【2025年度版】オープンキャンパスの持ち物はコレ!チェックすべきポイントも解説

進路を考える時、ほとんどの人が足を運ぶオープンキャンパス。

しかし、初めてだとどんなことをするのか、必要な持ち物が分からず困ってしまう方も多いですよね。

そこで今回の記事では、「オープンキャンパスって?」「必要な持ち物は?」という疑問はもちろん、「どんな服装で行けばいいのか」「事前に準備すべきこと」という疑問にも徹底的にお答えします!

オープンキャンパスの持ち物や服装に悩んでいる高校生の皆さんや保護者の方は、準備の参考ガイドとして、ぜひご覧ください。

banner (11)

そもそもオープンキャンパスって?

オープンキャンパスは、大学・短大・専門学校が進学を検討している高校生や保護者に向けて開催する、学校の魅力を紹介するためのイベントです。大学では夏休みや秋ごろに実施されることが多く、専門学校では年間を通して頻繁に行われる傾向があります。

開催内容は学校ごとにさまざまですが、カリキュラムや入試制度、卒業後の進路、留学制度、学生向けのサポート体制などについて詳しい説明が受けられます。また、体験授業や模擬講義に参加できる場合もあり、学部や学科・コースの学びが自分に合っているかを見極める絶好の機会です。

さらに、在学生の話を直接聞いたり、キャンパスの施設を見学したりすることで、学校の雰囲気をリアルに感じ取ることができ、進学後の学生生活を具体的に想像しやすくなります。保護者も参加可能な学校が多く、子どもの進路選びを一緒に考える場としても活用されています。

たとえば、近畿大学では西日本最大規模のオープンキャンパスが夏休み期間に開催され、毎年多くの参加者でにぎわいます。
神戸大学では、8月上旬に各学部ごとにオープンキャンパスを実施予定です。静岡大学は、2025年5月10日に春季オープンキャンパスを開催し、静岡・浜松の両キャンパスでプログラムが行われます。東北大学では、2025年7月30日(水)と31日(木)にオープンキャンパスが予定されており、学部ごとに異なるプログラムが用意されているため、複数回参加する受験生もいます。名城大学は、7月19日・20日にナゴヤドーム前キャンパス、8月2日・3日に天白・八事キャンパスでそれぞれオープンキャンパスを開催。事前予約制で、100以上の豊富なプログラムが体験できます。

このように、大学や専門学校によってオープンキャンパスの開催時期や内容はさまざまです。気になる志望校の情報は、必ず公式サイトで最新の開催日程やプログラムを確認しましょう。

※本記事の情報は2025年4月時点のものです。今後、日程や内容が変更される可能性がありますので、最新情報は各大学・専門学校の公式Webサイトをご参照ください。

オープンキャンパスは高校生の参加が中心ですが、再進学を考えている社会人や中学生も参加可能な場合があります。進学を検討している方は、対象条件を確認したうえで、大学や専門学校、各種学園のオープンキャンパスに積極的に参加してみるのがおすすめです。

また、最近では多様なニーズに対応するために、オンライン形式のオープンキャンパスも広く実施されています。遠方に住んでいる方や通信制高校に通う方など、通学環境が異なる方でも気軽に参加できるのが魅力です。

失敗しない持ち物はこれ!

オープンキャンパスは学校のことを知れる最大のチャンス。思いきりオープンキャンパスを楽しむには、しっかりと準備をしていくのが安心です。

そこで、この「持ち物編」では、オープンキャンパスで必須のアイテムをご紹介します!オープンキャンパスに必要なアイテムをしっかりとチェックしてみてくださいね。

持ち物①大きめのかばん

オープンキャンパスでは、A4サイズの学校パンフレットや来校記念グッズなど、多くの資料を持ち帰る理由から、最低でもA4サイズの書類が収まるくらいの大きめのかばんで参加するのがおすすめです。

特に、リュックやショルダーバッグなど、両手が空くかばんだとオープンキャンパスを回りやすいでしょう。

しかし、「オープンキャンパスに行く際、手持ちのカバンは小さめにしたい…」という方もいらっしゃいますよね。その場合は、大きめのかばんの代わりに、持ち物として折りたためる大きめのエコバッグなどを用意しておくと安心です。

持ち物②筆記用具

オープンキャンパスでは、さまざまな情報を得る場面が多く、聞いたことをその場で記録できるようにする理由から、筆記用具は必須の持ち物です。さらに、アンケートを記入する場合やパンフレットなどの資料を片手に説明を聞く場面もあるので、シャーペンだけでなくボールペンやマーカーも持ち物に加えておくと役に立つでしょう。

体験授業を受けられる場合には、メモ帳の代わりにノートと付箋を持っていくなど、状況に合わせてアイテムを選んでみてくださいね。

また、出願スケジュールや次回のイベントの日程を予定と照らし合わせながらメモを取れるよう、手帳を持ち物に加える方も多いようですよ!

