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働きながら建築士は目指せる!資格の種類や学校選びのポイントを解説

人々が生活する家や施設を作る建築士。一度は違う仕事に就いたものの、働きながら建築士を目指したいと考える社会人の方もいらっしゃいますよね。

建築士を目指せる学校は働きながら通いやすい夜間部や通信制の課程もあるほか、実務経験を積むことで学校に通わなくても夢を叶えることも可能です。

今回の記事では「建築士の仕事と資格の種類」「なるにはどうすればいいのか」「学校選びのポイント」を解説します!

最後に働きながら目指したい社会人にオススメの専門学校もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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Pick up!

建築士の仕事と資格の種類

建築士の仕事はは、人々が暮らす家や学校、病院、ビル、商業施設などの建築物を設計し、制作した設計図をもとに正しく工事が行われるよう指示を出したり監督したりすること。

この建築の設計は外装や内装などのデザイン的な基礎設計はもちろん、実際に工事ができるように構造を設計する実施設計まで行います。

務める事務所や企業によりどこまでを担当するかは異なりますので、建築士の資格を取り就職する際には求人をよく確認し、自分の希望に沿った会社へ応募しましょう!

建築士の資格は3種類

様々な建物の設計を手掛ける建築士ですが、建築士の資格には「木造建築士」「二級建築士」「一級建築士」の三種類があります。

木造建築士

2階建て以下かつ延べ床面積300㎡以下の木造建築の設計、工事監理を担当するスペシャリストです。

木造の住宅などを中心に店舗や公共施設などの木造の建築物を担当します。神社仏閣など、歴史的な建造物の維持や建設に関わる際に役立つ資格といえるでしょう。

二級建築士

高さ13m以内もしくは軒の高さが9m以内の木造建築や、木造建築以外なら延べ面積が30~300㎡で高さが13mまたは軒の高さが9m以内の建造物の設計・工事管理が可能な資格です。

二級建築士は木造建築だけでなく、鉄筋コンクリート造や鉄骨造、レンガ造、石造など、様々な建造物の建築に関われます。木造建築士と同様に住宅家屋の設計がメインにはなりますが、より大きな建物を建築できるようになるので、二級建築士の資格を取得すれば仕事の幅は広がるでしょう。

木造建築士・二級建築士は基本的に住宅の建築がメインとなるものの、実際にそこで暮らす人々と密接に関わりながら仕事をできるというメリットもあり、そこにやりがいを感じる方も多いようです。

一級建築士

木造建築士・二級建築士と違い、一級建築士は建築できる建造物に制限がないのが特徴です。木造・鉄筋など素材を問わず、どんな大きさの建造物も設計・工事管理ができるようになります。もし、住宅だけではなく、学校、病院、劇場、百貨店、ドームなど大きな建造物を作りたい場合には、一級建築士の資格取得を目指すのがおすすめです。

以前は実務経験がないと受験ができませんでしたが、令和2年以降は条件を満たせば実務経験不要で受験が可能になりました。ただ、試験合格後に定められた年数実務経験を積む必要があります。

なるにはこんな方法

建築士になるには建築士の国家試験に合格する必要があります。しかし、この建築士の国家試験を受験するには、以下の方法で受験資格を満たす必要があります。

①建築業界で働きながら建築士の受験資格を得る

②養成校で学び建築士の受験資格を得る

この項目ではそれぞれの受験資格の得方をご紹介します!

①建築業界で実務経験を積んでから受験する

1つ目は、建築業界で7年間の実務経験を積むことで、木造建築士・二級建築士の受験資格を取得する方法。学校に通わなくても働きながら独学で建築士になれるのは魅力的ですよね。

働きながら建築士になるための実務経験を積める会社としては、ゼネコンやハウスメーカー、設計事務所などが挙げられます。しかし、対象となる会社の中でも、設計業務や工事監理、積算に関わる業務を担当できなければ実務経験とはならないので注意しましょう。

②働きながら建築士を目指す養成校で学ぶ

働きながら実務経験だけで建築士の受験資格を満たすことも可能ですが、やはり7年という期間に対し長いと感じる方も多いですよね。そんな方は、養成校で学ぶことでぐっと建築士の夢への近道となります!

「仕事があるから学校は…」という方も、建築士を目指す養成校は通信制や夜間部など、働きながら通える学校も充実しているので安心ですよ。

具体的に養成校についてご紹介します!

