心理学を学びたい高校生や社会人、主婦に人気の京都橘大学通信教育課程。
京都橘大学通信教育課程には心理学を学べる正科生(※)と看護学士を取得できる科目等履修生制度があります。eラーニングとスクールを組み合わせた「たちばなエクール(echool)」という名称で親しまれ、仕事や家庭と学びの両立をサポートしてくれる存在です。
※京都橘大学通信は健康心理学部心理学科を「総合心理学部総合心理学科」に名称変更予定。
今回は京都橘大学通信教育課程の学科や入学方法、学費や卒業率など入学前に知りたい情報を解説します。心理学に興味のある人や、通信制大学を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
京都橘大学通信教育課程の魅力
京都橘大学通信教育課程(たちばなエクール)の魅力を解説します。
魅力①認定心理士の取得が可能!
京都橘大学の通信制のカリキュラムには、「認定心理士」「公認心理師」に対応した科目があります。所定科目を修得することで大学から「認定心理士」一括申請が可能です。また、公認心理師対応カリキュラムを修得し、指定大学院に進学・卒業等することで公認心理師試験を受けることもできます。
認定心理士や公認心理師などの資格取得に必要な科目のうち5割以上が必修科目なので、関心やペースに合わせて無理なく資格取得が可能です!
魅力②通信で看護学士取得可能
京都橘大学通信では、通学不要で看護師のキャリアアップを後押ししています。科目等履修生看護学コースは3年制の看護系短期大学などを卒業した人が1年間で修了できるカリキュラムの充実したコース。忙しい人のキャリアアップを通信制大学がサポートしてくれます!
魅力③1学科5領域の柔軟なカリキュラム
「臨床心理学」「社会・産業心理学」「発達・教育心理学」「行動・脳科学」「健康・福祉心理学」をバランスよく学ぶことができます。学生一人ひとりの学習目的や興味関心に合わせた専門的な心理学の授業が充実したカリキュラムとなっています。
魅力④対面スクーリング0日で大学卒業資格取得!
スクーリングは通学とオンライン(通信授業)のいずれかを選択可能。仕事や家庭と両立しやすい仕組みになっています。テストやレポートもオンラインで完結するそうです。ただし、科目の特性に応じて通学になる場合もありますので、履修前にしっかり確認しましょう。
※認定心理士・公認心理師の資格取得をめざす場合、スクーリングは必要となります。
1学科5領域で目指せる資格と学習方法
京都橘大学通信は総合心理学部総合心理学科(健康心理学部心理学科)のみです。1学部1学科ですが、5領域の専門分野があり幅広くバランスよく学ぶことができます。
たちばなエクール5領域の専門分野
「臨床心理学」「社会・産業心理学」「発達・教育心理学」「行動・脳科学」「健康・福祉心理学」といった5領域の専門的な授業を通信で学べます。基礎を学んだ上で、興味のある領域をより深められ、関心や目的に合わせて幅広くかつバランスよく学べることが特徴です。
取得可能・目指せる資格
・学士
正科正は心理学、科目等履修生の看護学コースは看護学
・認定心理士
・公認心理師※
・臨床心理士※
※臨床心理士・公認心理師は京都橘大学通信を卒業するだけでは取得できません。資格取得には大学院進学など必要なルートがあります。たちばなエクールで必要単位を取得することで、大学院進学後に各資格の受験が可能となります。
京都橘大学通信の学習方法
たちばなエクールにはメディア(通信)授業、スクーリング授業、テキスト授業があります。メディア授業は、京都橘大学独自のeラーニング学習システム「echool campus」を活用し、通信授業で手軽にしっかり心理学が学べます。テストもレポートもパソコンで済むため、通学や郵送の手間がありません。
スクーリング授業は、対面とオンラインで選べます。卒業に必要なスクーリング授業は2科目2日間ですが、オンライン開講も選択できるため、通学の必要はありません。通学日数は0日で大学卒業と心理学士を取得できます。対面スクーリングは京都府にある本キャンパスで週末に開講しているため、通学を選択しても仕事や家庭等との両立が可能です。
テキスト授業は教員が厳選したテキストを使います。大学と提携する紀伊國屋書店の購入サイトや近隣書店、その他のWebサイトなどで購入可能ですので、購入の為に来校する必要もありません。レポートやテストはネットで完結します。
橘大学通信教育課程は卒論は必修科目ではありません。希望者のみが選択できるので、仕事と両立しながら卒論が書けるか心配な人も安心です。
京都橘大学通信の入学から卒業まで
京都橘大学の通信教育課程は入学から卒業後まで様々なサポート環境を整えています。ここでは、入学方法や学費、卒業についてご紹介します。
京都橘大学の入学方法
京都橘大学通信教育課程の入学時期は4月のみです。「正科生」と「科目等履修生」から選び、入学手続きを進めます。
大卒や資格取得を目指す「正科生」は、1年次入学、2年次編入学、3年次編入学から選択。入試はなく、webと郵送を使って必要書類(正科生は志望理由書と出願書類で総合判定)を提出し出願します。入試がないので偏差値を気にする必要はありません。ただし、1年次入学の定員が180名で通信では少ない人数の為、京都橘大学通信を調べると「落ちた」「倍率」という言葉も目にします。これは通学課程の情報とも合わさっている可能性があるため、不安に感じてもまずは出願してみることをおすすめします!
科目等履修生は2コースがあり、心理学コースは大学卒業資格は必要ないけれど、心理学に興味のある人が好きな科目だけを学べます。看護学コースは、入学資格のある人が1年間在学し、学士(看護学)取得を目指します。
たちばなエクールの学費
<正科生>※1年次入学・2年次編入・3年次編入
入学金:3万円
授業料:前期14万円・後期14万円(1年間分)
授業料は毎年必要です。スクーリング費用は学費に含まれています。通信制大学は学費と別でスクーリング費用のかかる大学もありますが、京都橘大学通信教育課程ならスクーリング費用の心配はありません!ただし、テキスト代、入学検定料や心理実習に行く場合は追加で10万円の費用がかかります。
たちばなエクールの卒業率
京都橘大学通信の卒業率は非公開ですが、授業サポートや学習相談、資格取得フォローなどが充実しています。両立に不安のある人や卒業できるか心配している人も安心でしょう。また、卒論が必須ではなく、レポートやテストもインターネットでできるので、卒業率は非公開でも卒業しやすい通信制大学の特徴が揃っています。
その他に京都橘大学通信では、対面授業の受講者対象の託児サービスや、新卒や新卒に準ずる人が対象の就職サポートもあります。通信制大学でも協力してくれる人がいて、一人ではないところも安心ですね。
通信で専門的な心理学を学ぶなら京都橘大学
今回は、京都橘大学通信教育課程(たちばなエクール)を紹介しました。たちばなエクールは、公認心理師などの心理学関連の資格を取得したい人や通信で心理学を勉強したい人、キャリアアップしたい看護師におすすめの通信制大学です。
取得希望資格によって本キャンパスの対面授業が必要ですが、基本的には通信授業メインで対面スクーリング0日でも卒業可能なところも魅力!今回の記事を読み、京都橘大学通信教育課程に興味を持った人は、資料請求やオープンキャンパスなどの参加がおすすめです。口コミや評判だけではなく、自分の目で確かめて入学する通信制大学を決めましょう。
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