通信制高校では、自宅学習が中心になりますが、学校に通って勉強をするスクーリングの制度があります。
通信制高校のなかには、集中スクーリングを実施している学校も有りますが、スクーリングが全くない学校はありません。
通信制高校を卒業するには、「レポートの提出」「定期試験」「スクーリング」の3つを満たさなければなりません。ですが、スクーリングの日数は、高校の種類によっても変わってくるので、学校によっては少なく抑えることも可能です。
スクーリングの日数が少ない通信制高校では、遠方に住んでいる生徒や仕事をしながら学ぶ生徒にとって、通学の負担を軽減できるメリットがあります。一方で、スクーリングの機会が少ないと、対面での授業や友人との交流の機会が限られるため、学習面やコミュニケーションの面で課題を感じる生徒もいるでしょう。
通信制高校のスクーリングは、主に対面授業を通じて理解を深めるために設けられています。レポートの内容を補完する授業が行われるため、実際に講師から直接指導を受けることで、学習の質を高めることができます。また、理科や体育、美術などの実技を伴う科目は、スクーリングでの実習が必要となる場合が多いです。
近年では、スクーリングの形態も多様化しており、週1回通学するスタイルの通信制高校や、年間数回の集中スクーリングを実施する学校など、生徒のライフスタイルに合わせて選択できるようになっています。特に、インターネットを活用したオンライン授業と組み合わせることで、スクーリングの回数を最小限に抑えつつ、必要な学習を確実に進められる通信制高校も増えています。
スクーリングを充実させたい場合は、サポート体制が整った通信制高校を選ぶことが重要です。教員やスクールカウンセラーが常駐している学校では、学習面のフォローだけでなく、進路相談や友人関係の悩みを相談することも可能です。スクーリングを通じて、同じ目標を持つ仲間と交流することで、学習意欲を高めることにもつながります。
通信制高校でのスクーリングは、単なる出席日数の確保だけでなく、学習の質を向上させ、将来の進路を考える貴重な機会となります。自分のライフスタイルや学習スタイルに合ったスクーリング制度を持つ通信制高校を選び、計画的に学びを進めることが、充実した高校生活を送る鍵となるでしょう。
スクーリングが少なく抑えられる通信制高校
NHK学園高等学校
NHKが創設した伝統ある通信制高校です。
NHKのテレビやラジオを利用して学び、登校は月1~2回程度まで抑えることが可能です。
広域通信制高校で3年間で卒業が可能です。
卒業生は全国で7万人を超えており実績が豊富。
全国に40か所ものスクーリング会場があり、全国どこにいても入学が可能です。
明蓬館高等学校
インターネットを使った授業で24時間いつでも授業を受けることが出来ます。
スクーリングを少なくしたい方のためのコースでは、スクーリングは、年に1回、3泊4日までにすることが出来ます。
学校に通って学習したい人には、毎日通えるスクールコースもあります。
第一学院高等学校
一人ひとりのライフスタイルに合わせて「通学」「通信」の学習スタイルを選べるため、自分のペースで高校卒業を目指すことが出来ます。
2015年4月からは生徒全員にiPad(R)miniを無償で貸出を実施しており、ICT教育を本格的に推進しています。
通信型コースがあり、時間や場所を選ばす、ライフスタイルに合わせて学習を進めていくことが出来ます。登校は年数回です。
屋久島おおぞら高等学校
屋久島おおぞら高等学校は、学校法人KTC学園を設立母体として2005年に開校した通信制高校です。
友達と毎日のように通学したい人は「通学型」、家で勉強したい人は「自宅学習型」が選べます。
年1回、屋久島で行われるスクーリングには全国から学生が集まります。
スクーリングは、学校の本校や分校、学校が用意したスクーリング会場に通うことになります。また、広い地域から入学できる大規模な通信制高校の場合は、日本各地に学習拠点を置いているので、日本全国でスクーリングが受けられるので安心です。
スクーリングで友達を増やそう
通信制高校では、登校の機会が少ないため、モチベーションを維持するのが難しい面があります。このようなスクーリングの機会を活かして、積極的に先生や学生とのコミュニケーションを取ってみてください。一人で学習していては出会えない、一生物の友人が出来るかもしれません。
また、ホームルームや遠足などの特別活動もあるので、積極的に参加してみましょう。