entrepreneur-gee4e85c28_1920

専門学校は就職に強い!メリットや注意点、おすすめの学校をご紹介

大学や短大と並び、多くの高校生の進学先として選ばれている専門学校。
高校生の中には、「就職したいけど卒業後そのまま社会に出るのは不安…」という気持ちから進学を選ぶ人も多いですよね。

実は、専門学校はとても就職に強いので、就職をゴールに見据えている人にとてもおすすめなんです。

そこで今回の記事では、「専門学校とは」「大学との違い」「就職に強い理由」「専門学校の注意点」をご紹介します!

最後におすすめの就職に強い専門学校もご紹介しますので、進路に悩んでいる方はぜひ最後までご覧くださいね。

300_250

そもそも専門学校とは

進学先の候補として知ってはいるけど、専門学校がどんなところか分からないという方もいますよね。
そこで最初に、専門学校はどんな学校なのかをご紹介していきます!

既に知っていて就職に関することが知りたい方は「就職に強い理由」から確認してください。

専門学校とは、その分野のプロを育成する養成校です。
就職を目標に、基礎から目指す職種に特化した知識や技術を実践的に学べます。さらに、多くの専門学校では卒業と同時に各分野に関する資格取得が可能だったり、資格試験の合格を目標としている場合が多いので、入学時は初心者でも卒業時にはしっかりと即戦力としての実力を身につけられます。

開講されている分野としては、

  • 医療・看護・歯科系
  • 介護・福祉系
  • 美容・理容系
  • 栄養・調理・製菓系
  • コンピューター・IT・情報系
  • 動物・農業・生命科学系
  • 工学・建築系
  • イラスト・デザイン系
  • 音楽・芸能系
  • スポーツ系
  • 商業・公務員系
  • 国際・言語・観光・エアライン・ブライダル系

など、メジャーな学科・コースから珍しい学科・コースまで、様々な分野の専門学校があります。

多くの専門学校は2年制ですが、一部の分野の専門学校に関しては3年制~4年制の学校もあるので注意が必要です。

大学との違い

専門学校・大学共にメリット・デメリットがあり、人によりどちらが向いているかは変わってきます。自分にとって専門学校と大学どちらが向いているかを判断するには、大学と専門学校を比較し、違いを理解することが大切といえるでしょう。

専門学校と大学の違いを大きく分類すると「学び方や授業内容の違い」「卒業後の進路の違い」「就職活動時の違い」の3つがあります。

①学び方や授業内容の違い

大学は一般教養科目なども交えつつ自身が選んだ分野について幅広く総合的に学ぶのに対し、専門学校は就職を見据え、より分野に特化して学びます。

専門学校では基礎的な理論はもちろん、実際に就職した際と同じような設備で体験学習を多くすることで卒業時に即戦力となるような教育がなされています。しかし一部の専門学校では教養科目を取り入れているものの、基本的に専門学校での学びは選んだ分野のみを集中的に学ぶことになるため、大学のような分野を超えた幅広い学習はしにくいというデメリットも。

また、2年制の専門学校の場合、大学で4年かける内容を2年間で学ぶことになるので、忙しさといった面でも違いが出てきそうです。

②卒業後の進路の違い

専門学校は専門分野への就職に強く、卒業のタイミングで約7割以上の学生がその分野に就職します。さらに、特に就職に強い専門学校では就職希望者の就職率が90%~100%を誇る年も。

しかし、大学の場合は学んだ分野に関連する就職は多いものの、分野外への就職や、大学院への進学など卒業後の進路は様々です。

目標がしっかりある人にとっては就職に強い専門学校が近道になりますが、目標がふんわりしている人は大学方が向いている…というように、卒業後の進路にも違いがあることも覚えておくと良いでしょう。

また、一部の大企業の求人は応募条件が大卒以上とされている場合も。専門学校と大学では応募できる求人にも違いが発生することがあります。

③就職活動の違い

最後は就職活動に関する違いです。

専門学校は就職に強く、学校側が企業からたくさんの求人を受け取り専門学校手動で就職活動が進みます。しかし、大学の場合には大まかなガイダンスや応募方法などの説明はあるものの、生徒が自主的に企業を探し応募して面接をこなしていく必要があります。

さらに、専門学校は担任やキャリアカウンセラーなどが定期的に面談をしたり、カリキュラムの中に模擬面接などの就職に関する授業が組み込まれているのに対し、大学はキャリアサポートセンターを利用しない生徒が多いです。

