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話題のeスポーツ専門学校ってどんなところ?授業内容や卒業後の進路を解説!

eスポーツの専門学校って知ってる?

コンピューターゲームをスポーツ競技として戦う、eスポーツ(esports)。
実は今、このeスポーツで活躍するプロゲーマになりたい人が急増中なんです!

そんなeスポーツのプロを育成する専門学校・スクールがあるのはご存じですか?
プロゲーマーは独学で目指すこともできますが、高校卒業後に専門学校で学ぶと最短ルートでeスポーツのプロになることができるんです。

この記事では、「eスポーツが学べる専門学校はどんなところか」「専門学校で学ぶメリット・デメリット」「卒業後の進路」について解説いたします!

また、最後におすすめの専門学校・スクールも一覧でご紹介しますので、よろしければ参考にしてみてくださいね。

eスポーツの専門学校(スクール)で学ぶことは?

eスポーツのはゲーム系の専門学校の中にeスポーツ専攻がある場合が多く、プロのゲーマーから直接指導を受けられるほか、整った設備の中で集中して学習が可能です。

学校や学科により様々ですが、

【eスポーツ業界で働くうえで役立つスキル】
・eスポーツのプレイの技術
・配信技術
・プログラミング
・ドローン撮影技術
・戦術
・トークスキル

【ビジネスで役立つスキル】
・Word
・Excel
・英会話

といった内容を学習する場合が多いです。
カリキュラムの詳細は気になるeスポーツ専門学校のHPや資料で情報を見るのがオススメです。
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学校で学ぶメリット

eスポーツのプロゲーマーは独学でも目指せるので、専門学校やスクールの養成機関へ入るメリットが気になりますよね。この項目では、eスポーツ専門学校(スクール)へ入学するメリットをご紹介します!

メリットは大きく分けて3つあります。


1つ目のメリットは、「プロから直接学べること」です。

自分でコツコツ技術を身につけることもできますが、eスポーツの専門学校では実際に過酷な現場を勝ち抜いたプロゲーマーの講師から学べる可能性が高いです。
その道のプロから直接指導を受け、助言をもらえるのは実力アップへの近道。プロから直接学べることはeスポーツの専門学校で学ぶ大きなメリットです。

2つ目のメリットは「スポンサーの目に留まりやすいこと」です。
eスポーツのプロになるには、実績を作ってからeスポーツ関連企業やeスポーツのチームから声をかけてもらう必要があります。しかし、個人でやっていると相当な実力がない限りなかなか企業の目に留まりにくいですよね。ですが専門学校の場合、企業とコネクションがしっかりとあるため個人で活動を続けるより、声をかけてもらえる機会が多くなる傾向にあります。
近道がしたいならeスポーツの専門学校で学ぶのがおすすめです。

3つ目は「プロになれなくても関連する仕事ができる可能性が高いこと」です。
残念ながら、eスポーツのプロになれるのはほんの一握り。ですが、どうせなら好きなことに関われる仕事がしたいですよね。専門学校では配信技術や業界で役立つスキルも学べるため、eスポーツに関連する仕事に就職できる可能性が高いです。企業とのコネクションがしっかりしているからこその大きな利点と言えるでしょう。

デメリット

eスポーツの専門学校で学ぶデメリットも存在します。

1つ目は「学費が高いこと」です。
技術を学びに通うため、通常の専門学校と同程度の学費が発生します。
eスポーツ専門学校の中には、ビジネス系ツールの資格取得が可能な学校もあります。しかし、eスポーツ関連以外で就職する際は、就職先のジャンルの専門学校と比較すると多少不利になってしまう場合も…。
eスポーツ以外のスキルを得ても、その分野のスペシャリストと戦うと不利になる点を考えると学費が高く感じられる人もいるようです。


2つ目は「就職についての不安」です。

eスポーツはまだ日本で認知度が低く業界が安定していないことから、収入に不安に思う方も多いようです。

3つ目は「社会的認知度の低さ」です。
盛り上がりつつあるeスポーツ業界ですが、海外と比べれば圧倒的に職業として認知度が低いです。
「やばい」という言葉が検索キーワードに引っかかるように、2chやまとめ記事では卒業のその後を不安視する意見も見かけますし、実際に家族や友人に反対されるケースも多いようです。
ただ、今始めればきちんとeスポーツが根付いた時、好敵手が少ない状態で活躍できる可能性も大いにあります。
自分がやりたいことであるなら、自分の目で見て体験して、挑戦してみても良いのではないでしょうか。

3d rendering humanoid robots working with headset and notebook

卒業後の進路は?

