大学中退後の進路は?就職・再進学の選択肢と国家資格を目指せる仕事

大学中退後の進路に悩んでいる方へ。

大学中退のその後、就職、別の大学へ編入、専門学校や通信制大学などへの再進学、資格取得を目指すなど、様々な道があります。

この記事では大学中退後の進路、再進学のメリット、大学中退から目指せる国家資格、今回はリハビリ職にフォーカスしてご紹介します。

大学を中退したその後の進路が気になる方はぜひ参考にしてみてください。

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大学を中退する前に確認しておきたいこと

大学中退をするか悩んでいる方へ。大学中退するとニートになる、人生終わる、などと言われることもありますが、実は大学中退は珍しいことではありません。

文部科学省の調査では、令和6年度の大学中退者は2%でした。主な理由として、「転学・進路変更等」「学生生活不適応・修学意欲低下」「就職・起業等」が多く、経済的理由や学力不振、病気やケガなどが挙げられています。

辛い思いやストレスを抱え続けるよりは、大学中退をして再出発をする方法もあります。しかし、なんとなく辞めたい、など理由が明確でない場合は他の進路に進んでも同じことが起こる可能性も。なぜ辞めたいのか、その後どうしたいのかを考えることも大切です。

休学・転学・編入という選択肢も検討

留学や病気など、長期の通学が困難な場合は休学のシステムを使えないかを大学に確認してみましょう。

また、学びたい事が今の大学ではできない場合や、事情があり通えない場合は、別の大学や通信制大学への編入を検討しても良いかもしれません。

注意!退学届には保証人の署名が必要

大学中退には、保証人(親など)の同意が必要です。学生が内緒で退学する事がないよう、大学から保証人に電話で直接確認することがあります。

大学中退を考える場合は、両親等としっかり話し合って同意を得ておくことが必要です。大学中退の決意が決まったら、必要書類を揃えましょう。

取得した単位や証明書を確認する

これまでに大学で取得した単位は、他大学への編入や再進学時に単位の一部として認定される場合があります。

単位が認定されれば、在学期間や学費の負担を抑えられる場合も。単位認定の条件は進学先によって異なりますが、退学前に成績証明書や単位修得証明書を取得し、履修した科目名や取得単位数を確認しておくと安心です。

また、企業によっては中退者に上記の書類の提出を求めるケースもあるようです。退学した後は書類の発行に時間や手数料がかかる場合があるので、早めに手続きしておきましょう。

学費の支払いと奨学金の停止・返還手続きを確認する

大学中退の際、時期によってはすでに納めた学費が戻ってこない場合や、授業料の支払いが必要になる場合があります。現状や期限を学校に確認しましょう。

また、奨学金を利用している場合は停止の手続き等が必要です。貸与型の奨学金は返還も必要となるので、奨学金を利用している場合はしっかりと確認しましょう。

その後の進路を考えることも大切です。次の項目では大学中退後の進路について解説いたします。

大学中退後の主な進路

この項目では、大学中退したその後、どんな道があるのかをご紹介します。

大学中退から就職する

大学中退後に正社員として就職するのは難しいのでは?という話題が多くあるのも事実です。

大学中退の状況では、大学卒業を条件にしている求人には応募できませんが、「学歴不問・未経験者歓迎」の求人や、「高卒以上を対象とする求人」など、中退後でも応募できる仕事はあるので、就職先を探す際は応募要件を確認しましょう

就活で大学中退をどう伝える?

面接の時に、大学中退の理由を簡潔に伝えられるように整理しておくことが大切です。その際、学校や誰かのせいにする事は控えましょう。大学中退後の考えや行動など、その後どう向き合ったのかを真摯に伝えるとポジティブな印象が伝わります。

大学中退後すぐであれば、ハローワークや学生向け就職支援窓口で支援を受けられる場合があるので確認してみましょう。就活するなら空白期間をつくらず行動することがポイントです。

大学中退から専門学校へ再進学する

就きたい職業や学びたいことが決まっている人におすすめ。専門性に特化した学びで知識とスキルを深められます。求人も集まりやすく、就職サポートが充実している学校も多いのが特徴です。

別の大学へ入学・編入する

大卒資格が欲しい、大学卒業していないと取得できない資格が欲しい、特定の分野に関してじっくり勉強したい人、大学院に進みたい人におすすめ。

通学制の大学の他、通信制大学でコツコツ自分のペースで学ぶ方法もあります。教員免許や図書館司書、学芸員などの資格は通信制大学でも目指せるので、気になる方はぜひ通信制大学も検索してみてください。通信制大学検索はこちら

