として人気を集めていますよね。
海外の大学は9月入学なので、語学が得意な人であれば頑張って準備をすれば9月までにまだ間に合うでしょう。
現在はグローバル化も進み、英語ができる国際的に活躍できる人材は重宝されますから、良い選択の一つです。

しかし、留学は学費が高いというデメリットも。また、海外の大学に入学・卒業できない場合には国内に戻ってきても大卒以上の求人には応募できないため、高額な費用をかけて留学をしても就職に活かせない可能性もあります。

進学先に海外の大学を選ぶ際には、必ず大学を卒業できるよう準備を勧めましょう。

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4つの選択肢が向いている人の特徴

前項では、まだ間に合う進学先の候補を4つ紹介しました。しかし、今まで視野に入れていなかった選択肢の場合、どの進学先が自分にあっているか分かりませんよね。
そこでこの項目では、まだ間に合う進学先である「私立の大学」「専門学校」「通信制大学」「留学」に向いている人の特徴をそれぞれご紹介します!

「決まっているから注意することだけ知りたい!」という方はまだ間に合う選択肢を選ぶ時に注意すべきことからご覧ください。

①志望校より偏差値の低い私立の大学に向いている人の特徴

 まだ間に合う進学先の1つである私立大学。国公立にチャレンジするつもりが共通テストの結果が振るわなかった方や、推薦入試で失敗してしまった方、そして一般入試で志望校に向け準備していたけど準備が間に合わなさそうな方におすすめの選択肢です。

既に受験のために準備をしてきた人であれば、志望校のレベルを下げることで現役合格を狙えます。

国公立を目指していた方にとっては学費が高くなってしまう部分がネックではありますが、学校独自の奨学金が用意されている大学もあるので、進学先の情報をチェックしてみましょう。

②専門学校がおすすめの人の特徴

まだ間に合う選択肢のうち、専門学校がおすすめなのは目指す職業や資格が明確な人です。
中には大卒でないと受験資格がない資格や応募できない求人もあるものの、多くの資格は専門学校からでも目指すことが可能です。

専門学校はその道のプロを育てる養成校であるほか、業界との繫がりがあり就職に強いのも特徴です。

進学校の方は専門学校に抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、まだ間に合う進学先どころか、夢への最短ルートになる場合もあるのです。

さらに、入試が大学より簡単なので、「出願がまだ間に合うからって、受験の対策は間に合わないんじゃ…」と不安に感じる方も安心です。

また、大学編入を目指すコースがある専門学校もあるので、「大学に行きたいけど 浪人できない」という方は、まずはまだ間に合う専門学校の大学編入コースへ進学するのもおすすめです。

③通信制大学がおすすめの人の特徴

まだ間に合う進学先である通信制大学は、何か学びたい分野が明確な人や、「浪人や私立の通学制の大学は学費的に厳しいけれど大卒資格ほしい」そんな人におすすめです。

通信制大学は自習がメインとなることで施設利用料や人件費などが削減され、安い学費で卒業できます。
さらに、慶応大学や早稲田大学、日本大学などの有名大学の一部にも通信課程が設置されていることから、安い学費で有名大学卒の学歴を得ることも可能です。

ただし、自習であることからスケジュールややる気の管理が難しいほか、基本的にスクーリングは年数回なので通学制のような華やかなキャンパスライフはありません。
中には、ネット上で受講できるオンラインスクーリングで通学を一切せず卒業できる通信制大学もあるので、コツコツ好きなことを勉強したい方の方が向いている環境といえるでしょう。

④留学がおすすめの人の特徴

まだ間に合う進学先である海外の大学へ留学するには、英語力が必要不可欠。英語が好きだったり得意だったりする方で、どんな環境でも興味を持って取り組める方には海外の大学はぴったりのまだ間に合う進学先かもしれません。

 ただし、一定の語学力を得らない場合には、選択するのが難しい進学先でもあります。留学したいけど、対策が間に合わない…という場合には、留学制度がある専門学校等の選択も良いかもしれません。専門学校であればギリギリまで願書を受け付けているのでまだ間に合います!

まだ間に合う選択肢を選ぶ時に注意すべきこと

このように、進路が現時点で決まっていなくても、進学したい場合はまだ間に合います。
しかし、まだ間に合う内にと焦って決めてしまうと、入学後に想像と違っていた…という事態になってしまう可能性も。
時間がないのは確かですが、しっかり考えて決めるようにしましょう。

最後に、まだ間に合う進学先をえらぶとき注意すべきポイントをご紹介します!

①学びたいことと進学先の授業内容はあっているか

自分が学びたい学問や取りたい資格がある場合、変更した進学先でも実現できるのかを確かめておく必要があります。
しっかりとHPや学校案内などで事前に確認するようにしましょう。また、取りたい資格がある人は、「資格名 なるには」などのワードで検索し、学歴や学部などの条件がないかも確認しておくのが大切です。

②変更した進学先で卒業後の目標を叶えられるか

卒業したさらにその先の目標がある人は、進学先で目標を達成できるかを必ずチェックしましょう。まだ間に合うからと焦って専門学校に進学したら、就職したい企業の求人の応募条件が大卒以上だった…という可能性もゼロではありません。
企業が決まっている人は、その企業の新卒募集特集のページなどで、条件を確認しておくと安心です。

また、一部の職業を目指す場合、大学院まで卒業しないと資格が取れないものも。専門学校や短大では大学院の受験資格を満たせないので要注意です。

③進学先の学校の雰囲気は合っているか

進学先の雰囲気が自分に合っているかも重要ですよね。通学制の大学の場合は資料やHPで確認するしかありませんが、専門学校であれば毎月何らかの進路イベントを実施している場合が多く、現時点からの参加もまだ間に合うので、一度学校を見ておくのがベストです!
焦るお気持ちも分かりますが、せっかくまだ間に合うので一度参加してみると入学後のイメージをしやすいでしょう。

また、大学や通信制大学は入学前に質問などができる部署があります。たとえ受験ギリギリでも、何か気になることがある場合は気軽に問い合わせてみてくださいね。

④通信制大学へ進学する場合は、学習形態もチェック

まだ間に合う進学先として通信制大学を選ぶ場合は、授業の形式も大切です。
スクーリングの多さやレポートの提出形式、悩んだ時に相談できる環境があるかなどは必ずチェックしてくださいね。

自分に合った進学先を見つけよう!

この記事では、進路が決まらず焦っている方に向けてまだ間に合う進学先をご紹介しました!

どの進路を選択するにしろ、入学後のギャップを避けるためにはある程度の調査は欠かせません。
ホームページで2022年度の最新の情報をチェックするだけでなく、可能であればパンフレットなどの資料を取り寄せ、目を通してみましょう。ネット上でデジタルパンフレットをダウンロードできる場合もあります。

また、専門学校の場合は、オープンキャンパスや体験授業、相談会などを毎月開催している場合も。
専門学校へ進学する場合には、可能であれば事前に参加してみるのがおすすめです。進学を決める際の参考にしてくださいね!

この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

なるには進学サイトでは皆さんの進路相談にお答えしています。
2017年10月よりLINEを通じた進路相談を開始し、2022年6月にはLINEの友だち登録数は6,000人を突破。
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