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【学校紹介】時計職人になるには?なり方や資格について解説!

腕時計の修理・メンテナンスをメインに、場合によってはオリジナルの時計の組み立ても行う時計職人。
時計が好きな人にとっては憧れる仕事の一つですよね。

時計職人になるには、専門的な知識や技術が必要不可欠です。

このページでは、「時計職人の仕事内容や活躍の場」「なるにはどうすればいいか」「なるには持っておきたい資格」「向いている人の特徴」をご紹介します!

最後に、2022年最新版「時計職人になるにはおすすめの専門学校」も掲載しているので、時計職人を目指す方は是非参考にしてみてくださいね。

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Pick up!

時計職人の仕事

時計職人は、時計に関わる仕事の一種類で、時計技師や時計修理技師と呼ばれることもあります。

時計職人と聞くと、実際に時計を設計し組み立てる人をイメージする方も多いと思いますが、ほとんどの場合メンテナンス(オーバーホール)や修理が仕事のメインです。
工房や修理店、メーカーに持ち込まれた時計のメンテナンスや修理を担当し、お客様の元へお返します。
働く場所によってはお客様の接客、メール対応が業務に組み込まれる場合や、多くの人がイメージするオリジナルの時計のデザインや製作の業務もあるようです。
また、機械式時計の生産量は現在減少傾向にあり、将来的に修理に必要なパーツが手に入らなくなる可能性も。
今後の時計業界に求められる時計職人になるには、最終的にパーツの製作や設計に関する知識や技術を身につけておくとよいでしょう。

時計職人の就職先は時計工房や時計も扱う修理店、時計メーカー、輸入代理店などがあります。
どこで学び、どこに就職をするのか次第で得られる技術は変わってきます。「部品製作までできる時計職人になりたい」「いつかオリジナルの時計をデザインしたい」「修理に特化した技術を身につけたい」など、自分が理想とする時計職人になるにはどこを目指せばよいのかを明確にすることが大切です。

給与は勤め先により異なりますが、時計職人の平均月収は30万円程度、初任給は18万円程度とされています。
技術や経験がものをいう仕事なので、年を重ね技術を身につければ昇給も期待できるでしょう。
また、大手のメーカーに勤めると、一般的な会社員の水準以上の年収も見込めます。
高収入の時計職人になるには、経験を積み知識や技術をしっかりと身につける必要がありそうです。

現在は、水晶振動子で動くクォーツ式時計の生産が主流になってはいるものの、世界中にまだ莫大な数の機械式時計が残っています。
生産数は落ちていても、時計職人の手でメンテナンスや修理が必要なため、まだまだ時計職人の需要がなくなることはない仕事と言えるでしょう。

持っておくべき資格

時計職人になるには、就職のタイミングで絶対に必要な資格はありません。
しかし、将来的に一人前の時計職人になるには、時計職人のための資格を取得する必要があります。

一人前の時計職人になるには持っておきたいのが、「時計修理技能士」です。

時計修理技能士とは、都道府県職業能力開発協会が実施する技能検定制度の一種であり、アナログ時計の修理技術を証明する国家資格でもあります。
時計修理に関する学科試験と実技試験で構成され、取得することで時計職人としての実力を証明できます。
3級から1級まであり、受験にはそれぞれ一定の実務経験が必要です。

一人前の時計職人になるには、機械式時計の修理が試験内容に含まれる1級の取得が必須。
しかし、時計修理技能士1級は受験資格として7年以上の実務が求められるなど受験のハードルが高い試験で、非常に高難易度な資格になっています。

独学での取得は厳しいため、可能であれば専門学校で専門的に学びつつ資格取得を目指すのがおすすめです。

なるには3つの方法

時計職人になるには、大きく分けて3通りの方法があります。
この項目では、時計職人になるにはどんな道があるのかをご紹介します!


①時計専門学校に通う

全国的に数は少ないものの、時計職人になるための専門学校が存在します。日本で時計職人になるには、最も一般的な方法といえるでしょう。
専門学校では、時計職人になるには必須の時計に関する幅広い知識や技術を座学と実践で学べます。
専門学校はその道のプロを育成する養成校なので、入学のタイミングでは特に知識がない場合でも、手厚い指導でしっかりと力が身に付きます。
前項で紹介した、時計職人になるには持っておきたい「時計修理技能士」の資格取得もプログラムに組み込まれている場合が多いので、卒業と同時に即戦力としての活躍が期待できます。
時計修理技能士は、テキストがなく独学で学ぶのは難しいため、専門学校に通うことで合格への近道にもなります。