その他の進路は

資格取得を目指す・公務員を目指す

その後の進路として、就職に向けて簿記や宅地建物取引士、FP技能士などの資格取得を検討する人や、公務員を目指す人もいます。

専門学校や大学に行かず、通信講座などで資格取得を目指す方法もありますが、独学の場合は自己管理能力が必須です。また、独学では取得できない資格もあるので、目指す資格の条件を事前に確認しましょう。

アルバイトをしながら進路を考える方法もありますが、いつまでに次の進路を決める!など、目標を設定しておくことがポイントです。

大学中退後に再進学・資格取得を目指すメリット

希望する仕事に資格や専門性が必要な場合、再進学は有力な選択肢です。この項目では専門学校に絞って再進学や資格取得を目指すメリットをご紹介します。

学び直しに専門学校を選ぶメリット

専門的な知識や実践的なスキルを身につけられる

それぞれ職業に特化した専門的な学びを受けられるのが専門学校の特徴です。

就職につながる資格を目指せる

国が認める養成学校に通うことで、卒業と同時に取得できる資格もあります。(調理師や保育士など)

また、養成学校を卒業することで国家試験の受験資格を取得でき、資格試験のサポートも充実している学校もあります。(美容師や介護福祉士など)

学校の就職サポートを受けられる

専門学校は毎年多くの卒業生が専門性を活かした職場で活躍しています。その実績から、企業からの求人が集まりやすい傾向があります。また就職サポートも充実している学校も多いです。

専門学校のデメリット

デメリットとしては、学費がかかること。専門性の高さゆえに他の道に行きたい時に方向転換がしにくいことがあります。

専門学校に再進学をする際は、将来の夢、就きたい職業を見据えて選ぶことをおすすめいたします。この職業になりたい!が決まっている方にとっては、専門学校は力になってくれるでしょう。

中退後から国家資格を目指せるリハビリの仕事

この項目では、大学中退後に選ばれる進路の一つ、専門学校で目指せる国家資格・リハビリ職について、資格取得の方法や魅力などを掘り下げていきます。

リハビリ職の魅力

手に職をつけることができる
リハビリ職としてはたらくには国家資格を取得するのが一般的で、専門の知識やスキルが必要とされます。その分、専門性を自分の力とし、将来は自信を持って活躍できる可能性も。リハビリ職が求められる職場は広がっており、病院や福祉施設、介護施設、スポーツ関連の施設などがあります。

感謝される仕事
リハビリ職は決して簡単な仕事ではありませんが、支援を必要としている方を支える尊い仕事です。リハビリをサポートした患者さんやご家族から直接感謝の言葉をかけらたり、コミュニケーションを通じて生まれる喜びを感じたりすることも。これも医療系の専門職だからこその魅力だと思います。

リハビリ職につながる国家資格の種類

リハビリ職につながる国家資格として代表的な「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」についてご紹介します。国家資格はリハビリの専門的なスキルを保証するものです。それぞれの違いについて説明します。

理学療法士:PT(Physical Therapist)

病気やけが、加齢などによって身体を動かしにくくなった人に対し、立つ・歩く・座るといった基本的な動作の回復や維持を支援する専門職です。

主な勤務先は、病院やリハビリテーション施設、介護施設、障害福祉施設などです。スポーツや介護予防、地域リハビリテーションなど、活躍の場も広がっています。

作業療法士:OT(Occupational Therapist)

食事や着替え、家事、仕事、学習、趣味など、日常生活に関わるさまざまな「作業」を通して、その人らしい生活を取り戻すための支援を行う専門職です。作業療法士がフォローする範囲は幅広く、患者さんに寄り添って生活の支援を行います。

病院や介護施設のほか、精神科医療機関、障害福祉施設、子どもの発達支援施設、訪問リハビリテーションなどでも活躍しています。

言語聴覚士:ST(Speech-Language-Hearing Therapist)

話す・聞く・読む・書くといったコミュニケーションや、食べ物をかんで飲み込むことに困難がある人を支援する専門職です。言語や聴力といった感覚に対するケアのため、とても専門性の高い資格です。

主な勤務先は、病院やリハビリテーション施設、介護施設、障害福祉施設、子どもの発達支援施設などで、子どもから高齢者まで幅広い年代を支援しています。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士になるには?

