通信制大学の選び方に悩んでいる方へ!
「通信制大学はどう選べばいいの?」
通信制大学に通いたいけど、選び方が分からない…そんな相談をいただきます。
中には、卒業率が低さから不安を感じる方も多いと思いますが、自身に合った大学を選べばリスクは削減できます。
当ページでは、通信制大学の選び方のポイント6つをご紹介します。
選び方を知りたい方は、ぜひ当ページをご覧ください!
通信制大学に通う目的
通信制大学は入試がなく入学は簡単ですが、卒業率は10~20%程度と低いです。卒業する1番のコツは目的を明確にしてモチベーションを保つこと。
人気ではなく、自身の目的で通信制大学を選びましょう。
目的により選び方は変わります。
大卒資格が欲しい場合は卒業率が比較的高い通信制大学が良いです。
短大卒や大学中退の場合、3年次からの編入が可能な通信制大学を選ぶと卒業が楽になります。
資格が欲しい場合は欲しい資格が取れる通信制大学を、スキルアップが目的の場合は必要な知識を得られる通信制大学を選びましょう。
取得可能な資格の一覧を大学のホームページや請求資料で確認してみてください。
人脈や学友が欲しい場合、学生会主催の学習会や懇親会の有無を確認する選び方もあります。
学びたい学部があるか
学びたい科目を学べるかも選び方の重要なポイントです。知名度だけで通信制大学を選ぶと授業に興味が持てず勉強が苦痛になります。
選び方は、まず興味のある科目を複数書き出し、最も学びたいものを決めるのが良いです。決まったら最も学びたい科目に合わせて学部を選びます。経済学部・経営学部・心理学部・法学部など行きたい学部がある通信制大学を探し一覧にします。
大学ごとに資料やホームページで履修可能な科目を確認し、他にも興味のある科目を並行して学べる通信制大学に絞り込みましょう。
教員免許を取得したい場合は教育学部、司法書士を目指すなら法学部など、希望の就職先や資格に併せて通信制大学を探す選び方もあります。
学費も選び方のポイント
学費も通信制大学の選び方において重要です。
想定より学費が嵩み退学する人も実は多いのです。
卒業までの費用は安いところから高いところまであり、通信制大学ごとに異なります。数校に絞ったら、学費を比較しましょう。
通信制大学の学費は、年間で決まった金額がかかる年額固定と、履修する単位ごとに費用が発生する単位制学費の2種類があります。
学費の選び方は、一定期間で集中して勉強したい人は年額固定、自分のペースで進めたい人は単位制学費が良いです。
また、対面授業やテキスト代が別途発生する場合や、指定会場へ向かうための通学費や宿泊費が別途発生することも把握しておく必要があります。大学ホームページの学費情報と追加で発生する費用を足して、算出した年間予算を選び方の基準にしましょう。
キャンパスや指定会場までの距離
時間や土地的な制約が少なく入学しやすいメリットを持つ通信制大学ですが、スクーリングや単位認定試験は指定された時間に会場へ行かなければなりません。
時間・費用的に通学がデメリットになる場合、指定会場までの距離も選び方の基準にしましょう。
逆に、通信制大学の生徒も大学図書館を利用できるメリットがあるので、キャンパスが近い通信制大学にするという選び方もできます。
最近はスクーリング代わりのメディア授業や、オンライン受験可能な単位認定試験を取り入れた通信制大学も多くあります。
スクーリングや試験日に休めない社会人の方は、「何がオンライン学習できるか」も選び方に加えるのが良いです。
通信制大学のサポート体制
通信制大学のサポートの体制も選び方に必要な要素です。
卒業率の良い大学はサポートも充実していることが多いです。
学習を進める中で疑問が出た際、通信制大学は手紙やメールで質問ができますが対応の丁寧さは大学ごとに異なります。
より丁寧な大学では、担任や卒業後の進路相談ができるキャリアアドバイザーがつく場合も。
学ぶことが楽しくなり大学院に進学する人もいますので、相談できる相手がいると良いでしょう。
手厚いサポートが欲しい方はどんなサポートの仕組みがあるかを調べ、選び方の基準にするのがおすすめです。
オンライン化の進行度も選び方に加える
選び方の中にオンライン化の進行度も加えるのがおすすめです。
レポートの提出が「手書きで郵送のみ」だったり、スクーリング会場が関東にあるキャンパスや自宅から遠い会場だけということもあります。
パソコンでレポートを作成したい方や、メディア授業で単位を修得したい方は選び方の参考にしてください。
他にも履修登録や単位認定数の確認がオンラインで可能かも事前に調べ、選び方の基準にすると入学・編入後が楽になります。
いかがでしたでしょうか。
通信制大学を選ぶ上で重要なのは自身の学びたいことや生活スタイルに合っているかどうかです。
紹介した選び方を参考に通信制大学を探してみてくださいね。