なにより、専門学校で学ぶ数年間たくさん時計に触れ学ぶ機会があるのは嬉しいですよね。
パーツの製作についても学べる場合も多いので、自分がなりたい時計職人になるにはどこが良いかを考えて選びましょう。
また、専門学校は業界との結びつきが強いため直接求人が届き、就職サポートも手厚いというメリットもあります。


②工房に見習いとして弟子入りする

時計職人になるには、未経験OKの求人に応募し、工房に見習いとして弟子入りする方法も。
ベルトや電池の交換を独学で学んでいた方など、もっと専門的に学び一人前の時計職人になりたい!という方は工房に直接弟子入りする方法もあります。
学ぶコストを抑え、未経験でも給与を貰いながら時計職人を目指せるのは大きなメリットと言えるでしょう。

しかし、未経験可の求人には限りがあるほか、弟子入りする工房によって得られる技術は変わります。
自分がなりたい時計職人像をより明確にし、なるにはどの工房に弟子入りすればよいかをしっかりリサーチしましょう。
また、師匠により、錆の落とし方などメンテナンスの精度をどこまで上げるかが変わってきます。
つく師匠によって得られる技術やそのレベルは変わってくるので、注意が必要です。


③スイスに留学する

時計職人になるには、時計の本場であるスイスへ留学する方法もあります。
多くの有名高級ブランドはスイスに拠点を置いているので、時計職人の需要も日本より高く、スイスで就職すれば高年収が期待できます。

時計の専門学校も多くあり、時計職人になるには適した環境があるものの、国立でも5年で学費が1000万円を超えるなど、言語以外にも乗り越えるハードルが多いのが現実です。

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向いている人の特徴

時計職人になるにはどうすればいいかが分かっても、仕事の中で求められる素質は何かも気になりますよね。
ここでは、時計職人に向いている人の特徴をご紹介します!

時計職人になるには、「忍耐力のある人」「手先が器用で、細かな作業が得意な人」「コミュニケーション能力がある人」が向いているといえるでしょう。

腕時計の盤面は小さく、扱われているパーツはさらに小さく繊細な作りになっています。その部品を分解したり組み立てたりと、時計職人には非常に細かな作業が求められるのです。
さらに、どの業界でも言えることではありますが、一人前になるには長期に渡る修業がいります。
特に時計職人は高級なアナログ時計を扱う仕事なので、確かな技術が必要不可欠。
地道に努力を続ける忍耐力も時計職人になるには大切な要素です。

また、時計職人はメインの仕事が時計のメンテナンスや修理ではあるものの、店舗によっては接客も担当します。
コミュニケーション能力や時計に関する知識を持っていることでお客様との会話が弾み信頼関係を構築できる場合もあるでしょう。

とはいえ、時計職人になるには、「時計が好きなこと」が一番大切です。
時計が好きであれば、忍耐力や精密な作業のテクニックは時間をかけてつけていくことができます。
ここで挙げられている特徴に当てはまっていなくても、好きな気持ちを大切に時計職人になるにはどうすればよいかを考えていくことが大切です。

おすすめの専門学校をご紹介!

時計のオーバーホールや修理を担当する時計職人になるには、必要な知識や技術を学びつつ資格取得も目指せる専門学校がおすすめです。

最後に、時計職人になるにはおすすめの専門学校をご紹介します。「時計職人になりたいけど、なるにはどこで勉強すればいいの?」という疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてみてくださいね!

時計職人になるにはおすすめなのが、「専門学校 ヒコ・みづのジュエリーカレッジ」のウォッチコース。
大阪には即戦力を磨ける「ウォッチメーカーコース(2年制)」、東京には応用力を磨ける「ウォッチメーカーマスターコース(3年制)」・仕事と両立できる「キャリアスクールウォッチコース(1年制/夜間週2回)」があり、スイス式機械時計やクォーツ式時計のオーバーホール技術、金属加工、外装知識、時計理論など時計職人になるには欠かせない知識と技術を学べます。

気になる方は授業内容の詳細や募集要項、卒業者の就職先などをぜひチェックしてみてくださいね。
(なるには進学サイトから、無料で資料請求もできます!)

学校情報

専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ

所在地:東京都/大阪府

特徴:時計職人になるにはおすすめの専門学校!時計修理技能士3級の取得が可能なほか、就職課と担任による充実の就職指導体制が魅力です。


この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

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2017年10月よりLINEを通じた進路相談を開始し、2022年1月にはLINEの友だち登録数は5,000人を突破。
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