宅建におすすめの通信講座5選!宅建試験の概要やメリットも解説

資格として人気の宅建試験は、決して合格率の高い試験ではありません。ただ、受験資格が特に定められていないので誰でも受験できますし、通信講座で対策することもできます。

この記事では宅建士の資格について確認し、試験についての概要や通信講座選びのポイントなどを解説していきます。

宅建は転職市場で需要が高い資格の1つです

宅建は「宅地建物取引士資格試験」の略称で、国家資格の1つです。

宅地建物取引士、いわゆる宅建士は不動産取引の専門家として、不動産の売買、購入、賃貸取引に関する実務やアドバイスを行います。

宅地建物取引業を営むときには国土交通大臣か都道府県知事の免許を受ける必要があるのですが、その事務所、業務内容を考慮して専任の宅地建物取引士を置くことが義務付けられています。

宅建試験に合格するだけでは宅建士となることはできません。

  1. 宅建試験に合格する
  2. 試験を実施した都道府県知事の資格登録を受ける
  3. 当該知事の発行する宅地建物取引士証の交付を受ける

試験に合格した際、実務経験が2年未満の場合は実務講習を受けなければいけません。

また、試験合格後1年が経過した後に宅地建物取引士証の交付申請をする場合は、法定講習を受けなければいけません。取引士証の有効期間は5年間ですから、更新手続きが必要となります。

宅建士しかできない業務を確認しよう

宅建士にしかできない独占業務があります。

重要事項説明 不動産取引の際に行う重要事項説明は宅建士が行う
重要事項説明書(35条書面)への記名 重要事項は口頭だけでなく書面を交付することになっており、この書面は35条書面と呼ばれていて宅建士による記名が必要
契約書(37条書面)への記名 宅建業法の第37条に契約書のことが書かれている37条書面に宅建士の記名が必要

不動産取引における重要事項説明、重要書類への記名、契約書への記名、いずれも不動産取引には欠かせないものですから、宅建士という資格の重要度が分かりますよね。

宅建資格を持つメリットは転職に強いだけではない

宅建資格を取るメリットを3つ紹介します。

メリット① 転職や就職に役立ち今後も需要拡大が見込まれる

宅地建物取引業者は、各営業所の従業員5人に対し1人以上の宅建士を置かなければいけないと義務付けられています。

独占業務もあることから、社員に宅建士資格を取得させるための講習会を開く、宅建士手当を付けるといった会社も珍しくありません。

建設会社や金融業界などほかの業界からのニーズもあり、宅建士の資格を持つ人は不動産関連業界の就職や転職に役立つと言えます。

不動産売買に宅建士は欠かせない資格です。投資目的で不動産を購入する人も多く、今後も需要拡大が見込めるでしょう。

メリット② 不動産業以外のニーズもある

不動産取引に欠かせない宅建士ですが、働く場所は不動産業だけではありません。他にも様々な業界でニーズがあります。

宅地建物取引業者 ・宅建業者は事務所の従業員5人に対して1人は宅建士が必要
・宅建業界での就職では欠かせない
不動産業界 ・不動産売買や契約時に行う重要事項説明は宅建士の独占業務
・不動産業界には欠かせない
金融業界 ・不動産担保融資の際の不動産評価で宅建士の知識が活かされる
・法律や税金などの知識も日常業務に必要
建設業界 ・建築した不動産の販売には宅建士が必要不可欠
・建設業界では会社の中に不動産部門があり、宅建士を置いていることもある
一般企業 ・自社所有不動産の有効利用時に宅建士の知識が活かされる

メリット③ ダブルライセンス取得に繋がる

また、宅建士の資格取得で身に着けた知識は他の資格取得の勉強にも役立ちます。

  • 不動産鑑定士
  • 司法書士
  • ファイナンシャルプランナー
  • 土地家屋調査士
  • 行政書士
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者

