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大学落ちても専門学校は間に合う!専門が向いている人・向いてない人

「大学落ちた…浪人しかない?」「浪人する経済的余裕がない」「1年間、勉強頑張れる自信がない」

大学落ちて人生終了した…と思う必要はありません!大学に落ちた高校生の選択肢の一つが専門学校。専門なら大学落ちてからでも入試に間に合うのです。

今回は大学落ちて、これからどうしようと悩む高校生や専門学校を検討中だけど間に合うか不安な人に向けて、「今から間に合う専門入試の注意点」「専門学校に向いている・向いていない人」「学校の選び方」について紹介します。

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大学落ちても専門学校の一般入試に間に合う!

後期入試の合否発表は3月後半ですが、それでも専門学校出願は間に合う!
専門学校の一般入試は出願自体が3/31まで受け付けているので十分間に合うのです。ただし、すべての専門学校が間に合うわけではないので注意しましょう。大学落ちて「浪人しようかな」と悩んでいるうちに、間に合うはずだった学校も定員が埋まったため募集終了となることがあります。また、選考日が3/25など31日より前に入試日を迎えるところもあるので、すべての専門入学に間に合うわけではありません。

定員が埋まりやすい学校

動物や美容などの注目ジャンル、調理師や医療系などの専門職を目指す専門学校は定員が埋まりやすいでしょう。間に合うことの方が少ないと考えられます。ほかには少人数制授業を実施している専門学校など、もともと定員数が少ない学校は間に合う可能性は低いです。

まだ間に合う学校のジャンル

このジャンル!というのはあまり関係ありません。情報系や芸能、デザインなどのジャンルも3/31までエントリー・出願ができるところもあります。ジャンルは関係ないと考えてもよいでしょう!

また、大学落ちて困っている全員が「専門職になりたい」とは限らないため、社会で役立ちそうなビジネススキルやIT技術などを学べる学校はギリギリまで受け付けているという話も聞きます。専門職を目指せる専門学校も、一般入試を数回に分けて行う場合がありますので、大学落ちてから興味のある分野の専門学校を積極的に調べても十分間に合うでしょう!

専門学校は間に合う!けれど、しっかり考えましょう

大学落ちたら、「人生終了だ」「これからどうしよう」と不安や焦りが出てきて当然です。だからこそ、焦って「入れる専門に入ろう!」は危険です。しっかり調べた結果、浪人や就職の方があっていることもあります。

専門学校の場合、ある程度の目標や目的を持って専門を選ばないと後悔してしまいます。大学落ちて不安だからこそ、これからの将来をしっかり検討するときなのです。

どのような生活を送りたい?

専門学校の2年制は特に忙しいと言われています。キャンパスライフを楽しむ友達と比較してしまうことも考えられるでしょう。一方で、専門は少人数制や近い目的を持った仲間と出会える場です。年齢層も同世代から年上まで幅広い場合もあります。大学とは違う友達作りが出来るでしょう!大学落ちて、気分が沈んでいると自分だけではなかなか決めにくい可能性もありますが、どんな生活をしたいかをしっかり検討しましょう。

間に合うからこその注意点

出願が間に合うとしても、入試方法を確認しないと大変なことになります。専門入試=書類や面接、とイメージする人も多いですが、学科試験や実技試験のある専門学校やコースもあります。

例えば、医療系なら国語や英語、理系科目の学科試験、保育や美術系なら実技試験など、一定の準備期間が必要になる可能性もあるでしょう。出願は間に合うとしても、準備が間に合わなければ意味がありません。日程や選考方法もしっかり調べておきましょう!

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大学落ちて専門学校が向いている人・向いていない人

大学に落ちてから、専門学校へ進路変更することは誰にでも合うことではありません。進路変更が向いている人と向いていない人がいます。

大学落ちて専門が向いている人

専門学校は専門職になるためだけの学校ではありません。ビジネススキルやITスキル、語学やマナーなど、社会人として必要な知識や技術を身につけられる専門学校もあるので、大学落ちても専門学校から一般企業の就職を目指すことも可能です!ここでは大学落ちて専門学校へ行くことが向いているパターンを紹介します。

・大学進学にこだわりがない

「とりあえず大学には行こう」と受験した人や、自分のやりたいことは大学に行かなくてもできそうな人は、スキルを身につけるための専門学校進学は向いています。

専門なら、同年代よりも2年早く就職できるため、それをメリットに感じている先輩も多いようです。

・浪人できない事情がある

進路の神様公式LINEにも、金銭面を理由に進学を諦めるか悩んでいる人や奨学金は出来れば借りたくないと考えている人のご相談も多くあります。家庭の事情で浪人できない場合、専門に行き早めに就職する人もいるそうです。

・就職したい

専門は特定の業界に限りますが、就職サポートが手厚く、大学よりも就職率の高い場合もあります。学校だけではなく、講師や先輩も業界との繋がりがあるので、就職したい人は専門学校もあっているでしょう。