大学/短大

建築士になるには、大学や短大の建築学部や、芸術学部・工学部などの建築学科で学ぶ方法も。大学は4年、短大は2~3年学ぶことで、カリキュラムに応じて木造建築士や2級建築士、1級建築士の受験資格を取得できます。

一級建築士を最短で目指したい場合には、修学年数により実務経験の必要年数が変動するため大学で学ぶのがおすすめです。

建築に関する科目以外の一般教養科目も学びながら建築士を目指せるのも大学の魅力。また、卒業することで建築士の受験資格を得られると同時に大卒になれるのもメリットと言えるでしょう。

働きながら一般教養科目も学び建築士になりたい社会人の方は通信制大学が良いでしょう。通信制大学は自習+年数回のスクーリング(通学)で卒業を目指す大学で、多くの働きながら学ぶ社会人が在籍しています。

難しい入試がないほか編入制度も充実しているため、既に専門学校・短大・大学を卒業している方や大学に2年以上在学し一定数の単位を修得済の方は3年次編入が可能です。

ただし、自習がメインとなることから卒業率が低い傾向にあるので、しっかりと目標をもち、コツコツ努力できる方に向いているでしょう。

専門学校

もう一つの建築士養成校として、専門学校があります。専門学校は2年制~3年制の学校が多く、卒業すると大学同様にカリキュラムに応じて木造建築士や2級建築士、1級建築士の受験資格を取得できます。1級建築士を目指す場合、2年制の専門学校であれば試験合格後に4年以上の実務経験が必要になります。しかし、まずは2級建築士や木造建築士を目指すのであれば、卒業し試験に合格することで建築士になれるのです。

専門学校で建築士を目指す強みは、業界との繫がりが深いこと。建築業界で活躍するプロから授業を受けられたり、就職活動の際には直接学校に求人が届くこともあるので、未経験での転職にも強いでしょう。

大学のように一般教養科目は学べないものの、建築士に必要な知識や技術に特化して学べるほか、資格取得に向けたサポートも充実しているのが専門学校の魅力です。

働きながら建築士を目指したい方は夜間部がある専門学校がおすすめ。ただし、通信制の課程大学が好きな時間に学べるのに対し、専門学校の夜間部は始業時間が決まっているので、残業が発生しないよう注意する必要がある、仕事後にさらに勉強が待っているといったデメリットもあります。

働きながら学びたい社会人の方は、「サポートが手厚い専門学校の夜間部」「自分のペースで学べる通信制大学」のどちらが自分に合っているのかを考えて学校を選びましょう!

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働きながら目指したい方必見!学校選びのポイント

働きながら建築士を目指すなら、専門学校がおすすめです!

通信制大学で働きながら好きな時間に学び建築士を目指すのももちろんおすすめですが、しっかりと資格取得に向けた手厚いサポートや就職支援を受けたい場合にはやはり夜間部のある専門学校がよいでしょう。

直接一級建築士を目指す場合には試験合格後4年の実務経験が必要となるものの、二級建築士で良い場合には卒業後すぐに活躍が可能です。二級建築士として働きながらキャリアを積み、最終的に一級建築士の資格取得を目指すこともできます!

こちらの項目では、働きながら建築士を目指したい社会人の方が専門学校を選ぶ際に注目すべきポイントをご紹介します。

①専門学校の特色に注目!

同じ二級建築士や一級建築士を目指す専門学校でも、実習や座学の割合などカリキュラムは異なります。また、学校ごとに設備や自由に機材や教室を使える時間もそれぞれなので、事前に確認しておくのがおすすめです!

同じ夜間部でも始業の時間も異なりますので、働きながら夜に勉強したい方は始業時間も確認し、無理なく通えるかを確認しておくようにしましょう。

②資格取得や就職サポート

専門学校は大学や通信制大学と比較し、面倒見がよい傾向にあります。

建築士は学校を卒業するだけでなく国家試験に合格しなければなりません。働きながら学校に通い、さらに自分で試験の対策をするのは非常に大変ですよね。しかし専門学校は資格取得を見据えたカリキュラムを組んでいるので国家試験の合格に向けた教育を受けられます。

また、「働きながら学び、さらに転職するのは大変そう」と感じている方も多いはず。ところが専門学校は就職に強いという特徴もあります。就職セミナーはもちろん、学校に直接求人が届いたりと、しっかりと就活もサポートしてくれます。

こういった面倒見の良さも働きながら建築士の目指しやすさに繋がっています。

③働きながら学びたい社会人向けの制度はある?