宅建士試験と試験科目が重なっているものがあるので、試験勉強がしやすいでしょう。

宅建試験のスケジュールや試験内容を確認しよう

宅建試験は毎年10月の第三日曜日に開催されるのが一般的です。日程は全国で統一されています。

宅建試験までの流れがこちらです。

  1. 6月頃に試験概要が公開される
  2. 7月上旬から受験申込が始まる
  3. 10月頭に受験票が送付される
  4. 10月第3日曜日ごろに試験が実施される
  5. 11月の第3火曜日に合格発表

申し込みは郵送、インターネットで行うことができます。郵送は申込期限がインターネットよりも2週間ほど短いので気を付けましょう。

宅建試験は全50問で35点前後が合格の目安です

宅建の試験内容は、すべてマークシート方式で答えるようになっています。

試験科目は次の4つです。

科目 問題数
宅建業法 20問
民法(権利問題) 14問
法令上の制限 8問
税および
その他関連知識
8問

過去の合格基準点は31~38点となっていますが、年度によって変動します。一般的には、35点前後が1つの目安とされています。

受験資格については特に制約がなく、日本国内居住であれば年齢や学歴に関係なく受験手数料は8,200円を払えば誰でも受験できます。

また、宅建試験は宅建登録講習を受けて修了試験に合格すると、交付日から3年以内であれば宅建試験問題の一部(5点)が免除されます。

宅建は合格率が15~18%程度の難しい資格です

2時間の試験時間で50問答えれば良いというのは、余裕があるようにも思えます。ただし、出題範囲が広く勉強範囲も広く合格率は決して高くありません。

直近5年間の宅建合格率を見てみましょう。

  • 2021年10月:17.9%
  • 2021年12月:15.6%
  • 2022年:17.0%
  • 2023年:17.2%
  • 2024年:18.6%

2021年に2回開催されているのは、新型コロナウィルス感染症を予防するために一部の都道府県で分けて実施されたためです。

宅建の合格率を見ると難しいと感じてしまうかもしれませんが、受験資格が決まっていないことも合格率が低い要因の1つと考えられます。誰でも受験できることから勉強せずに挑む人もいますので、その分だけ合格率が下がっている可能性はあります。

宅建の試験は先ほど紹介した通りマークシート方式ですから、初心者でも合格することはできます。

宅建の勉強時間目安は200~400時間です

宅建の試験に合格するために必要な勉強時間は、およそ200~400時間が目安です。

ただし、今持っている知識や経験によって必要となる勉強時間は大きく違ってきます。

  • 初めて勉強する人:500時間程度
  • 不動産取引や法律の知識がある人:100時間程度

平均では200~400時間となっていても、個人差があることを認識しておきましょう。

宅建合格には3カ月以上の勉強時間が必要だと考えてください

宅建の勉強に300時間使うとなれば、1日2時間勉強すると考えても5か月程度かかります。

400時間勉強する場合は、6か月程度前から始めることで勉強時間を確保できるでしょう。

基礎知識がある人の場合は試験の3ヶ月前から勉強することで合格を目指すことができるでしょうから、宅建の勉強には3カ月~5か月程度の勉強時間が必要だと考えてください。

基礎知識がある人でも、宅建試験の合格を目指すには3カ月以上の勉強が必要とされています。 全く知識がないという方は、半年くらい前からどうやって勉強していくかを考えていくのが良いかもしれません。計画的に勉強を進めましょう。

宅建の試験は10月ですから、4~5月ぐらいから勉強を始めるイメージでいると良いですね。

宅建は独学でも勉強できるが通信講座の方がメリットは多い

宅建試験対策のテキストは市販でもたくさん販売されていますから、市販のテキストを使って独学で勉強することはできます。

ただし、合格率が決して高くはない試験であることから独学での合格は簡単ではありません。

  • どこから手を付けて良いかなど勉強の仕方が分からない
  • 選ぶテキストが自分に合っているか判断できない
  • モチベーションを維持するのが難しい
  • どのくらい身についているのか、合格に近づけているのか分からない

宅建は法律についての知識も必要ですから、初めて勉強する場合は基礎的なことも分からないかもしれません。

試験範囲も広く、どこからどのように勉強するのが良いのか、本当にその勉強が合っているのかを教えてくれる人がいないですし、自分でスケジュール管理をしてモチベーションを維持するのも簡単ではありません。

