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文科省が「給付型奨学金」の検討内容を公表!

「給付型奨学金」の創設に向けた議論の経過を公表!

文部科学省は、いわゆる「給付型奨学金」創設に向けた検討内容の経過を公表して、「給付型奨学金」支給にあたっては成績の基準を設けるほか学校推薦なども対象とする方針です。

文部科学省は作業チームを設けて、大学生などを対象にした返済のいらない「給付型奨学金」の創設に向けて支給基準や給付額、それに財源などの検討を進めていて、このほど、これまでの議論の経過を公表しました。報道各局の報道をご覧になった方も多く、すでにご存知の方もいらっしゃると思います。

文部科学省は作業チームの公表内容によりますと、「給付型奨学金」の支給基準については、生活保護の世帯や、住民税が非課税の世帯、児童養護施設の出身者など、所得が少ないことで残念ながら進学を断念せざるをえない世帯を対象とすることが適当だとしています。

基準と条件によって給付額が差がつくことも検討

また、支給にあたっては、成績の基準を設けるほかに、基準を満たさない場合でも優れた成果を収めれば、学校推薦なども対象とする方針だということです。さらに、給付額について具体的な額は示していないのですが、国公立と私立の違いや、自宅通学か、親元から離れて暮らしているかなどによって給付額に差をつけることも検討するとのことです。

文部科学省では政府内で検討・調整を進めて、年末までに「給付型奨学金」の制度設計について結論を得たうえで平成29年度から実施を予定しているとのことです。平成29年といえば来年、もうすぐですね。通学制大学、通信制大学に進学を予定している方や親御さん、保護者の方は、ぜひ、最新の情報を収集してご活用ください。

paku_akjfalsdjklasadfa_TP_V各大学の学費をよく見比べることが大切!

通学制大学、通信制大学によって学費やその他費用に違いがあるので、複数の大学の資料を取り寄せて、各大学同士をしっかりと比較・検討することをオススメします。事前に取り寄せた資料で確認して、自分が進学したい、お子さんが進学したい各大学の詳細をもっと知りたい、問い合わせてみたいと思われた方は、各大学が開催している学校説明会やオープンキャンパスに、友達と、親御さんと一緒に参加して、学費や奨学金について気軽に大学側担当者に問い合わせてみましょう。必ず詳しいことを教えてくれるはずです。

高校生はもちろんですが、社会人も利用できる奨学金制度がありますので、「会社勤めだから無理かな?」と諦めずに、各大学の資料を複数取り寄せて確認してみることをオススメします。特に社会人の進学率が高い通信制大学の学費は各校一律ではなく、各通信制大学の学部や学科、専攻する内容や構成によって算出方法がかなり変わってきますので、各通信制大学の入学・学費関連の担当者に相談してみてください。社会人ならではの事情や進学の悩みに親身になって教えてくれるはずです!

 

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