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インテリアコーディネーターになるには?必要な資格や目指し方を解説

インテリアコーディネーターは、顧客の要望をヒアリングして快適な居住空間をコーディネートする仕事です。

そんなインテリアコーディネーターになるには、インテリアはもちろん、住宅や商品に関する専門知識が必要不可欠です。

この記事では、「仕事内容」「目指し方」「なるには必要な資格」「向いている人の特徴」をご紹介します!

最後にオススメの学校もご紹介しますので、「インテリアコーディネーターになるにはどうすればいいの?」とお困りの方はぜひ最後までご覧くださいね♪

インテリアコーディネーターのお仕事って?

インテリアコーディネーターは、お客様のご要望をヒアリングしながら壁紙や家具、照明などの提案や見積もりを担当しながら、居住空間をデザインし、プロデュースするのがお仕事です。

活躍できる企業は、住宅メーカーやリフォームメーカー、設計事務所、デザイン事務所をはじめ、住宅・設備ショールーム、内装業者、工務店などがあります。

さらに、インテリアショップやデパートなどでインテリアを提案・販売するなど、インテリアコーディネーターは様々な場所で活躍しているのです。

また、インテリアコーディネーターといえば、一般住宅のデザイン・プロデュースを担当するという印象が強いかもしれませんが、カフェやオフィス、病院、学校などの施設をコーディネートすることも。

ご自身が活躍したい分野や業務内容によって就職先を選ぶとよいでしょう。

なるには4通りの目指し方

インテリアコーディネーターは、お客様の要望をヒアリングしたうえで空間をデザインするスペシャリストです。インテリアコーディネーターになるには、家具はもちろん、建材や照明器具、配置に関する知識も必要不可欠。

この項目では、インテリアコーディネーターを目指すにあたり、必要な知識を学べる場所をご紹介します!

専門学校やスクールで学ぶ

専門学校は一つの専門分野のプロを育成する養成校です。専門学校では、インテリアなどの必要な知識に絞ってしっかりと知識と技術を学べるので、初心者でも卒業することにはプロの現場で活躍できる実力が身に付きます。

さらに、専門学校は面倒見がよいだけでなく就職にも非常に強いです。学校に直接インテリアコーディネーターの求人が届いたり、就活のサポートが充実していたりと、就職を目標としている人には嬉しい環境になっています!

また、専門学校やスクールでは、夜間部を設けている学校も多いので、特に社会人がインテリアコーディネーターになるにはおすすめです。

大学で学ぶ

インテリアコーディネーターになるには、大学へ進学する方法も。大学からインテリアコーディネーターになるには、建築学部やデザイン系の学科、生活科学科などがある学校を選ぶのがおすすめです。

大学の場合は、専門学校と違い専門科目に加えて一般教養科目や関連する学問を幅広く学べるので、知識を広げながらインテリアコーディネーターになるにはおすすめの選択肢です!

通信制大学や通信講座で学ぶ

通学を減らしてインテリアコーディネーターを目指したい方がインテリアコーディネーターになるには、通信制大学や通信講座を利用するのがおすすめです。

インテリアコーディネーターに必要な知識以外の科目も学びたかったり、ついでに大卒の資格も取得したい場合には通信制大学、インテリアコーディネーターの資格試験のみに特化して学びたい場合には通信講座を選ぶとよいでしょう。

通信制大学で学びインテリアコーディネーターになるには、建築学部や建築学科がある大学を選ぶのがおすすめです!

関連資格を取得する

独学でインテリアコーディネーターになるには、インテリアコーディネーターに関連する資格を取得して目指す方法も。

インテリアコーディネーター関連の資格を取得していると、その職に必要な知識や技術を持っていることを証明できるので、学校に通わずに初めて目指す場合には取得しておくと就職活動の際有利になるでしょう。

次項で「インテリアコーディネーターになるには必要な資格」についても解説しているので、よろしければ合わせてチェックしてみてくださいね!

なるには必要な資格

インテリアコーディネーターになるには、必ず必要な資格はありません。

しかし、資格は知識と技術の証明書なので、インテリアコーディネーターとして活躍したい方は資格を取得しておくのがおすすめです!

インテリアコーディネーター

公益社団法人インテリア産業協会の認定する資格で、年齢や学歴・職歴などを問わず誰でも受験可能な資格です。インテリア業界の中で最もメジャーな資格となっているので、インテリアコーディネーターになるにはこの資格を取得しておくのがおすすめです。

必要な実務経験などもないので、取得したいタイミングで挑戦できます。

インテリアコーディネーターの資格試験は1次試験と2次試験があり、1次試験に合格できた方が2次試験に進む形で進行します。

インテリアデザイナー

日本デザインプランナー協会が運営・認定している資格で、この資格もインテリアコーディネーター同様に受験資格はありません。

インテリアデザイナーは、ただ既存の家具を用いるだけでなく、家具のデザインからデザインする仕事になります。

インテリアのデザインから関わりたい方は、こちらの資格も取得しておくとよいかもしれません。

インテリアプランナー

公益財団法人建築技術教育普及センターが認定している資格で、取得すれば高品質で魅力的なインテリア空間をトータルに実現できる設計能力を持つことを証明できるので、インテリアコーディネーターになるにはおすすめの資格の一つです。