・専門でも目指せる資格を希望

医療や福祉、IT系や栄養、調理・パティシェ、公務員など、専門学校ではあらゆる資格や免許を目指せます。民間の資格でも、講座を開設している学校もあり、独学で目指すよりも取得しやすい可能性があります。

また、自動車系やブライダル、映像編集など専門学校ならではの特化したコースが充実しているのも専門の魅力の一つです。大学でしか目指せない資格を希望していなければ、専門学校も選択肢に入れてみましょう。

・専門知識を身につけたい

専門分野の勉強が中心となるため、確実に専門性が身につきます。実践的な授業も多く、2・3年制は忙しいですが、予習復習や自ら学ぶ時間も作ることでさらに専門性に磨きがかかるでしょう。

・編入を目指したい

このあと紹介しますが、編入のためのコースを設置しているところもあります。大学落ちても「大学を諦めるよう」と決めつける必要はありません。編入に特化したコースで、編入を目指す仲間と共に学生生活を送ることができます。また、特化したコースではなくても語学や情報系の学校で学びながら編入を目指す先輩もいます。この場合、途中で編入をやめるという選択肢もとりやすいでしょう。

大学落ちて専門が向いていない人

一方で大学落ちて専門は向いていないパターンもあります。例えば、「絶対に行きたい大学がある」「教員志望」「教養科目の勉強がしたい」「なんとなく専門でいいか」という人は向いていないでしょう。
絶対に行きたい大学があるなら浪人して来年目指す方法もありますが、専門学校でも卒業後に大学へ3年次編入すれば大卒も目指せます!「とりあえず」「なんとなく」という理由でなければ、編入やスキル獲得を目的にして大丈夫です。大学落ちてからでもまだ間に合うので、全落ちしても専門学校受験を諦める必要はありません。

どんな専門学校がいい?【これから始める専門選び】

これまで大学受験のために頑張ってきた高校生は、専門学校のことを知らなくて当然です。「どんな専門学校がいいの?」「大学と専門学校の受験はどう違うの?」など、全落ちした多くの高校生が気になる疑問を解説します。

興味のある学校を調べよう!

まずはバラバラのジャンルで大丈夫なので、興味のある専門学校を調べましょう。何も情報がない状態では、選ぶことはできません。専門学校へ行くと決めたなら、自分自身で専門学校の情報収集をしましょう。最初から直接仕事につなげようと意識せずに、色んな専門学校を調べてみてくださいね。

>>これから進路変更でも間に合う専門学校はコチラ

専門学校のジャンル例

「動物・植物」「美容・エステ」「保育・福祉」「スポーツ・健康」「医療」「調理・製菓・栄養」「公務員・法関係」「ビジネス・経営系」「国際・語学」「ブライダル・ホテル」「エアライン」「俳優・声優」「音楽・運営・映像」「デザイン・イラスト」「写真・芸術」「ファッション」「パソコン・情報」「整備関係」「建築・インテリア」など

大学編入コースのある専門学校もあり!

はじめから大学編入を視野に専門学校へ行く選択肢もあります!語学や法律、商経などのコースもあるので、大学編入や編入後の勉強にも役立つ知識を得られるでしょう。ただし、定員数が少ない場合もあります。間に合うとのんびり考えていたら、試験日が終っている可能性もあるので「編入コースへ行く!」と決めたら、早めに準備をしましょうね。

3年次編入の方法とは?

全ての大学ではないですが、専門学校在学中に編入学試験を受験し、合格すると次の春から大学2年生もしくは3年生として大学に編入できるそうです。多くの大学は「修業年限が2年以上、総授業時数が1,700時間以上又は62単位以上を修了した者」が受験可能です。編入試験は2年生の夏から冬にかけて行われるので、在学中に受験できます。

ただし、中退など条件を満たせない場合は受験できないため注意しましょう!調べてもよく分からない場合は、入学予定の専門学校や志望大学に問い合わせてみてくださいね。

ビジネス系や公務員、語学関連もおすすめ

先ほど紹介した通り、専門学校は専門的な資格を取得する以外にも、スキルを身につけるための専門学校もたくさんあります。例えば、パソコンスキルやビジネス・経営、経理や簿記、語学の勉強ができる専門学校など社会で活かせるスキルが得られるところもあるのです。

専門職希望ではない人にも、合っている専門学校はあります!短期間で実践的なスキルを身につけられる専門学校は、大学落ちて気分が沈んでいる高校生の希望の道になるでしょう。

大学落ちても専門は間に合う!

大学落ちても、専門入試は間に合います。ただし、すべての専門ではないことと、入試日程が間に合うとしても「なんとなく」で決めないこと、目的を持つことは忘れないでください。

専門学校は、特定の分野の基礎知識から専門知識まで得られるほか、就職後に活かせる実践経験も積めます。同年代から社会人経験のある人まで様々な仲間と共に勉強もできますし、第一線で活躍する講師から直接教わる機会も期待できます。大学落ちてメンタルが不安定になっているあなたも、将来に向けて少しずつ気持ちを切り替えていきましょう!
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この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

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