主な出演作:アニメ『鬼滅の刃』我妻善逸、
『僕のヒーローアカデミア』荼毘など
声優になりたいと思い始めたのは中学生の頃。あるアニメの主人公がすごく好きで、自分もそんな人になりたいと思ったのが始まりです。日ナレに決めるまでにはいろいろ調べて考えた結果、週1回のレッスンだからバイトしながらでも通えるということで選びました。
レッスンで叩き込まれるのはやっぱり基本的なこと。滑舌や呼吸法とか。舞台形式でのレッスンでは人との対話を日常会話のように話すこともやりました。
アニメのアフレコでは普通に人と話しているシーンなのに、それが意外と難しい。映像を見ながら、しかも話し掛けているように聞こえなくてはいけない。
真似事だけでは全く通用しないですから。それと心の解放。周りに沢山の人が居ても解放しなくちゃいけない。声優はそういうことが必要な仕事だと思います。これらの養成所での経験が現場で役に立っています。
これから声優をめざす人たちに言いたいのは、「声優はどんな人でもなれる」ということですね。きっかけは何だっていいんです。芝居がしたい、アニメが好き・・・いろいろあると思います。でもひとつ、めざしたからには声の芝居というものをしっかりやってほしいなと思っています。自分が声優で、声の芝居をするんだというプライドだけは忘れないようにしてほしいですね。