通信講座は、独学にはない多くのメリットがあります。

  • 分からないことがあれば質問できる
  • 勉強スケジュールを指示してもらえる
  • スマホで勉強できるようなサポートもあり空き時間が有効に使える
  • 自分の強みや弱点を把握して対策できる

通信講座はノウハウから作られたテキスト、勉強法が確立されていますし、講師に直接質問できたり勉強について相談できたりするサポートがありモチベーションを維持したまま勉強することができます。

宅建講座を選ぶ7つのポイントを紹介します

宅建講座はたくさんありますので、自分に合うものを選ぶことが大切です。ここでは、宅建講座を選ぶときのポイントを7つ紹介します。

合格実績がある通信講座は教育方法が適切だと判断する目安になる

宅建の通信講座では、合格実績をアピールしているものが多くあります。実際に受講した人が宅建試験で成果を上げている、多くの合格者がいる場合、その教育方法やテキストが信頼できるかどうかを判断する目安となります。

初心者でもテキストが分かりやすい

合格するためには、テキストの分かりやすさは重要です。

  • 解説が易しく初心者でも理解できる
  • 図解やカラーで理解しやすいよう工夫している
  • 一文が短く堅苦しくない

また、基礎からじっくり学べるものなのか、問題演習中心のものなのかも講座によって違います。初心者でもわかりやすいものを選ぶのであれば、直感的に学びやすい動画講義や図解入りテキストを採用しているものを選ぶと良いでしょう。

試験範囲が網羅されている

テキストの内容が、出題範囲を全て網羅しているかどうかも重要なポイントです。

宅建試験の合格には膨大な法令や制度を理解しなければいけませんが、知らない問題が出てくると合格の可能性が低くなってしまいます。

足りない部分を補うために追加でテキストを買うことになれば、せっかくの通信講座費用がもったいないでしょね。

一見分かりやすいように見えても、網羅している範囲が狭ければ合格は困難です。分かりやすさと出題範囲のカバー、この2点をしっかり確認するようにしましょう。

続けやすい費用である、費用と内容が自分に合っている

宅建講座は2万円前後で受講できるものから20万円を超えるものまで幅広い費用設定となっています。

内容が良くても高すぎて支払えなければ意味がありませんし、安くて手が出しやすくてもほとんど独学と変わらないようであればあまり通信講座のメリットが得られないかもしれません。

安ければ良い、高ければ良いというわけでなく、内容を確認して費用対効果が良いか、費用と内容が自分に合っているかをチェックするようにしましょう。

また、費用面を考えるときに確認してほしいのが教育訓練給付制度の対象かどうかです。

教育訓練給付制度とは

厚生労働大臣が指定した教育訓練を修了したときに受講料の20%(上限10万円)がハローワークから支給される制度です。支給を受けるためには支給申請手続きが必要です。

※「専門実践教育訓練」の対象講座であれば最大70%(年間上限56万円)が支給されるケースもあるため、 受講前に対象講座かどうかを確認しておくことをおすすめします。

お得に講座を受講できるので必ず確認するようにしたいですね。

サポート体制が充実している

合格を目指すのであれば、サポートがしっかりしている通信講座を選びましょう。

テキストが優れていても、分からないことが出てきたり勘違いしていたりすれば試験に合格するのは難しいかもしれません。

おすすめのサポートはこちらです。

  • 質問対応
  • 動画ダウンロード
  • 動画再生速度調整
  • 学習進捗管理
  • カウンセリング
  • 返金保証

通信講座は学習方法が確立していても、自分のペースで進めていくことが必要となります。モチベーションを維持しつつ疑問があればすぐに解決できるようなサポート体制が整っていることが大切です。

