大学落ちたらどうするべき?4つの選択肢
大学の二次試験・後期試験も終わってしまい、希望の大学すべてに落ちたとき、浪人を考える人もいるでしょう。ここでは浪人も含め、大学受験に落ちた場合の選択肢を4つ紹介します。
全落ちしたときの4つ選択肢
・大学再受験を目指し浪人する
・就職する
・専門学校へ進学
・専門進学後に大学3年次編入
大学全落ち後の進路①浪人する
大学全落ち後の進路②就職する
就職も選択肢の一つですが、3月はすでに高校生向け雇用の募集は終了している可能性が高いでしょう。正社員ではなく、アルバイトや派遣、契約社員などの雇用も視野に入れてみてもいいですね。働けばお金が手に入るので、一旦就職して通信制大学を含む進学のための資金を貯める人もいます。ただし、友達の多くは学生になりますよね。勉強もしたいし遊びたい人はしっかり考えてからの方がいいでしょう。
大学全落ち後の進路③専門学校へ進学
専門学校は大学と異なり、後期試験後の3月31日も願書を受け付けている学校はあります!
専門の受験は偏差値を気にすることなく、大学受験のような科目テストもほとんどありません。就職したい業界に必要な知識やスキル、関心のある分野を学べる専門学校を選ぶことも選択肢の一つです。自分の理想とする方向性に近い専門学校がないか、探してみましょう!
また、大学に行って「留学したかったな」という高校生もいるのでは?専門学校にも留学制度を設けている学校があります。大学に落ちたから留学を諦める必要もありません!
大学全落ち後の進路④専門へ進学後に3年次編入
専門学校によっては、大学編入をサポートするコースや講座を設置しているところもあります。そのようなコースがなくても、2年制の専門学校を卒業後に大学編入をする方法もあります。夢を諦める必要はないです!ただし、大学編入は一定の条件が必要となるため、大学編入条件を満たせるかどうか事前に調べておきましょう!
落ちてからでも専門学校の出願は間に合うの?
専門学校へ進路変更【メリット・デメリット】
大学に落ちた人が専門進学するメリット
・少人数制が多く友達が作りやすい
また、専門へ進学すれば同じ年齢の人と一緒の時期に新卒採用枠で就職できます。大学よりも専門学校は特定業界の就職に強いと言われていて、サポートの手厚い学校が多いので就職も安心でしょう。
大学に落ちた人が専門進学するデメリット
デメリットはありますが専門学校進学で得られるものはたくさんあります。大学ではなくてもいいかも…と少しでも感じた人は、大学再受験ではなく専門学校進学を選択肢に入れてみてくださいね!
【おまけ】全落ちしたときの切り替え方法
第一志望も滑り止めも含め、大学受験で全落ちたら、メンタルが不安定になってしまう人もいますよね。気分の落ち込みが続くときはどう切り替えたらいいのでしょうか。不安や落ち込みが残りすぎたままだと、専門学校に進学することが正しい判断なのか分からなくなって結局何もしたくなくなる可能性もあります。そこで、メンタルが不安定になりやすい要因と、切り替え方法を解説します!
メンタルが不安定になる要因
大学に落ちた時、メンタルが不安定になる要因はいくつかあります。落ちたから不安定になった、というよりは色んな気持ちがあるでしょう。
例えば、大学を目指して勉強してきたから目標がなくなった、応援してくれた先生や親に申し訳ない、努力が報われず虚しいというような喪失感や申し訳なさなどが挙げられます。また、「落ちた自分」を情けなく感じ、合格した友達と比較することもあるでしょう。「もっと勉強しておけばよかった」と悔しいと感じる人もいます。こういった気持ちになるのは当然ですが、落ちた全員のメンタルが不安定になるわけではありません。
不安定なときにしがちなこと
メンタルが落ちたときにしがちなことが「言われた通りの道を選ぶこと」です。大学受験に落ちたとき、親と話し合うことは大切ですが、親の意見は参考程度にすることも重要です。メンタルが落ちた場合、「親に申し訳ない」「親に決めて欲しい」と考えることもあるそうですが、その結果「親に言われたから」という理由で進路を決める人もいます。
しかし、最終的に決めるのもその進路を歩むのもあなた自身!メンタル回復に力を入れつつ、自分の中で整理し後悔の少ない選択をしましょう。
気持ちを切り替えるには
大学受験に落ちた時、落ち込みや苛立ちを抱えるのは自然現象です。それでも切り替えないと前に進むことはできませんよね。では、一体どうしたらよいのでしょうか。
・自分の努力を認める
・思い切り泣く
・大学受験に落ちた=人生失敗と考えない
・大学以外の選択肢を見つける!
・新しい環境との出会いを期待する
大学受験は人生のなかの一つの挑戦です。落ちたとしても大学受験を頑張ったことに変わりはありません。まずは努力を認めてほめてあげてください!
大学落ちたとしても、これからの人生で挑戦できる機会はたくさんあります。その一つの選択肢が「専門学校」。専門学校なら知識とスキルを短期間で身につけられて、就職のサポートも手厚い学校が多いです。新たなチャレンジの場として、専門学校進学も選択肢に入れるのはいかがでしょうか?