持ち物③スマートフォン

近年では、スマホも外せないオープンキャンパスの持ち物の1つとなっています。

スマホは必携アイテム。メモ帳として使用できるのはもちろん、校舎などを撮影して学校の雰囲気を記録として残すのにも役立ちます。しっかりと撮影して持ち帰り、保護者の方に説明するのに活用しましょう!

また、経路案内やマップとしても活用できるので、充電を満タンにしてオープンキャンパスに持っていってくださいね。また、モバイルバッテリーも持ち物に加えておくとより安心です。

持ち物④多めにチャージしたICカードとお金

オープンキャンパスに行く際の持ち物としてICカードとお金も挙げられます。

電車でオープンキャンパスに向かう場合、電車の遅延が発生し想定と違う経路で向かう可能性も出てきます。その場合、ぴったりの交通費しか持っていないと時間通りに辿り着けなくなってしまうので、持ち物のICカードには少し多めにお金を入れておくのがおすすめです。

さらに、オープンキャンパスの際は学生が使う食堂を利用できる場合も。余分にお金を持っていけば食堂や購買を利用し入学後の学生生活をイメージしやすいので、余分なお金も持ち物に加え参加してみてくださいね。

持ち物⑤飲み物

オープンキャンパスで行った学校でも飲み物は売っていますが、なかなか自由に行動できず購入できない可能性もあります。

オープンキャンパスは特に夏場に開催されることが多いですから、熱中症にならないようしっかりと持ち物として飲み物も持っていきましょう。

他にも、体温調節がしやすい羽織や、クッションにもできるストールなどをオープンキャンパスの持ち物として持参しておくと便利です。

また、オープンキャンパスで聞きたいことがある場合には、質問をまとめたチェックリストを持ち物に加えておけば、洩れなく質問をできるのでオススメです!

bag-7178598_1280

服装の指定はある?

オープンキャンパスの持ち物と同様に服装に悩む方もいらっしゃいますよね。

結論からお伝えすると、オープンキャンパスに行く際は制服でも私服でもどちらでも大丈夫です。ただ、どちらでオープンキャンパスへ行く場合も、注意すべき点はあります。

「オープンキャンパスに参加する際の服装はもう大丈夫!」という方は、事前にチェックしておくべきポイントからご確認ください。

オープンキャンパスに制服で行く場合の注意点

制服でオープンキャンパスに行く場合は、気崩しすぎないように注意しましょう。オープンキャンパスで自分が学校を見ているのと同様に、学校の方からも見られています。スカートの丈やシャツのボタンなど、普段は気崩している場合にも、オープンキャンパスに行く際はしっかりとした着こなしをしておくとよいでしょう。

また、オープンキャンパスはキャンパスを歩き回ります。特に大学のオープンキャンパスの場合は校舎が複数あり長距離の移動が予想されますので、靴擦れが気になる場合にはスニーカーを履いていくのがおすすめです。移動距離が長くなりやすいという理由から、歩きやすさを重視しましょう。

カバンについては、A4サイズの資料が入るリュックやショルダーバッグでも、スクールバッグでもどちらでもOKです。

オープンキャンパスに私服で行く場合の注意点

オープンキャンパスへ私服で行く場合、華美な物は避け清潔感のある服装を心がけましょう。第一印象や学校の雰囲気に合ったスタイルを選ぶことも大切です。大学などの広いキャンパスを歩く際、ヒールの高い靴やサンダルだと靴擦れになってしまう可能性が高いです。オープンキャンパスに行く際は歩きやすい靴を選んでくださいね。

持ち物に日焼け対策の日傘や体温を調節できる羽織などを加えておくと、オープンキャンパスを快適に過ごしやすいかもしれません。

また、スポーツ・保健系の学部や、保育系・医療系の専門学校など体を動かすような授業を体験する場合には、スカートは避けパンツスタイルでオープンキャンパスに行くようにしましょう。

オープンキャンパスは制服・私服どちらで行っても問題ありません。しかし、「推薦入試で受験予定で、オープンキャンパスで個人面談に参加する場合は制服」「オープンキャンパスで体験授業を受ける場合には私服」というように状況に合わせて選択すると、オープンキャンパスをより満喫しやすくなるはずです!

オープンキャンパスにメイクはしていってもいい?

オープンキャンパスに参加する際は、「メイクはしない」もしくは「したとしてもナチュラルなもの」がおすすめです。大学・専門学校入学後は特に制限はありませんが、高校生として見学に行く際は控えめにして行きましょう。

また、美容系の専門学校のオープンキャンパスの場合、講師や先輩たちからメイクをしてもらえる美容体験があるためメイクをしていかない方がよい場合も。事前にオープンキャンパスの開催概要を確認し、持ち物と一緒に服装メイクに関する規定がないかも確認しておくと安心かもしれません。

社会人の方が再進学のために大学や専門学校のオープンキャンパスに参加する場合はメイクをしていっても問題ありませんが、同様に派手になりすぎない方が心象はいいかもしれません…!

