再進学を目指す社会人の進学先として人気の通信制大学。学費を抑えつつ自分のスケジュールに合わせて学べて、卒業すれば4年制大学と同様の学士の学位や就職に役立つ資格の取得が可能です。
しかし、通信制大学は勉強はもちろんスケジュールの立案やモチベーションの維持まで自分で行う必要があるので、卒業率が通学制の大学に比べ低いというデメリットも。
この記事ではそんな通信制大学で学ぶ方へ向けて「勉強方法やコツ」「スケジュールの立て方」「通信制大学の選び方」をご紹介します!
「通信制大学に通いたいけれど勉強方法やスケジュールの立て方に不安がある方」や、「現在学んでいる中で勉強方法が分からず行き詰ってしまっている方」はぜひ参考にしてみてくださいね。
また、記事の最後に「学習サポートサービスの無料モニター募集」のお知らせもございます!勉強方法が分からない方、スケジュール立案に不安がある方はチェックしてみてください。
勉強方法と上手く学ぶコツ
通信制大学は自習をメインに年に数回のスクーリングを組み合わせて学ぶのが基本です。
時間的・立地的な制約が少ないので、働きながらや育児をしながら自由に学べるのが通信制大学の魅力ではありますが、自由度が高いことでしっかりとスケジュールを立て効率的に学ばなければ卒業が難しくなるというデメリットも。
まずは、通信制大学の勉強方法についてみて行きましょう!
①テキスト&メディアを使用した自習
通信制大学のテキスト授業やメディア授業では、テキストなどの教材や動画視聴などにより必要な知識を学びます。
自由な時間に学べますが、仕事終わりにコツコツ進める、通勤時間を利用する、休日にまとめて勉強時間を取るなど、しっかりとスケジュールを立て学ぶ必要があります。
勉強方法としては、まずは教材を使って学んでからレポートを提出し、レポート合格が出たら単位認定試験を受験する形になります。単位認定試験ではテキストを持ち込める場合もありますので、出題内容の答えがどこにかかれているかを把握できるように勉強するなど、効率的な勉強方法で進めるといいでしょう。
②スクーリングで学ぶ
通信制大学では、実際にキャンパスや指定会場に足を運んだり、オンライン会議システムなどを活用して学ぶスクーリングという学習方法もあります。
基本的には週末や夏期や冬期などの連休に実施され、授業を受け最終日に試験を受けることで単位を修得する勉強方法です。
自習のように好きな時間に学べるわけではないので通信制大学指定のスケジュールに合わせる必要はあるものの、先生から直接で学び試験を受けられるので人によっては単位を修得しやすく感じる場合も。
自習のスケジュール管理が苦手かも…という場合には積極的にスクーリングで単位を修得していくのもおすすめです。
■通信制大学で勉強するコツは?
レポート作成や試験勉強についてはまとまった勉強時間を確保する必要がありますが、テキストや動画の内容を頭に入れる勉強については日々の隙間時間などを活用し学ぶとよいでしょう。忙しい場合も、時間を細かく区切ることで学びやすくなるかもしれません。
移動中や休憩中、帰宅後の就寝前に少し…など、少しずつでもいいので、日々時間を確保して学ぶのがおすすめです。
例えば、1日1時間学ぶ場合には、15分×4回に区切るなどすると、通信制大学での学びが少し楽になるかもしれません。動画で学ぶ通信制大学の場合、日々のスケジュールに学習を組み込めるよう1つの動画が15分程度にまとめられている場合もあるようです!
ただ、レポートや試験の際にはまとまった時間を確保する必要があるので注意しましょう。
計画通り通信制大学での学習を進めるのも重要ですが、まとめて学びやすい履修科目を片付けてから時間をかけて学びたい科目に取り掛かるなど、自分に合った勉強方法を見つけていくと学びやすくなるはずですよ。
スケジュールの立て方
通信制大学で学ぶうえで最も大切なのはスケジュール計画です。働きながら学生として勉強を両立する場合しっかりとスケジュールを立て計画的に学ばなければ、予定していた時期の卒業が危うくなってしまう場合も。
通学制の大学と比べ卒業率が低い通信制大学で学びきるためにも、しっかりとスケジュールを立て方を身につけましょう。
具体的には以下の3ステップでスケジュールを立てるのがおすすめです。
- 何年で卒業するか決める
- スクーリングや必修科目、試験のスケジュールを把握し手帳や計画表に記入する
- スケジュールを逆算して計画を立てる
①何年で卒業するか決める
通信制大学は1年次入学の場合最短4年、3年次編入の場合には最短2年で卒業を目指せますが、通学制の大学と比較すると卒業の難易度はとても高く、ストレートで卒業できない方も多いです。
そのためまずは自分が何年で卒業したいのかを明確にして逆算する形でスケジュールを計画しましょう。
②スクーリングや必修科目、試験のスケジュールを把握し手帳や計画表に記入する
通信制大学を卒業するには、必ず取得しなければならない必修科目やスクーリングの単位があります。また、スクーリング以外の単位についてはレポートの提出後に単位認定試験を受験する必要があります。
なので、通信制大学の卒業に必要な単位が何かを確認し、スクーリングのスケジュール・会場と試験の開催スケジュール・会場を手帳などに記入しましょう。
③スケジュールを逆算して計画を立てる
通信制大学のテキスト授業・メディア授業は、教材や動画で学び、レポートを提出することで単位認定試験の受験資格を得ます。
なので、スケジュールを立てるときは、通信制大学を予定通り卒業するには年に何単位修得すればいいのか、そして年に必要な単位数を取得するには月に何教科レポートを出せばいいのかを逆算しましょう。スケジュールを作る際にはレポートの返却に何日間かかるかも考えるのがおすすめです。
他の授業と違いスクーリングは通信制大学側の指定するスケジュールに合わせて学習する必要があります。さらに、スクーリングを受講するために事前に修得が必要な単位がある場合も。
修得する単位の順番やスクーリングのスケジュールのも注意しつつ、年間、そして月ごとの学習計画を立てていきましょう!