就職サポートの面倒見の良さも専門学校と大学の大きな違いなので、どのように就職活動をしたいかも選ぶ際の基準にしてみると良いかもしれません。

就職に強い理由

専門学校のHPや資料などを見ると、高い就職率をウリにしている学校をよく見かけると思います。実際、専門学校は非常に就職に強いです。

そこで今回は、専門学校が就職に強い理由を3つ紹介します。

就職に強い理由①現場で活躍できる人材を育成するカリキュラム

専門学校が就職に強い秘訣は、カリキュラムにあります。入学時は初心者でも、専門学校でしっかりと基礎から学ぶことで、卒業のタイミングで即戦力になるカリキュラムが組まれています。

就職に強い専門学校は、現場で使われている最新の設備を導入している場合が多いため、プロと同じ環境で技術を身につけられます。基礎を学ぶ座学はもちろんありますが、実践的な授業も多く、実際に体験しながらその道のプロを目指せます。

また、専門分野の技術だけではなく、社会人として必要になるビジネスマナーや業界についてなどの知識も一緒に学べるのも就職時に役立ちます。

就職に強い理由②企業との関りが深い

企業との関りの深さも専門学校が就職に強い理由の一つ。専門学校は現場で役立つ人材を育成するために、現場で活躍プロに講師を依頼しています。結果として企業の人と生徒のかかわりができ、それが就職に有利に働く場合も。

なにより、毎年多くの生徒を各企業に排出することで、多くの先輩が現場で働いています。先輩の活躍により専門学校の評判が浸透し、それが就職に強い理由となっているのです。

就職活動の時期になると、多くの企業から直接専門学校へ求人票が届くなど、就職に強い専門学校へは入れれば一気に目標の職業への近道となるでしょう。

就職に強い理由③就職支援がとにかく充実している

さらに、就職に強い専門学校は就職を支援する体制も整っています。大学と違い、専門学校は高校までと同じようにクラスに分かれており、担任の先生がいます。また、就職に強い専門学校の中にはキャリアカウンセラーがいる場合も多く、担任やカウンセラーにいつでも相談できるのは大きな強みです。

さらに、専門学校では履歴書の書き方や面接の受け答えなどを学べるセミナーや、業界に関する説明会など、就職活動の際に必要な知識を得るための機会も用意されています。

このように、専門学校はカリキュラムだけでなく、企業との繫がりの深さや万全のサポート体制があることで、就職に強いというメリットを生み出しています。

entrepreneur-gee4e85c28_1920

注意点もある

高校生の進学先として人気の専門学校ではありますが進学の際注意すべきポイントもあります。就職に強いというだけでなんとなくで専門学校に進学してしまうと、後悔してしまうケースも。自分に合った専門学校を見つけることができるかどうかが重要です。

この項目では、専門学校を決めるときに注意すべきことを解説します!

専門学校で学ぶ分野以外への進路変更が難しい

就職に強いのは専門学校の特徴ではあるものの、専門分野外への就職や進路変更は難しいという特徴があります。というのも、専門学校は一つの分野に特化して学びます。大学のように一般教養科目も含め幅広く学んでいる場合には多少専門分野からずれている分野への就職も可能ではありますが、専門学校からまったく別の分野へそのまま就職をする場合にはかなり苦戦する可能性が高いです。

ふんわりとした興味だけで専門学校に進んでしまうと、入学後に想像とのギャップから勉強が辛くなったり、卒業後の進路に悩むこともあります。しっかりと、専門学校の分野を楽しく学べそうかを確かめてからの入学がおすすめです。

専門学校は大学よりも忙しい場合が多い

「専門学校は忙しい」という噂を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。実際、大学は自由に履修登録をして時間の調整ができるのに対し、専門学校は高校までと同様にしっかりと組まれた時間割に沿って2年間み学ぶことになります。

月曜日から金曜日まで朝からみっちり学ぶわけですから、自分の時間を持てたとしても大学ほどの時間のゆとりはありません。やりたいことが現時点でふんわりしている人がなんとなくで専門学校へ進学してしまうと、忙しさやイメージの違いから勉強が辛くなってしまうケースもあります。

しかし、学びたいことについてたくさん学べるため、やりたいことが明確な人にとっては非常に楽しい環境です。現在ふんわり興味がある…という方は、オープンキャンパスなどに参加して情報を仕入れておくようにしましょう。実際に言ってみることで明確な興味を持てたり、受験へのモチベーションが高まることもありますよ。

