通信制高校

オープンキャンパスで質問しよう!具体例やチェックすべき点を解説

大学・短大や専門学校のことを深く知りたい方にはもちろん、進路に悩んでいる人にもおすすめのなのがオープンキャンパス!

オープンキャンパスは各学校が高校生や入学希望者に対して自校のことを知ってもらうために開催するイベントです。
HPや資料を見るなかで生まれた質問はオープンキャンパスに参加して解消するのがおすすめです。

ですが、どんなことができるかや、いつ質問をすればいいのか、そもそも何を質問してもいいのかも気になるポイントですよね。

この記事では「オープンキャンパスとはなにか」や「オープンキャンパスの参加方法や質問のタイミング」「参加時にチェックしたいこと」「質問のコツ」「具体的な質問例」をご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください!

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オープンキャンパスでできること

進路を考えるうえでよく耳にするオープンキャンパス。参加を勧められることがあっても、具体的にオープンキャンパスで何ができるのかが気になる方も多いのではないでしょうか。

オープンキャンパスは一言でいえば各大学や専門学校が学生や入学希望者に対して自校を知ってもらうために開催しているイベントです。

学校の説明や目指す業界・就職についての説明、校舎見学、体験授業などで学校の雰囲気を理解できるほか、学校や進路について質問もできます。

実際に授業を体験したり、抱えていた不安を質問して解消したりすることで、学校の雰囲気を掴み、進学後のミスマッチを減らせるのがオープンキャンパスの大きなメリット。

色々な学校のオープンキャンパスに参加し、様々な体験や質問をしながら進路を決めていくのがおすすめです!

また、近年は来校型だけでなく、オンラインでオープンキャンパスが開催される場合も。
「オンラインだと質問ができないんじゃ…」と不安な方もご安心さい!
チャットで質問が可能だったり、希望者はあとからLINEで個別に相談&質問ができたりする学校も多いです。

実際に足を運び直接学校の雰囲気を感じられるのが一番ではありますが、都合がつかない場合や遠方の場合はオンラインオープンキャンパスに参加し、学校についてい説明を聞いたり色々質問をしてみたりしましょう!

オープンキャンパスの参加方法

オープンキャンパスはいつでも開催されているわけではなく、特定の日付に開催されます。
各大学や専門学校のHPに開催要項が掲載されているので、気になる学校のオープンキャンパスはいつ開催されているのかを確認しましょう。

また、オープンキャンパス以外にも個別相談会や個別見学会だけが開催されている場合もあります。
どのイベントに参加しても気になることは質問できますので、予定や開催概要が自分に合っているものを選ぶのがおすすめです。

予約不要でふらっと参加できるオープンキャンパスもあれば、事前に予約を受け付け一定の人数だけで開催するものもあります。
特に近年はコロナの影響もあり、少人数開催のオープンキャンパスや体験授業も増えているので、各大学や専門学校の開催要項をHPで確認し、必用に応じて早めに申し込みをするのが大切
です。

予約不要で気軽に参加できないデメリットはあるものの、人数が少なければその分ゆっくり質問をするチャンスでもあります。
ぜひ思い切って大学や専門学校のオープンキャンパスに参加してみてくださいね。

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参加時にチェックしたい4つのポイント

オープンキャンパスに参加する目的は様々ですが、よくチェックしておくと後々役立つポイントもあります!
そこで、この項目では、オープンキャンパスに参加した際チェックすべきポイントを解説します。
しっかりチェックして、分からない部分や疑問を抱いた部分は気軽に質問してみてくださいね。

①大学・専門学校までのアクセス

大学の場合は約4年間、専門学校の場合は約2年間通学する必要があります。
キャンパスや校舎までのアクセスをチェックするのにオープンキャンパスはもってこいのイベントです。
通学は電車やバスで片道何分かかるのか、駅から校舎までどの程度歩くのかなどをしっかりチェックしましょう。

