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通信制大学で教師になる!

 通学制の学校だけでなく、通信制大学に通う事で教員免許を取得する事が可能です。通信制大学では社会人の方が仕事をしながらでも取得しやすいよう、柔軟にカリキュラムが編成されています。ここでは教員免許の概要も含めて通信制大学で教員免許を取得する方法をご紹介いたします。

教員免許とは

 教員免許とは、教員になるために必要な免許です。「大学で学士の資格を取得し、教職に関する所定の科目の単位を修得する」ことが必要です。ただ、「大学で学士の資格を取得し、教職に関する所定の科目の単位を修得する」方法以外にも、例えば「特別免許状制度」「教員資格認定試験制度」などを利用して教員になることもできます。
・特別免許状制度…ある分野で優れている方に、都道府県教育委員会の行う教育職員検定により、特別免許状を授与し教員にできる制度。
・教員資格認定試験制度…教員資格認定試験により、教員として必要な資質能力を有すると認められた人に免許状が授与される制度。

通信制大学で教員免許を取得するには

 通信制大学で教員免許を取得する方法は、最終学歴によって変わります。

1、短大卒業または大学卒業
 「卒業した学校の学部や学科が、希望する教員免許状を取得できる課程かどうか」で取得方法が異なります。
(1)取得できる場合
 現状足りていない単位分だけ、通信制大学で取得します。その場合、科目等履修生として通信制大学に入学すると時間、学費面で効率が良いでしょう。
(2)取得できない場合
 希望する教員免許状を取得できる通信制大学・通信制短期大学の2年次または3年次に正科生として編入学をします。そこで学習することで免許を取得しましょう。

2、高等学校卒業
 最終学歴が高等学校卒業の方の場合、どの種類の免許状を取得するかで最短の取得方法が変わります。ただ、下記いずれの場合でもできるだけ教育学部に入学しましょう。教員免許取得に必要な単位と、卒業に必要な単位が被っていることが多い為、より効率的に免許を取得することができます。
(1)一種免許状の取得を目指す場合
 希望の教員免許状が取得できる通信制大学に正科生として1年次入学→「卒業に必要な単位」と「教員免許状取得に必要な単位」の両方を修得→卒業と同時に教員免許状の取得。
(2)二種免許状の取得を目指す場合
 希望の教員免許状が取得できる通信制短期大学に正科生として1年次入学→「卒業に必要な単位」と「教員免許状取得に必要な単位」の両方を修得→卒業と同時に教員免許状の取得。

3、中学校卒業または高校中退
 通信制大学への一般的な入学条件は「高等学校卒業または高等学校卒業と同等以上の学力を有すると認められる満18歳以上」です。そのため、最終学歴が中学校卒業または高校中退の方は、まず「高等学校を卒業する」か、「高等学校卒業と同等以上の学力を有すると認められる」必要があります。そのためには、例えば「通信制高校を卒業する」、「特修生という制度を使う」などが挙げられます。

 教員になる夢を追いかけている方は、是非通信制大学でその夢を叶えて下さい!
 
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