また、せっかく計画を立ててもレポートの返却に想像より時間がかかったり、試験に落ちてしまったりとスケジュール通りに行かないこともあります。その際は気にしすぎず、スケジュールを立て直して地道に頑張っていけば大丈夫です。スケジュール表を作る場合はエクセルなど、修正がしやすいツールを使用するとよいかもしれません。
■早めの入学手続きで余裕を持ってスケジュールを立てよう!
通信制大学は通学制の大学と違い、全員一斉に勉強が開始になるわけではありません。出願後、通信制大学から入学許可が下り、テキストなどが届き次第授業開始となるため、同じ春入学であっても出願開始すぐとギリギリでは大きく学習開始のタイミングが異なります。
そのため、入学を考えている方は早い段階で通信制大学へ出願すると通常よりも1~2ヶ月程度早く学習を開始できるので、スケジュールも余裕を持って立てられます。余裕があることで心理的にも安心して学びやすいので、可能であれば早めに通信制大学に出願するのがおすすめです!
逆に、出願のタイミングギリギリの場合にはスケジュールに余裕がなくなってしまう場合や、人気のスクーリングの申し込みが出来ない場合もあるので注意しましょう。
ただ、通信制大学の場合年間に必要な単位数を修得できなくても留年することはありません。卒業には決まった単位数の取得が必要ではありますが、在籍年数が4年でなくても良い場合は出願のタイミングは気にしなくても問題ないかもしれません。
通信制大学の選び方
通信制大学を卒業するには、勉強方法やスケジュールの立て方は非常に重要です。しかし、それと同じくらい通信制大学の選び方も大切になってきます。
最後に、挫折しにくい通信制大学の選び方について解説しますので、参考にしてみてくださいね。
①学びたいことが学べる学校を選ぶ
通信制大学ではスケジュールの管理ももちろん大変ではありますが、モチベーションの維持も需要になります。そのためには、通信制大学で何を学びたいかや関連資格の取得など、明確な目標を持った入学がおすすめです。
やりたくないことよりやりたいことの方が頑張れますから、学びたいことを学べる通信制大学を選ぶことでスケジュールの管理やモチベーションの維持もしやすくなるでしょう。
②勉強方法があっている学校を選ぶ
通信制大学は自習がメインになりますが、使用するのがテキストか動画かなどの違いや、レポートの提出方法がオンラインか郵送かなどの違いがあります。
特にレポートが郵送の場合には返却までの期間のほかに往復の郵送の期間なども加算されるので、スケジュール計画にも大きく影響があるでしょう。
また、1人で勉強をするよりスクーリングを活用したい場合にはスクーリングが豊富な通信制大学を選ぶと学びやすくなります。
③学習サポートが充実している学校を選ぶ
通信制大学の中には、生徒同士が交流できるシステムを設けていたり、困った際に学習に関する相談ができる機関があったりと学習サポートが充実している学校も。
選択肢が複数ある場合には、自分が求めるサポートのある通信制大学を選ぶと勉強方法やスケジュール計画の立て方が分からなくなった時に安心かもしれませんね。
「学びたいことを学べる通信制大学か」「勉強方法は自分に合っているか」「欲しい学習サポートがあるか」などに着目しつつ、自分にぴったりの通信制大学を探してみてくださいね!
通信制大学はオンライン上で入学相談会を実施しているところが多いです。資料を集めるだけでなく、直接話を聞いてみたり気になることを質問してみたりすると安心して入学できます!
まとめ:通信制大学で学ぶ時は勉強方法に合わせてスケジュールを立てよう!
通信制大学は、文学や心理学、法学、情報学、芸術学など、様々な系統の学問を学びながら学費を抑え大卒を目指せます。難しい入試もないため入試対策のためにスケジュール割かず、学びたいタイミングで大学生になれるのも人気の理由です。
しかし、そんな通信制大学を社会で働きながら・育児と両立しながら卒業するには、効率的な学習方法の確立とスケジュール管理が必要不可欠。
しかし、初めて学ぶ場合ご自身の生活の中でどうスケジュールを立てればいいのかや、どんな勉強方法が効率的かの判断は難しいですよね。
そこで進路の神様では、新しく「通信制大学生サポートサービス」をスタートすることにいたしました!今回はサービス開始に先駆けてて無料のモニターを募集いたします。
「スケジュール表の作り方が分からない」「勉強にブランクがあり1人で学ぶのが不安…」こんな方を対象に、半年~1年間の間無料で通信制大学での学びをサポートいたします!1人1人と向き合い、あなたの生活を考慮したスケジュールを一緒に考えたり、レポートの提出期限やスクーリング日程のリマインドを行ったりと、通信制大学で学びにくい部分をお手伝いしますので、勉強面に不安を抱え出願を躊躇っている方は必見の内容です。
無料のモニター期間後は継続しなくてももちろんOK!是非お気軽にお申込みください。ご応募お待ちしております!