また、合格したら返金されるなどのサービスがあればやる気アップにもつながります。

タイパが良い学習スタイルになっている

テキストで学ぶ通信講座は、移動中のようなすき間時間には勉強しづらいかもしれません。

スマホで学習できる動画講座がある、動画をダウンロードしてオフラインでも学習できるなどの講座なら、いつでもどこでも学習することができます。

講義動画も長すぎず、1つの講座が5~10分程度であれば通勤や家事の合間に勉強が続けやすいでしょう。

無料体験講座を受けてみるのものおすすめです

宅建の通信講座は決して安いものではありません。せっかくやる気があってもうまく勉強できなかった、テキストが自分に合わなかったとなればもったいないですから、無料体験講座でお試ししてみることをおすすめします。

また、コースの選び方も重要です。同じ宅建の通信講座でも、さらに細かくコースが分かれていることがあります。

  • 初心者コース
  • 中級者コース
  • すき間時間コース
  • 宅建試験勉強経験者コース

自分に適したコースを選ぶことが大切です。

おすすめの宅建講座を5つピックアップしました

数ある宅建講座の中から、ここでは5つの講座を選んで紹介します。費用だけでなく合格実績や講座の特徴についても詳しくまとめましたのでぜひ参考にしてください。

スタディング アガルート LEC東京リーガルマインド 日建学院 クレアール
費用 宅建士合格コースミニマム:14,960円~(税込) 入門総合カリキュラム/ライト:54,780円~(税込) プレミアム合格フルコース:176,000円~(税込) 通信合格コース:一般41,800円~(税込) 2025年合格目標 完全合格パーフェクトコース:59,800円(税込)
学習期間目安 最短3カ月~半年、1年 3~12か月 5~11か月 6~9カ月 1年間
学習スタイル WEBテキスト
※冊子は別売り
フルカラーテキスト
デジタル
フルカラーテキスト
デジタル
2色刷りテキスト
デジタル
2色刷りテキスト
デジタル
教育訓練給付制度 × × 対象 対象 対象
返金制度 合格すると全額返金 未受講分返金制度あり
(セーフティコース)
サポート体制 質問チケット
AI実力判定
AT問題復習
学習フロー
学習導入オリエンテーション
学習サポーター
各種割引制度
オンライン質問サービス
オンライン演習サービス
試験直前対策
宅建登録実務講習が受けられる
全国統一公開模擬試験
メール質問システム
回数無制限の質問サポート
カウンセリング
動画の倍速機能

【スタディング】は受講料が1万円台から始められる

スタディングはスマホで学習できるオンライン通信講座となっており、他の講座と比較して低価格で受講できます。

【おすすめポイント】
  • 講義動画は5分程度と短くすき間時間に学びやすい
  • 図解を用いた説明で初心者でも理解しやすい
  • AIサポート機能で試験を受けた場合の予測スコアがいつでも確認できる
  • AIでスジュール管理や復習問題選出もしてもらえる

スタディングはオンライン講座となっていてテキストや講義動画、問題集はすべてスマホから利用できます。

AIが最適な復習スケジュールを立てて自動的に問題をピックアップし、内容の確実な復習や苦手対策ができます。

講座名 概要 費用
コンプリート冊子付版 動画講義、WEBテキスト、冊子版テキスト、スマート問題集
セレクト過去問、13年分テーマ別過去問集、合格模試
直前対策講座、学習Q&Aチケット
29,800円(税込)
ペーパレス版は24,800円(税込)
スタンダード冊子付版 動画講義、WEBテキスト、冊子版テキスト、スマート問題集
セレクト過去問、13年分テーマ別過去問集、合格模試
24,800円(税込)
ペーパレス版は19,800円(税込)
ミニマム 動画講義、WEBテキスト 14,960円(税込)

出題範囲の中でも出題される可能性があるところは省き、よく出るところや得点しやすいところにしぼった効率の良い学習ができます。

合格実績 2024年度1,073名
サポート体制 学習Q&Aチケット購入で質問できる
WEBサイトで他の受講者のQ&Aも閲覧できる
AIサポート機能(実力判定、復習機能)
ガイドに従って最適な学習順で学べる学習フロー
教育訓練給付制度 対象外
返金制度 公式サイトに記載なし
お試し受講 あり
お得に受講できる10%クーポンがもらえる
公式サイト https://studying.jp/takken/