事前にチェックしておくべきポイント

ここまで、オープンキャンパスの持ち物や服装についてご紹介してきました。最後に、事前にチェックしておくべきポイントも5つご紹介します!

オープンキャンパスの開催概要

オープンキャンパスに参加する際は、オープンキャンパスの開催概要を確認しましょう。時間や開催されるキャンパス(校舎)はもちろん、学部やコースによって日程が違う場合もあります。当日誤って違うキャンパスに行ってしまった…というような悲劇を避けるためにも、しっかりとオープンキャンパスの情報を事前に検索しましょう。

また、オープンキャンパス当日のタイムスケジュールを確認しておくと、大学などの大きなオープンキャンパスでも無駄なく見たい場所を見て回れる可能性が高くなります。

事前予約の有無

近年は参加人数を制限して安全に開催する大学や専門学校も多く、それに伴い事前予約制のオープンキャンパスが一般的になっています。たとえば、明治大学や大和大学、名城大学、成蹊大学、中部大学などでは、事前予約を受け付けているプログラムが多く見られます。

また、専修大学や駒澤大学、東洋大学なども、参加人数の調整や混雑緩和のため、予約が必要なプログラムを実施しているケースが多いようです。

完全に事前予約者のみが入場できる形式のほかに、予約なしでも参加可能なオープンキャンパスもありますが、一部のプログラムでは予約者が優先される場合があります。そのため、希望するプログラムに確実に参加するためには、事前に予約情報をしっかり確認しておくことが大切です。

さらに、体験授業を含む専門学校のオープンキャンパスでは、特に予約が必要となることが多いため、注意が必要です。オープンキャンパスの予約が始まると、多くの場合は学校の公式サイトのトップページやニュース欄で案内されますので、こまめにチェックすることをおすすめします。

人気の大学や専門学校では、予約が早期に満了することも珍しくありません。参加を希望する場合は、できるだけ早めに予約方法を確認し、申し込みましょう。また、保護者の同伴が可能な学校も多いため、予約時に同伴者の情報入力が必要かどうかもあわせて確認しておくと安心です。

オープンキャンパスで質問したい事

オープンキャンパスでは、先生や在校生たちに学校のことを聞けるチャンスです。事前にHPや資料を確認し、質問したい事をまとめておきましょう。

オープンキャンパスで聞きたいことをまとめたメモを持ち物に加えておけば、当日気になっていたことが洩れなく確認できます。さらに、筆記用具も持っていれば、説明会で説明されたことをは質問リストから消したり、逆に追加で聞きたいことをその場でメモすることもできます。

質問したいことをまとめたら、オープンキャンパスの持ち物に筆記用具や質問リストを入れたかどうかもチェックしてくださいね。

上履きはいるか

オープンキャンパスに行く際は、持ち物に上履きが指定されているかも確認しておきましょう。基本的に、大学や専門学校は高校と違い土足のまま入れる場合が多いため、オープンキャンパスの持ち物には上履きが入っていない場合が多いです。

ただ、中には持ち物として上履きが必須になっている学校もゼロではありません。HPやオープンキャンパス特設サイトに持ち物として記載されていないかどうかを必ずチェックするようにしましょう!

学校までの移動経路

オープンキャンパスに行く際は前もって経路を確認しておきましょう。電車を利用してオープンキャンパスへ行く場合には、複数の学校への行き方や、交通費は何円かかるのかをチェックしておくと、当日遅延が発生した場合なども対処しやすくなるでしょう。オープンキャンパスの持ち物のICカードには、調べた交通費より多めの金額を事前にチャージしておくのがおすすめです!

また、スマホの充電切れや故障に備え、駅からオープンキャンパスの会場までの地図を用意しておくとより安心です。

必要な持ち物を用意してオープンキャンパスを楽しもう!

オープンキャンパスは、行きたい大学や専門学校の魅力を知る最大のチャンス。

落ち着いて十分にオープンキャンパスを楽しみ切るためにも、持ち物のチェックは欠かせません。オープンキャンパスに参加する前日までには、持ち物リストをもとにオープンキャンパスに持っていくアイテムを揃えておきましょう。

持ち物や事前予約などの関連事項をしっかり確認して、楽しいオープンキャンパスにしてください。本記事を準備のガイドとして活用していただけたら嬉しいです。

banner580

この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

なるには進学サイトでは皆さんの進路相談にお答えしています。
2017年10月よりLINEを通じた進路相談を開始し、2023年5月にはLINEの友だち登録数は8,000人を突破。
通信制大学や専門学校の質問もお気軽ご質問ください!

【進路相談】進路の神様を友達登録して話しかけてみてください!