大学進学に力を入れている通信制高校について詳しく紹介!
■大学進学のために通信制高校へ入学
大学進学によって学ぶ学問の幅を広げることや、より専門性の高いスキルを身につけることでご自身の将来に幅広い就職先を見つけることが可能となっており、高い大学進学への人気から2013年の大学進学率は49.9%と、2人に1人は大学に進学している社会状況の中でより多くの方が大学進学を希望しています。
大学進学を目指す多くの方が、公立や私立といった普通高校を卒業後、入学試験を経て大学に進学しますが、高校を中退してしまった方や中学卒業後に一度社会へ出た方にとって、入学試験を受験するための受験資格を得るところからスタートする必要があります。
大学入試の受験資格を得るには大きく分けて2種類の方法が存在しており、一つが昔から「大検」と呼ばれていた高卒認定試験に合格することであり、もう一つが通信制高校を卒業することで普通高校と同様の高卒資格が得る方法になります。
高卒認定試験は、高卒程度の学力があることを認定するための試験であり難易度が高く、合格率は30%台となっています。
これに対して通信制高校を卒業する場合、卒業資格を得るための単位さえ取得することができれば普通高校と同様の高卒資格を得ることが可能です。
大学進学のために通信制高校という選択肢は、高卒認定試験よりも通過しやすい選択となっています。
合格率 | サポート | 卒業資格 | |
---|---|---|---|
通信制高校 | 単位取得で100% | 基礎から通信教育 | 高卒(学歴:高卒) |
高卒認定試験 | 30%台 | 独学 | 高卒認定(学歴:中卒) |
■普通高校と違いは?
それでは、同じ高卒資格を得ることができる普通高校と通信制高校について、どのような違いがあるのでしょうか。
まず、通信制高校は、普通高校のように実際に通学する必要がないため、時間的な自由度が高い点に特徴があります。
高校進学が出来なかった方や高校中退してしまった方の中で、経済的事情を理由に挙げられる方も少なくないため、時間に自由度の高い通信制高校ならアルバイトや仕事と並行して高卒資格を得ることも不可能ではありません。
また、学校行事に関しても学園祭・文化祭といった記念事業や部活動などがほとんどないため、高校卒業のための単位取得に無駄な時間がかからない特徴もあります。
しかし、通信制高校だからといって、行事・イベントや通学する必要が全くない訳ではなく、ある程度の日数についてスクーリング制度が設けられているため、通学しなければならない日にちは指定されています。
■大学進学に有利な通信制高校はある?
公立の通信制高校や私立の通信制高校の中でも、大学進学に力を入れたカリキュラムが設けられている学科・コースも多く存在しています。
大学進学のために必要な勉強内容を無駄のないカリキュラムで行うコースとなっており、有名予備校講師によるインターネット授業・DVD配信授業を提供している通信制高校もあります。
短時間で効率よく学ぶことが可能であり、有名私立大学や国公立大学に進学することも夢ではありません。
普通高校だと、同級生やクラスの雰囲気によって受験モードが紛れてしまうこともよくありますが、通信制高校なら大学進学に集中した環境の中で学ぶことができるため、大学入試に直結した内容を身につけることが可能となります。