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大学中退後の再進学が不安…就活への影響や流れなど必要知識を解説!

大学中退後、再進学したい人は多い!

「大学に入学したが授業が想像と違いモチベーションが維持できない。」
「学ぶうちに別分野の学問や資格に興味が出てきた。」
「会社に入ったが再就職のための資格を取得したい。」

様々な理由で大学中退後の再進学を希望する方が続出中なんです!

ですが、大学中退という学歴に不安を感じる人も多いですよね。

大学中退せずに済むならよいですが、悩みながら4年間通い続けるより、大学中退後の再進学がおすすめです。

この記事では「大学中退前に知っておきたいこと」、「大学中退をして再進学をする上で知っておきたいこと」「就活への影響」「大学中退から再進学までの手順」「奨学金について」解説します!

大学中退後の再進学を希望される方は、参考にしてみてください。

大学中退前に知っておきたいこと

大学中退後、再進学を決断するには勇気がいります。

「大学入学してすぐやめてしまうのは良くないだろうか」「大学中退後、再進学して勉強についていけるか」そんな不安を持つ方も多いはず。

大学の退学率は学校ごとに様々です。
大学中退・専門学校中退の主な理由は「別の大学や専門学校に再入学を決めた」「経済面」の2つ。
自身の希望と違う学校や学科に入ったことで大学中退してやり直したいと感じる人はたくさんいます。

より良い学習環境を得るための大学中退・再進学は逃げではありません。
モチベーションが復活せず時間を無駄にするより、学びやスキルアップの機会と捉えた方が気持ちも軽くなります。

ただし大学中退後の再進学を決意する場合、再受験の勉強に耐えること、次の学校は必ず卒業するという強い意志を持つことが大切です。
強い意志を持てば、大学中退後に再進学しても勉強にもついていけるでしょう。

ただし、再受験は受験料や予備校の授業料がかかるほか、専門学校・大学再入学にも入学金が発生する点は要注意です。

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気になるのが就職活動への影響

再進学後の就職活動における「大学中退の学歴」の影響が気になる方も多いですよね。

履歴書内で大きく影響するのは最終学歴です。
大学中退でも別の学校に再進学し、卒業すれば問題ありません。

しかし、大学中退の理由は質問されるため答えを用意しましょう。
大学中退・再進学の前向きな理由や意味が説明できれば好印象を与えられます。

採用面接で重視されるのは「人柄」と「会社の役に立てるか」の2点です。
一見不利に見える大学中退の学歴も、話し方1つで武器にできます。
大学中退と再進学をして学びたかった気持ちや、職業への憧れをポジティブに伝えましょう。

ただし、大学中退後の再進学は、就職活動開始までに通常より時間がかかるのがデメリット。
2回以上大学中退・再進学を繰り返すと、卒業時の年齢が新卒採用で不利になりかねないため要注意です。

再進学までの流れ

大学中退から再進学までの流れは、下記の4段階です。

①再受験先を決める
②勉強し、再受験に合格する
③退学の手続き
④再進学

まず、入り直す学校を決めます。
学びたいことや取りたい資格が明確な場合、目的に合わせて再進学先の大学・専門学校を選んでください。
今の環境を変えるために再進学を決めた場合は、就職先に合わせ専門学校を選ぶのがオススメです。
オープンキャンパスに足を運び、授業を体験して再進学先とのミスマッチを避けましょう。

再受験に合格したら、大学中退の手続きをします。
大学中退の手続きに手間取ると、二重学籍で除籍の対象になることがあるので要注意です。

大学中退から再進学までの手続きは、締め切りの日時に間に合いそうか確認しながら進めましょう。

無事大学中退手続きが終われば、晴れて再進学先に入学です!

2年通学後に大学をやめた場合は3年次から編入する選択肢もありますが、単位数や英語能力の条件が付いている場合が多いです。
大学に再入学を希望するなら、受験が必要な検定や条件についても調べましょう。

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経済面が心配な場合は奨学金を活用する

大学中退後、再進学には多くの費用がかかります。

経済的に厳しい場合、再進学でも奨学金の活用がオススメです。
大学中退以前に借りていた場合も、改めて借りることは可能です。しかし重複して返済が発生するので要注意です。
「給付型」「免除・減免型」と呼ばれる返済が発生しない奨学金もあります。
採用基準は高めですが、狙ってみると良いでしょう。

また、学校により入学金以外の学費を分割で支払える場合もあります。

【参考】>>再進学でも奨学金を借りられる?方法と学校独自制度について

理由と目的に合わせた進学先を!

経済的理由や、就職に必要な資格取得を目的に大学中退を選んだ場合、学費が安い短大や専門学校・通信制大学へ再進学する選択肢もあります。
専門学校は生徒1人1人に対するバックアップ体制が整っているため対応が丁寧で、就職へのサポートも充実しています。
通信制大学は立地的・時間的制約が少なく、全国どこからでも有名大学へ入学できます。
就職に有利な資格取得に強いのも専門学校・通信制大学の魅力です。
保育士や調理師、公務員など様々な就職に役立つ資格が取得できます。

目的に合わせ、後悔のない再進学先を選んでください。