【アガルート】は専用アプリでオフライン学習もできる

アガルートはインターネット環境があればいつでもどこでも受講できる通信講座です。音声ダウンロードや9段階の倍速再生があり、自分の希望に合わせて講義を受けられます。

【おすすめポイント】
  • デジタルブックでスマホやパソコンからすぐに確認でき、マーカーやふせん、しおりなどの機能も使える
  • 公式アプリがありアプリ内でのダウンロードができるのでオフラインでも勉強できる
  • バーチャル校舎や月に1回のホームルームがある
  • お得な割引制度が豊富

オンライン講座でも通学体験ができるバーチャル校舎では自習室の利用や他の受講生との交流もでき、モチベーションを維持できます。

また、アガルートは様々な割引制度が用意されていて自分に合ったものを選ぶことができます。

  • 他校乗り換え割引:20%オフ
  • 再受講割引:20%オフ
  • 他資格試験合格者割引:最大20%オフ
  • ステップアップ割引:20%オフ
    ※入門総合カリキュラム(ゼロから合格カリキュラム含む)を受講したことがある
  • 受験経験者割引:10%
  • 家族割引:10%

アガルートは宅建講座の種類も豊富です。

講座名 概要 費用
キックオフ宅建士 スピードインプット講座 10,780円(税込)
入門総合カリキュラム/フル 全9講座で完全に試験範囲を網羅 107,800円(税込)
入門総合カリキュラム/ライト 主要4講座でコンパクトに対策 54,780円(税込)
演習総合カリキュラム/フル 全8講座で試験範囲を網羅 129,800円(税込)
演習総合カリキュラム/ライト 主要4講座でコンパクトに対策 76,780円(税込)

入門は宅建学習経験がない人向け、演習は学習経験がありほん試験で25点以上取れる人向けです。

受講コース選びが不安な方は、受講前に無料のオンライン相談もできます。

合格実績 2024年度66.26%
サポート体制 学習導入オリエンテーション
学習サポーターによるスケジュール相談
オンライン質問サービス
オンライン演習サービス月に1回のホームルーム
教育訓練給付制度 対象外
返金制度 合格者特典:全額返金制度かお祝い金1万円
お試し受講 無料体験あり
公式サイト https://www.agaroot.jp/takken/

【LEC東京リーガルマインド】は多彩なコースプランから自分のスタイルに合うものを選べる

LEC東京リーガルマインドは初学者、学習経験者、宅地建物取引業に従事している人向けなど様々なコースプランを用意している通信講座です。

【おすすめポイント】
  • 模試受験があり会場や自宅で本番体験ができる
  • Web受講はスマホにダウンロードして移動中でも学習でき、再生速度の変更も可能
  • 本試験合格後の登録実務講習が受けられる
  • 無料のお試しWeb受講制度があり、実際の講義の様子や講師との相性を体験できる

LEC東京リーガルマインドは39年間の過去データを蓄積し。出題分野を徹底的に説明しているため、毎年初受験での合格実績も多くいます。

講座名 概要 費用
プレミアム合格フルコース 全78回(8~11カ月)
基礎から直前対策までを完全網羅
176,000円~(税込)
パーフェクト合格フルコース 全58回(5~8か月)
合格に必要な基礎講義と演習がセット
143,000円~(税込)
春からチャージ合格フルコース 全63回(7か月程度)
春からの勉強で合格を目指す
159,500円~(税込)
週一完成合格フルコース 全59回(7か月程度)
効率よく通学講義を受講
137,500円~(税込)
再チャレンジ合格フルコース 全58回(8~11カ月) 基礎講座に応用論点・頻出論点演習が追加
再チャレンジ合格ベーシックコース 全48回(7か月程度)
学習経験者で問題演習を重視
143,000円~(税込)

宅建士として登録するために必要な実務経験が2年以上ない場合、宅建登録実務講習が必要です。LEC東京リーガルマインドでは合格後に宅建士資格登録をするための宅建登録実務講習が受講できます。