国が指定する養成課程で3年以上学び、国家試験に合格して免許を取得する必要があります。大学中退した人でも養成学校へ入り直して目指すことが可能です。

それぞれ専門性に特化した専門職なので、職種の内容・勤務先・試験内容など気になる事は各専門学校に確認することをおすすめいたします。この記事の最後でリハビリ職を目指せる専門学校をご紹介しています。気になる方はぜひご参照ください。

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専門学校を選ぶときの確認ポイント

リハビリ職はもちろん、その他のジャンルでも共通する専門学校を選ぶときのポイントを紹介します!

学費と学費サポート
専門学校の中には、大学中退者を含んだ再進学の方向けの学費サポートがある学校もあります。学び直しの方向けサポートがある専門学校は比較的社会人が多い可能性があり、自分と同じような境遇の方にも出会えるかもしれません。

修業年限や、昼間部・夜間部の有無
取得したい資格によって、専門学校の修業年限が変わってきます。何年かかるのか、昼間部なのか、夜間部でも学べるのかも確認しましょう。それによりかかる学費も変わってきます。

国家試験の受験資格を得られる?
国家資格を目指す場合は、専門学校が指定の養成学校となっているかをチェック!指定でない場合はせっかく卒業しても受験資格を得られないということも。事前にしっかり確認しましょう。

国家試験の合格率や受験者数

社会人・再進学者へのサポートは?
社会人向けなど再進学者へのサポートが充実している学校なら、大学中退後の再進学でも安心して通える可能性が高まります。

通いやすい立地か?

就職実績
専門学校の中には卒業生の進路・就職先を公表している学校も。自分の目指す職種や企業がある方は確認してみましょう。気になる場合は個別相談などで直接聞いてみるのもおすすめです。

再進学先の先生や学生、学校の雰囲気を確認することも大切です。オープンキャンパスや学校説明会に直接足を運ぶことをオススメいたします。

大学中退に関するFAQ

【進路相談】進路の神様に寄せられた大学中退に関する質問を、今回は専門学校に絞ってご紹介いたします。

大学中退に関するFAQ抜粋(専門学校)

Q. 大学中退後でも専門学校に入学できますか?

高校を卒業している、または高卒程度の学力があるなど、専門学校が定める入学資格を満たしていれば出願できます。

入試方法は学校によって異なり、書類選考や面接、作文、学力試験などが行われます。社会人や大学中退者を対象とした入試制度を設けている学校もあるので、募集要項を確認しましょう。

Q. 大学中退後の再進学でも奨学金を利用できますか?

奨学金を初めて利用する場合、再進学でも奨学金を利用することが可能です。また、既に奨学金を借りたことがある方も再進学時に再度利用できる場合がありますが、前回の奨学金の返還状況などによって変わります。希望する場合は各機関に確認、相談しましょう。

まとめ

大学中退後は自分に合った進路を選ぼう

今回は大学中退後の選択肢の一つとして、リハビリ職の専門学校にフォーカスしてお伝えいたしましたが、大学中退のその後の進路はたくさんあります。大学中退するからといって悲観せずに、挫折を経験に変えて、もう一度自分に合う進路を探していきましょう!

専門学校の他、大学卒業や大卒が受験資格の国家資格を目指すなら、別大学に編入学、または通信制大学に通うのも選択肢の一つ。就職や再進学は、ご自身の将来の希望から選ぶことをおすすめいたします。焦らずに情報を集めて一歩一歩進めていきましょう。不安な時は、【進路相談】進路の神様に気軽に話しかけてみてくださいね。

最後に、大学中退からでもリハビリ職を目指せるおすすめの専門学校をご紹介いたします。

大学中退からでもリハビリ職を目指せるおすすめ専門学校

学校情報

学校法人日本リハビリテーション学舎 専門学校 社会医学技術学院

国家試験合格率は高く、学費は安い理学療法士・作業療法士養成校。8,000人分を超える圧倒的求人数で、理想とする施設への就職が実現できる!理学療法士科は夜間部もあります。
所在地:東京


学校情報

日本リハビリテーション専門学校

一人ひとりを徹底サポート!国家試験全員合格に向けた「日リハ式教育」。4年間の実習時間は1000時間以上!徹底した実習教育で人間性豊かな即戦力を目指します。夜間部あり。
所在地:東京


学校情報

長生学園 あん摩マッサージ指圧師科

マッサージ師の国家資格は一生活かせる医療系国家資格。就職にも強い資格です。18歳~60歳代まで幅広い年齢の方が学んでいます。午前中授業の昼間部と夜間部という、通学しやすい授業時間が特徴です。
所在地:東京


学校情報

東海医療科学専門学校

数多くの実習先と提携。医療・福祉の教育に欠かせない学外実習で即戦力になれるスキルを身につける。奨学金などの学びのサポートも充実。
所在地:愛知


この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

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