「自宅からはちょっと遠い…」「定期代が高額になりそう」と思った場合には、寮の有無や一人暮らしの学生の比率について質問してみたり、どのくらい遠い場所から通っている学生がいるかを質問したりすると参考になるのではないでしょうか。

②入試について

大学受験や専門学校の受験は「一般入試」や「指定校推薦」「総合型選抜」など色々な入試制度があり、どの入試が自分に合っているかも悩みますよね。
また、大学受験のように学科試験がある場合は何を選択するかも迷うポイントだと思います。
オープンキャンパスでは、入試についての説明会や、大学の場合は過去問の配布が行われることも多いです。
説明会で詳細な情報をチェックしつつ、不安なこと・疑問なことなどを、当日教授や先輩に質問できるようにまとめてみましょう!

③在校生の雰囲気

オープンキャンパスに参加する一番のメリットは各大学や専門学校の雰囲気が分かること。
特に、在校生の雰囲気は現地に行ったからこそ分かる要素ですよね。
学年によりもちろん差はありますが、自分にあった雰囲気の学生が多いかなども、学校を選ぶ基準に加えてみてはいかがでしょうか。
また、実際に学生スタッフとして参加している先輩に学校生活や授業について質問できる機会も多いです!
ぜひ実際に質問やお話をして、大学・専門学校の校風や生徒の雰囲気が自分にあうかをチェックしてみてくださいね。

④校舎や施設・設備

実際に校舎や施設を確認できるのもオープンキャンパスの強みです。
校舎内がきれいかどうかや学食・図書館など自分が良く利用するであろう施設の充実度もチェックしておくと学生生活が一気にイメージしやすくなります。

また、看護師を目指す看護学校や歯科衛生士・理学療法士などを目指す医療系の専門学校、調理・製菓・栄養系の専門学校、物理学科や薬学部などの実験をする大学の学部を希望する生徒は、特にしっかりと実習室や設備・備品も確認するのがおすすめです。
生徒数に対して十分な量が用意されているかや器具が古くないかなどは、学ぶ中で重要な要素。しっかりチェックしておきましょう!

質問は事前に準備しておくのがコツ

「オープンキャンパスで質問をしたいけど、何をどんなふうに質問していいか分からない…」
「在校生の先輩や先生に質問する時緊張してしまいそう…」
そんな不安をお持ちの方も多いですよね。そこで、この項目では質問の考え方や、上手く質問するコツをご紹介ます!

基本的に、オープンキャンパスでは疑問に思ったことをそのまま質問してOK!
ですが、先生や在学生スタッフの先輩を前にしてその場で質問を考えるのは難しいですよね。

なので、事前にその学校のHPや学校の資料を取り寄せ、目を通したうえで当日確認したいことや、質問したいことを別紙にまとめておくのがオススメ。
オープンキャンパスで実際に見て解決した疑問点は質問リストから削除したり、逆にオープンキャンパスに参加する中で気になったことは質問リストにその場で追記することでスムーズに質問が可能です。
オープンキャンパス中に学校説明会や入試説明会が開催されることもありますので、重要なガイダンスではしっかりメモを取り、質問タイムに備えるのがおすすめです。資料に直接質問を書き込む場合は、付箋などを使って面談の際に質問を見落とさないよう注意してください。

質問リストを紙で用意しておくことで、実際に先生や先輩と面談する際に緊張してもスムーズに質問できますよ!

また、入試の内容や授業内容についての質問は先生(教授)実際の授業の雰囲気や分かりやすさ・学生生活に関する質問は先輩に聞いてみると制度の高い情報が得られそうです。

【必読!】具体的な質問例

質問の見つけ方や質問をする際のコツをご紹介しましたが、他の人が先生や先輩にどんな質問をしているかも気になりますよね。
そこで、この項目では多くの人が質問していることを分野別にご紹介します!