宅建登録実務講習の受講には22,000円(税込)の受講料が必要ですが、1~11月まで長期で開催しており火水・土日が中心です。全国27拠点で700以上のクラスがあります。

合格実績 2024年度75.2%
サポート体制 宅建登録実務講習が受けられる
試験直前対策
教育訓練給付制度 対象
返金制度 公式サイトに記載なし
お試し受講 あり
公式サイト https://www.lec-jp.com/takken/kouza/

【日建学院】は全国規模の宅建公開模擬試験で実力がチェックできる

日建学院は本試験前に全国最大規模の公開模擬試験があり、自分の実力を把握することができます。

【おすすめポイント】
  • 出題率の高いテキストと過去問題集で実践的に学習
  • Web実施のテストで学力アップや確かな解答力を身に着ける
  • 各講義で宿題が出てWebで実施できる
  • 映像講義を無料で体験できる

疑問や不安な点があれば専門メールで質問できます。また、通信講座Web講座だけでなく通学講座も選ぶことができ、希望に合わせた受講スタイルで勉強できます。

講座名 概要 費用
通信合格コース 自宅学習で時間を有効活用できる 一般:41,800円(税込)
学生:33,000円(税込)
年度別本試験問題集ズバリ解説Webコース ピンポイントで解説講義が受けられる 33,000円(税込)
重点Webコース 7,000分以上の動画講義と約1,000問の問題演習がいつでも受けられる 一般:110,000円(税込)
学生:88,000円(税込)
短期集中Webコース 重点ポイントを集中的に学ぶ本試験に向けた総仕上げ 一般:198,000円(税込)
学生:110,000円(税込)
本科Webコース 基礎から自分の理解度に合わせて学習できるスタンダードコース 一般:253,000円(税込)
学生:132,000円(税込)

一般と学生で費用が違うので、しっかり確認しておきましょう。どのコースを選べば良いか分からない場合はコールセンタに相談してみると良いでしょう。

合格実績 2024年度2,817名(通学含む)
サポート体制 質問対応システム
受講相談
教育訓練給付制度 対象
返金制度 公式サイトに記載なし
お試し受講 あり
公式サイト https://www.ksknet.co.jp/nikken/guidance/housing/course/tsushin

【クレアール】は初年度不合格でも翌年の試験対策までカバーするセーフティコースがある

クレアールには独自のセーフティコースがあり、初年度試験で不合格でも引き続き最新のカリキュラムで勉強できますし、サポートも延長して受けられます。

【おすすめポイント】
  • 質問回数が無制限なので気になることがあればいつでも質問できる
  • 初めての宅建試験で初年度試験だけでなく翌年試験の合格まで見据えて学習できる(セーフティコース)
  • 初年度受験料をクレアールが負担(セーフティコース)
  • 合格お祝い金制度で8,000円がもらえる(バリューコースは3,000円)

全てのコースで質問無料・回数は無制限で不安や悩みもカウンセリングで解消できます。カウンセリングには事前予約が必要です。

クレアールは2人に1人が宅建試験に一発で合格しています。講義を受けた後にすぐ過去問を解く勉強法で知識の定着を図り、定期テストなど豊富な問題演習をこなして合格を目指します。

講座名 概要 費用
2025年合格目標 完全合格パーフェクトコース 必要なカリキュラムがすべて含まれている
質問回数無制限
59,800円(税込)
2025年合格目標 完全合格バリューコース 必要なカリキュラムがすべて含まれている
教材はPDFのみ
27,800円(税込)
※3月割引価格
2025~26年合格目標 完全合格セーフティコース 25年試験の結果を見て26年試験までカバーできる 74,800円(税込)

セーフティコースは初年度で合格すれば未受講分の受講料は返金されます。初年度受講料もクレアールが負担してくれるなどお得に合格を目指せるコースです。

合格実績 公式サイトに記載なし
サポート体制 回数無制限の質問サポート
カウンセリング
動画の倍速機能
教育訓練給付制度 対象
返金制度 未受講分返金制度あり
お試し受講 あり
基本講義、実力UP演習講義
公式サイト https://www.crear-ac.co.jp/takken/

宅建の通信講座でよくある質問をまとめました

宅建の通信講座を選ぶ、受講するにあたってよくある質問をまとめました。宅建の受験を考えている方、通信講座で合格を目指している方はぜひ参考にしてください。

初心者でも合格できますか?