専門学校の中でも、夜間部はキャリアチェンジやキャリアアップを目指し、働きながら学ぶ社会人の層が特に多いです。そのため、夜間部のある専門学校には、働きながら建築士を目指す社会人向けの制度が充実している場合も多いでしょう。

例えば、社会人を対象にしたAO入試や社会人選抜入試を利用すれば最低限の対策で受かる可能性を上げられます。働きながら受験対策をするのは大変ですから、社会人入試制度がある場合にはしっかり利用するのがいおすすめです。

また、学校によっては働きながら学ぶ社会人を応援する学費減免制度や給付型の独自奨学金を用意している場合も。さらに、建築士は条件を満たせば専門実践教育訓練の対象になります。自分が入りたい学校が対象になるかも合わせて確認しておくとよいかもしれません。

働きながら建築士を目指せるおすすめの専門学校を紹介!

建築業界で実務経験を7年積み建築士の受験資格を得る方法もありますが、社会人が働きながら建築士になるには就職や資格取得に強い専門学校の夜間部がおすすめです!

木造建築士・二級建築士であれば卒業と同時に受験し資格取得を可能ですし、一級建築士を目指す場合も合格後4年の実務経験を得れば資格を取得できます。また、まずは二級建築士を取得したうえで実務経験を積み一級建築士を目指すことも可能です!

最後に、なるには進学サイトおすすめの働きながら建築士を目指せる専門学校をご紹介ます!ぜひ学校選びにご活用くださいね。

気になる学校を見つけたらぜひHPを確認したり、資料請求して情報を集めてみてくださいね。

さらに、可能であれば来校型のオープンキャンパスや個別相談会などに参加してみるのもおススメです。校舎はもちろん、学校や学生の雰囲気を実際に見ることができたり、体験講座を受けられることもあるので、自分に合った環境があるかどうかを確かめられますよ。

◆専門学校東京テクニカルカレッジ

コース名:建築科(夜間 建築士専科)

最短で二級建築士を目指せるだけでなく、卒業後すぐに一級建築士の受験も可能な働きながら通える夜間部がある学校です。希望者には週末補講を開講するなど、充実のフォロー体制が整っているのも嬉しいポイントです。

さらに、オンラインでの受講も可能など、働きながらでも無理なく建築士を目指せる環境が整っています。

学校情報

専門学校東京テクニカルカレッジ

行こう、君の未来へ。
所在地:東京都


◆読売理工医療福祉専門学校

コース名:建築科

社会人が働きなら建築士を目指しやすい夜間クラスをもつ専門学校。最近はコロナウイルスの影響からオンライン授業も導入され、より働きながら学びやすくなっています。

建築系の専門学校として都内でも有数の歴史もあり、最短で二級建築士・一級建築士の受験資格を得られるほか、クラス担任+キャリアカウンセラーのWサポートが受けられるのも魅力です!

学校情報

読売理工医療福祉専門学校

2020年4月新校舎誕生!読売新聞・日テレグループの専門学校
所在地:東京都
社会人・大学生も学びやすい夜間クラスもあり!最新設備を揃えた施設と少人数制による丁寧な指導で、各業界で活躍するプロを育成します。


◆日本理工情報専門学校

コース名:建築デザイン科 一級・二級建築士受験資格卒業時取得コース

企業や業界とのつながりが深く、万全の就職支援体制を持つ働きながら建築士を目指せる専門学校!

さらに、奨学金が充実しているので、年間最大57万円の授業料が減免されるのも働きながら学ぶ社会人には嬉しいポイントです。

学校情報

日本理工情報専門学校

基礎から応用技術まで学び、ものづくりエンジニア・建築士・メカニックを目指す!
所在地:大阪府


◆麻生建築&デザイン専門学校

コース名:建築学科〈夜間〉

1人1人に合わせた「夢」を叶える業界に就職するためのサポートや、少人数制・個別指導の授業が魅力の建築士を目指せる働きながら専門学校です。

ダブルスクールの大学生や働きながら学ぶ社会人など、様々な学生が効率よく建築士受験資格を得られる短期集中カリキュラムとなっています。

学校情報

麻生建築&デザイン専門学校

「創りたいもの」の「創り方」をプロから学ぶ。ずっと憧れていた、物を創るという事。今まさに実現するための第一歩を。
所在地:福岡県


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この記事を書いた人

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