通信制高校

通信制高校のスクーリング制度

今回は通信制高校のスクーリング制度についてお話したいと思います。
通信制高校では、自宅学習が中心になりますが、学校に通って勉強をするスクーリングの制度があります。
通信制高校のなかには、集中スクーリングを実施している学校も有りますが、スクーリングが全くない学校はありません。
通信制高校を卒業するには、「レポートの提出」「定期試験」「スクーリング」の3つを満たさなければなりません。ですが、スクーリングの日数は、高校の種類によっても変わってくるので、学校によっては少なく抑えることも可能です。

スクーリングが少なく抑えられる通信制高校

NHK学園高等学校

NHKが創設した伝統ある通信制高校です。
NHKのテレビやラジオを利用して学び、登校は月1~2回程度まで抑えることが可能です。
広域通信制高校で3年間で卒業が可能です。
卒業生は全国で7万人を超えており実績が豊富。
全国に40か所ものスクーリング会場があり、全国どこにいても入学が可能です。

明蓬館高等学校

インターネットを使った授業で24時間いつでも授業を受けることが出来ます。
スクーリングを少なくしたい方のためのコースでは、スクーリングは、年に1回、3泊4日までにすることが出来ます。
学校に通って学習したい人には、毎日通えるスクールコースもあります。

第一学院高等学校

一人ひとりのライフスタイルに合わせて「通学」「通信」の学習スタイルを選べるため、自分のペースで高校卒業を目指すことが出来ます。
2015年4月からは生徒全員にiPad(R)miniを無償で貸出を実施しており、ICT教育を本格的に推進しています。
通信型コースがあり、時間や場所を選ばす、ライフスタイルに合わせて学習を進めていくことが出来ます。登校は年数回です。

 

屋久島おおぞら高等学校

屋久島おおぞら高等学校は、学校法人KTC学園を設立母体として2005年に開校した通信制高校です。
友達と毎日のように通学したい人は「通学型」、家で勉強したい人は「自宅学習型」が選べます。
年1回、屋久島で行われるスクーリングには全国から学生が集まります。
スクーリングは、学校の本校や分校、学校が用意したスクーリング会場に通うことになります。また、広い地域から入学できる大規模な通信制高校の場合は、日本各地に学習拠点を置いているので、日本全国でスクーリングが受けられるので安心です。

スクーリングで友達を増やそう

通信制高校では、登校の機会が少ないため、モチベーションを維持するのが難しい面があります。このようなスクーリングの機会を活かして、積極的に先生や学生とのコミュニケーションを取ってみてください。一人で学習していては出会えない、一生物の友人が出来るかもしれません。
また、ホームルームや遠足などの特別活動もあるので、積極的に参加してみましょう。

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