夢を叶えてプロゲーマーになれる卒業生は正直なところ一握り。ですが、夢に破れてしまった場合も次のような進路が考えられるようです。

・配信者
・eスポーツイベントプロデューサー
・eスポーツイベントMC/解説
・eスポーツイベントスタッフ
・映像職
・マネージャー

など、各専門学校の就職先を確認すれば分かる通り、eスポーツに関連する様々な職へ就くことが可能です。
また、最初からeスポーツのプロゲーマーではなく、eスポーツイベントの運営やマネージャーを養成する専門学校もあります。

eスポーツ以外の専門分野についての知識を学ぶことができる学校・学科もあるようですので、プロになれなかった時のために保険をかけたい場合は、幅広く学べる専門学校を選ぶと安心かもしれません。

学校選びのポイント

高校卒業後、eスポーツを専門学校やスクールで学びたい方のために学校選びのポイントを解説します!

ポイント①:カリキュラムの内容
同じeスポーツ専攻でも、学校や学科ごとに学習内容が大きく変わってきます。eスポーツだけに特化している学校・学科もあれば、別分野についても並行して学べる学校・学科もあるのです。
自分の進みたい方向に合わせたカリキュラムの専門学校(スクール)・学科を選びましょう。

ポイント②:学費
進学の際、学費は気になるポイントですよね。eスポーツの専門学校は2年制~4年制まで様々です。行きたい専門学校は何年制で、入学から卒業までにいくら学費がかかるのか調べておくようにしましょう。
中には特待生制度や奨学金制度が充実している学校もあるので、学費を抑えて専門学校でeスポーツを学びたい人は知らべてみてください。

ポイント③:設備やサポート体制
eスポーツにおいてゲームをする施設の環境や設備は非常に大切になります。機材が最新かどうかと、生徒数に対して十分かどうかは事前の確認が大切です。
また、学費を払って専門学校でeスポーツを学ぶわけですから、実績と一緒にデビューサポートや就職サポートが整っているかも確認しておくようにしましょう。

eスポーツのプロを目指せる専門学校・スクールをご紹介!

日本ではまだ認知度が低いことから「eスポーツ専門学校は闇」「ゲームを教えるだけの専門学校なんて詐欺なんじゃない?」などと言われることも残念ながらあります…。
しかし2024年のオリンピック・パラリンピックでは、新種目としてeスポーツの採用が検討されており、海外ではメジャーなスポーツとして浸透しているんです。

さらに、日本ではまだeスポーツがまだ根付いていないため、今から学んでおけば有利になる可能性も。

独学でも学べますが、企業とのコネクションをどう作るかがカギになってくるため、専門学校・スクールでの学習がオススメです!

最後に、eスポーツが学べる専門学校・スクールをご紹介します。

OCA大阪デザイン&ITテクノロジー専門学校

所在地:大阪府

特徴:西日本初のe-sports専門学校。カリキュラムも充実。


学校情報

総合学園ヒューマンアカデミー e-Sportsカレッジ

所在地:東京都

特徴:最短1年でプロを目指せるeスポーツのスクール。トップリーグで戦うプロから直接指導&海外提携チームとの特別授業も。


日本工学院

所在地:東京都

特徴:eスポーツイベント運営専攻では、イベントビジネスとして拡大する手法を学べます。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校

所在地:東京都

特徴:esportsマネジメント専攻・スーパープロゲーマー専攻・イベント企画・運営専攻の3つの専攻を用意。

東京デザインテクノロジーセンター専門学校

所在地:東京都

特徴:滋慶comが運営する日本初のプロゲーマー育成専門学校。esportsプロマネージメント専攻・esportsプロゲーマー専攻の2種の専攻を用意。

バンタンゲームアカデミー

所在地:東京都/大阪府/愛知県

特徴:現役プロに少人数クラスで指導してもらえるeスポーツスクール。

この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

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