①日々の学習について

入学してから最も気になるのが日々の学習についてですよね。
大学・専門学校のオープンキャンパスではそれぞれ体験授業や体験実習が用意されている場合が多いです。
特に看護系や調理系・美容系・デザイン系・保育系の専門学校では実践的な授業を体験できます。
しかし、一日の体験だけでは他の授業についてや、日々のレポートや課題の量などの忙しさが分からないのも事実です。
先生や先輩に直接質問できるのがオープンキャンパスの強みですから、気になったことはどんどん質問するのがおすすめです!
また、体験授業がないタイプのオープンキャンパスだった場合にも、授業の内容について質問しておくと学校選びの際に役立つのではないでしょうか。


学習についての質問の具体例:

「授業ではどんな内容をどの様に学びますか?」
「日々の課題(レポート)の量や、単位を取得するための試験について知りたいです!」 など。


②入試について

大学・専門学校共に入学までに避けて通れないのが入試。
オープンキャンパスでは入試に関するガイダンスや相談会が開催されることも多くあります。
入試の制度は指定校推薦や公募推薦、総合型選抜(旧AO入試)、一般入試など様々な種類があり、自分でどの入試がどんな制度かを調べるのは大変です。
入試ごとに必要な科目や面談の内容も異なるので、せっかくなら実際に入試の問題を作っている教授や、入試で面談を担当する方に直接質問してしまいましょう!

また、中にはオープンキャンパスに参加したことで総合型選抜(旧AO入試)の受験資格を得られる場合もあります。質問の有無に関わらず、気になる学校はオープンキャンパスに参加しておいた方が安心です。


入試に関する質問の具体例:

「総合型選抜(旧AO入試) / 指定校推薦 / 公募推薦の面接で質問されることや、入試で出題される課題や小論文のテーマについて知りたいです。」
「一般入試の科目選択で迷っているので、相談してもよろしいでしょうか。」
「推薦入試で受験しようと思っています。貴校はどのような生徒を求めていますか?」
「先輩は、どのような受験勉強をして入試に臨みましたか?」
「編入制度を利用したいのですが、編入条件はどのようになっているのでしょうか。」 など。

③学生生活について

入学するまで見えてこないのが学生生活。しかし、オープンキャンパスには実際にその学校に通う在学生の先輩がいます。
積極的に質問をすることで、学生生活のイメージが付き、自分に向いているかが分かったり、モチベーションが向上したりする場合も。

面白いと感じる授業や課題や試験のこなし方についてはもちろん、サークル活動や部活について、アルバイトについてなど、聞きたいことは何でも質問してみましょう!


学生生活についての質問の具体例:

「大学の授業ってどんな感じですか?分かりやすさや面白さなど気になります。」
「時間割について質問したいです。毎日何時間程度授業を受けるのでしょうか?」
「アルバイトをする時間はありますか?」
「○○サークルでは、週に何回どんな活動をするんですか?」
「高校卒業後すぐ入学する方と、社会人の再進学者の割合はそれぞれどの程度ですか?」 など。

④立地や施設・設備について

オープンキャンパスでチェックしたいのが各大学や専門学校の立地や施設・設備。
オープンキャンパスへ行く際には自宅からのアクセスを必ず確認しましょう。

施設や設備に関しては可能であればオープンキャンパスのタイミングで直接見学・利用してみるのがベストですが、中には当日見学ができなかったり、見学だけでは分からない部分も。
そんな時は先生やスタッフの方、実際に利用している在学生の先輩に質問してより理解を深めるのがおすすめです!
特に、看護系や調理系、保育系の専門学校や実験がある大学、学部により校舎が変わってくる大学などを希望する方はよく質問しておきましょう。


立地や施設・設備についての質問の具体例:

「実習室の設備・備品は生徒数に対して十分な個数があるのでしょうか。また、新しいですか?」
「図書館の本は一度に何冊、何日間借りられますか?」
「放課後も実習室は使用できますか?」
「学生寮はあるのでしょうか?」
「○○駅が最寄りなのですが、同じように○○駅程度距離のある場所から通っている生徒さんはいらっしゃいますか?」
「一人暮らしをする場合、おすすめの駅はありますか?」 など。