専門学校に行きたい企業の求人がない場合や、応募が難しくなる場合もある

大学生は自発的に行きたい企業を探し就職活動をしますが、専門学生は学校に届いた求人に応募するような形で就職をする人が多いです。就職に強い専門学校であればたくさんの求人が届きますから、選べる選択肢も増えます。

しかし、希望する会社の求人が専門学校に来ていない場合には、自分でその企業に応募する必要があります。就職に強い専門学校では就活の指導もカリキュラムにありますし相談もできるためしっかり就職活の対策はできます。ですが、コネクションのない企業を受けるわけですから、就職に強い専門学校の強みを活かしきれているとは言えません…。

専門学校に進むのであれば、自分の希望する企業への就職実績があるかを専門学校のHPやパンフレットなどの資料で事前に最新の情報を確認しておくようにしましょう。専門学校のオープンキャンパスに参加し質問をしてみるのもおすすめです。

また、中には求人の応募条件が大卒以上の大手企業も存在します。大卒以上の学歴が求められる場合には、どんなに就職に強い専門学校であってもそもそも受験資格がないため、しっかりと行きたい企業の求人は事前に確認しておくようにしてくださいね。

おすすめの就職に強い専門学校をご紹介!

専門学校は夢を叶えるために必要は知識や技術を修得できるだけでなく、就職に強いというメリットがあります。

特定の分野への就職を希望している人や、夢がある人は就職に強い専門学校へ進むことで夢を実現できる確率が高まるはずです。

しかし、多くの専門学校がありますからどこを選んでいいか分からないという方も多いですよね。そこで、最後におすすめの就職に強い東京の専門学校をご紹介します!

※「関西のおすすめの専門学校は?」「愛知県の専門学校が知りたい!」など、ご自身の進学先地域の専門学校が知りたい方は進路の神様公式LINEの「進路の窓口」をご利用ください!あなたにぴったりの学校をお探しします♪

学校情報

日本リハビリテーション専門学校

所在地:東京都
目指せる職業:理学療法士・作業療法士
特徴:両学科とも求人数は3000件と、就職に強い専門学校!国家資格の対策を含め、非常に面倒見の良い専門学校です。


学校情報

長生学園 あん摩マッサージ指圧師科

所在地:東京都
目指せる職業:あん摩マッサージ指圧師 スポーツトレーナーなど
特徴:卒業生5500人以上!歴史が長く、医療、介護、スポーツと様々な分野に太いパイプがあるため就職に強い専門学校です。


学校情報

早稲田速記医療福祉専門学校

所在地:東京都
目指せる職業:看護師・医療事務・診療情報管理士・ビューティアドバイザー(美容部員)など
特徴:ャリアサポート(就職支援)センターとクラス担任が一体となって就職を指導!スペシャリストスペシャリスト養成校として高い評価のある専門学校なので就職に強いです。


学校情報

専門学校 東京工科自動車大学校

所在地:東京都
目指せる職業:国産車メカニック・外国車メカニック・自動車開発エンジニアなど
特徴:多彩な実習車両を使って学べる就職に強い専門学校。入学後から独自の就職プログラムがスタートするので、多くの学生が希望する企業から内定を獲得しています。


学校情報

専門学校東京テクニカルカレッジ

所在地:東京都
目指せる職業:建築士・データサイエンティスト・システムエンジニア・Webデザイナー・自然環境保全技術者など
特徴:建築・インテリア、データサイエンス・IoT・情報処理・ゲーム・Web、環境・バイオなど、幅広い分野から学べる専門学校。就職に強いので早期就職と就職率100%を実現している年も。


学校情報

読売理工医療福祉専門学校

所在地:東京都
目指せる職業:建築士・カメラマン・ディレクター・電気工事士・介護福祉士など
特徴:テレビ番組制作、IT、電気電子、建築、臨床工学、介護福祉などを学べる専門学校。クラス担任+キャリアカウンセラーのWサポートが就職に強い秘訣です。


学校情報

文化服装学院

所在地:東京都
目指せる職業:デザイナー・パタンナー・メイクアップアーティストなど
特徴:国際的に評価される卒業生を輩出している就職に強い専門学校!充実した設備の中で学べます。


1012_再進学バナー

この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

なるには進学サイトでは皆さんの進路相談にお答えしています。
2017年10月よりLINEを通じた進路相談を開始し、2022年6月にはLINEの友だち登録数は6,000人を突破。
通信制大学や専門学校の質問もお気軽ご質問ください!

【進路相談】進路の神様を友達登録して話しかけてみてください!