宅建の受験資格は国内居住というだけで、年齢や学歴などの条件はありません。誰でも受験できるもので、初心者でも合格を目指すことはできます。

初心者の場合は基本情報から丁寧に学ぶことができる講座を選ぶと良いでしょう。

宅建試験はいつありますか?試験内容はどういうものですか?

宅建は毎年10月に実施されています。試験科目は次の4つです。

  • 民法など:14問
  • 宅建業法:20問
  • 法令上の制限:8問
  • その他関連知識:8問

試験はマークシート方式で50問中34~38問程度正解することが合格の目安です。

宅建の合格率を教えてください

宅建の合格率は15~18%程度と高くはありません。出題範囲が広く専門的な問題が出るため、簡単な試験ではないのです。

ただ、宅建は受験資格が日本居住であることぐらいで多くの人が受けているため、勉強ができない状態で受験している人もいます。そのため合格率が高くならないとも言えます。

宅建試験は何時間ぐらい勉強が必要ですか?

宅建試験に必要な勉強時間は200~400時間と言われています。基礎が分かっている人とまったくの初心者で必要な勉強時間は違いますので、自分にとって必要な情報を適切に学ぶことが大切です。

1日2時間程度勉強する時間を確保できれば、6か月程度ほど勉強期間が必要となります。学習経験者や実務経験者は、3~5か月程度の学習で合格できることもあります。

宅建に独学で合格することはできますか?

独学で合格している人も多くいますが、独学の場合は自分でスケジュールを立て、テキストを選び、復習したり過去問を解いたりしなければいけません。最新の法改正も自分で確認しなければいけませんから、すべてを1人で考えるのは大変です。

独学で勉強を進めるのであれば、予備校が実施する模試を受けることでモチベーションが維持できたり、自分の理解度の確認ができたりできるでしょう。

通信講座でも宅建講座に合格できますか?

通信講座なら、自宅で空き時間に勉強することができます。スマートフォンやパソコンで受講できるWEB講座があれば通学や通勤の合間に勉強できますし、ダウンロードできればオフラインでも勉強できます。

通信講座は質問や勉強スケジュール、模擬試験などのサポートが充実しているものもあり、モチベーションを維持することができます。

宅建の通信講座をお得に受講することはできますか?

宅建の通信講座は教育訓練給付制度ができる場合があります。20%の受講料が戻ってくるので、対象かどうかチェックしてみると良いでしょう。

また、通信講座によって各種割引制度や返金制度、豪額祝い金などがあるので併せて確認しておきましょう。

自分に合う通信講座はどうやって選べば良いですか?

宅建の通信講座を選ぶときは、次のポイントを押さえておきましょう。

  • 合格実績
  • テキストの分かりやすさ
  • 試験範囲のカバー率
  • 費用やサポート体制
  • 動画講座など隙間時間に勉強しやすい

迷ったら無料の体験講座を受講してみるのもおすすめです。実際の講義を体験できるだけでなく、講師との相性も確認できます。

宅建の通信講座なら合格に必要な教材が提供されプロ講師の講義が受けられる

宅建は独学で勉強することもできますが、合格率は18%前後と高くはありませんし試験範囲が広い、専門的な知識が必要になるなど自分だけでの勉強は大変です。

通信講座ならノウハウから作られたテキストやプロ講師による動画講義などが利用でき、効率よく勉強することができます。分からないときは質問できるようなサポートもありモチベーションの維持もできますし、教育訓練給付制度や合格お祝い金を使うことでお得に受講できる場合もあります。

まずは無料の体験講座を申し込んで実際の教材を試してみましょう。自分に合う講座と出会えると良いですね。