⑤学習サポートや就職支援・資格取得について

大学や専門学校では、学生の窓口となる学習相談センターや、就職支援を行うキャリア支援センターなどがあります。
同じ学部や分野でも各大学・専門学校により学習サポートの内容や丁寧さ、就職支援の手厚さは異なります。
さらに、高校生や再進学を検討する社会人の方はもちろん、保護者の方が気になる奨学金についても、種類は大学・専門学校によりまったく違ってきます。
オープンキャンパスでは奨学金やサポートに関する説明会がある場合も多いですが、個別に質問するのがオススメ。
オープンキャンパスや相談会で個々に質問することで、その人の状況にマッチした回答をもらえます。

また、資格取得を進学の目的とする場合、学校ごとに取れる資格が違り、取得までのサポートや合格率に差がある場合も。
大学・専門学校に進学した先も人生は続いていくのですから、しっかり気になる部分は質問しておくと安心です。


学習・就職サポートや資格取得についての質問の具体例

「奨学金について質問したいのですが、日本学生支援機構奨学金以外に、学校独自の奨学金や減免制度はありますか?申し込みのタイミングも知りたいです。」
「大体このような経済状況なのですが、○○奨学金の対象になりそうでしょうか?」
「就職活動はいつごろからスタートするのでしょうか。どのようなサポートがあるのかも知りたいです。」
「学生生活の中で困ったことがあった時、相談できる場所はありますか?」
「大学卒業後は大学院に進みたいのですが、内部進学の場合有利になることはありますか?」
「看護師の資格が取りたいのですが、どのようなカリキュラムでとるのでしょうか」 など。

知恵袋などで各大学について質問をしている方もよく見かけます。実際に関係者の方が回答をしている可能性もありますが、中には無関係の人が憶測で質問に回答をしている場合もあります。
大学や専門学校オープンキャンパスに参加し、先生や在校生に直接質問すれば、確実かつリアルな回答が得られるだけでなく、その大学や専門学校に所属する人たちの雰囲気や人柄も分かります。
近年はオンラインオープンキャンパスなど、遠方からでも参加できる企画も多いので、気になることはぜひ直接質問してみてくださいね!
また、オンラインオープンキャンパスとも日程が合わない場合や、急ぎで知りたいことがある場合は、直接電話やメールで質問してみても良いかもしれません。

>>「学校に聞いて良い質問かわからない」…など、まずは気軽に相談してみたい方はコチラをチェック!

受験の前に進路イベントへ参加しよう!

大学や専門学校ではオープンキャンパスをはじめ学校説明会や個別相談会など、質問ができるイベントが多く開催されています。

「こんな些細な質問してもいいのかな?」「質問するのは勇気がいるな…!」というお気持ちもとてもよく分かります。
しかし、抱えている疑問はしっかり質問して解決しておくことで、入試が一気に楽になったり、入学後のミスマッチも回避できたりする可能性が非常に高いです。
なにより、せっかくオープンキャンパスに参加するのですから、気になることを質問しないのはもったいない!

オープンキャンパスなどの進路イベントは、学校側が興味を持ってくれている学生さんや親御さん、再進学を検討している社会人の方に学校を知ってもらうため開催しています。
どんなに些細な質問であってもきっちり答えてもらえるはずですので、ぜひ思い切って質問してみてくださいね!

なるには進学サイトでは、無料でオープンキャンパスの申し込みも可能です。
ぜひ、気になる学校のオープンキャンパス情報を探してみてください!

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この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

なるには進学サイトでは皆さんの進路相談にお答えしています。
2017年10月よりLINEを通じた進路相談を開始し、2022年1月にはLINEの友だち登録数は5,000人を突破。
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