インテリアプランナーは一般的に、商業施設などの様々な建物の空間デザインに関わる仕事のため、一般住宅以外の施設も担当できるインテリアコーディネーターになるには、この資格も取得しておくとよいでしょう。

インテリアコーディネーター同様に、受験資格はなく誰でも挑戦できます。

一級建築士

一級建築士は、すべての建築物の建築が可能になる国家資格です。

受験資格は、二級建築士の資格を保有しているか、大学・短大・専門学校等で必要な科目を修め卒業していることとなっており、他の資格と比較すると取得の難易度は非常に高いです。

しかし、建築も含め関わりたい場合などは、取得しておくとよいでしょう。

インテリアコーディネーターの資格を取るのは大変ですが、取得できれば自信に繋がったり、フリーランスとして独立する際などにも役立つでしょう。

また、インテリアコーディネーターに関連する資格は生活の中でも役立つものがあるので、私生活の中でも活きてくるはずです!

独学で目指せる資格もありますが、学歴の条件がある資格取得や、自習が苦手な方は、しっかりと学習をサポートしてくれる専門学校や通信制大学など利用して、インテリアコーディネーターになるにはおすすめの資格を取得するのがおすすめです。

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向いている人の特徴

インテリアコーディネーターになるにはどうすればよいかや、インテリアコーディネーターに関連する資格に就いて解説してきましたが、「ご自身が向いているかどうか不安」という方もいらっしゃいますよね。

そこで、この項目では、「インテリアコーディネーターになるには向いている人の特徴」をご紹介します!

インテリアコーディネーターになるには向いている人の特徴①コミュニケーションが好きで柔軟な対応ができる

インテリアコーディネーターになるには、コミュニケーション能力が必要不可欠です。

インテリアコーディネーターは、ただ住空間をデザインすればよい訳ではありません。クライアントの要望をヒアリングし、要望に沿った提案をする必要があるため、人と話すことに抵抗がない人こそ、インテリアコーディネーターになるには向いている人と言えるでしょう。

また、ただよいと思う家具やインテリアを勧めればよいわけではなく、実際に住むお客様の希望に合う提案ができるかどうかが重要になります。

提案に対し依頼者が不満を持っている場合には、柔軟に変更にも対応できる人が、インテリアコーディネーターになるには向いていそうです。

インテリアコーディネーターになるには向いている人の特徴②数字が苦手ではない

数字を扱う業務に抵抗がない人も、インテリアコーディネーターになるには向いています。

インテリアコーディネーターのお仕事には、製図の作成や設計の理解、見積もり、伝票の作成など、数字を使用する業務も多くあります。

数字や計算に抵抗のない人の方が、インテリアコーディネーターになるには向いている人と言えそうです。

インテリアコーディネーターになるには向いている人の特徴③インテリアが好き

インテリアコーディネーターになるには、インテリアが好きであることが一番大切です。

お客様の要望に応えるには、たくさんのインテリアや建築に関する知識が必要不可欠。インテリアや建築が好きであれば、積極的にトレンドを追いながら知識のインプットができるでしょう。

日々情報を仕入れたり、展示会へ足を運ぶなどの勉強が苦にならないため、インテリアが好きであることも向いている人の大きな特徴となります。

現時点ですべてに当てはまっていなくとも、大切なのは「インテリアコーディネーターになりたい!」という気持ちです。

インテリアコーディネーターを目指す中で培える知識・技術もありますので、インテリアコーディネーターになりたい方は、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。

インテリアコーディネーターを目指せるおすすめの学校

未経験からインテリアコーディネーターを目指す場合、専門学校やスクールで学び資格を取得することで就職に有利になります。

「社会人だから日中の通学が難しい…」という場合も、専門学校・スクールは夜間に授業を開講しているコースがある場合もありますので、そういった学校を探してみるのがおすすめです。

最後に、インテリアコーディネーターになるにはおすすめの学校をご紹介します!

インテリアデザイナーになるにはおすすめの学校

スペースデザインカレッジ

ダブルスクールやお仕事をしながらでも無理なくインテリアコーディネーターになるには必要な技術や知識を身につけられるスクールです。

東京・神奈川・京都・大阪の4校で、実践課題を通して技術を習得します。

ただし、入学資格は20歳以上となっています。

学校情報

スペースデザインカレッジ

インテリアのプロを目指す専門校。入学資格は20歳以上。
所在地:東京 神奈川 京都 大阪

東京デザインプレックス研究所[インテリアデザイン]

次代のデザイナーを育成する大人のための本格的なデザイン学校です。

インテリアデザイン総合コースでは、インテリアコーディネーターやインテリアデザイナーになるには必要な学びが可能です。

受講生支援制度が充実しているので、安心の就・転職サポートを受けられるのも、インテリアコーディネーターになるには嬉しいポイントとなっています。

学校情報

東京デザインプレックス研究所[インテリアデザイン]

次代のデザイナーを育成する大人のための本格的なデザイン学校
所在地:東京

専門学校桑沢デザイン研究所

デザインの本質を体得し、創造性に富んだ人材を育成するカリキュラムで、インテリアコーディネーターになるにはおすすめの専門学校です。

求人もたくさん届くので、インテリアコーディネーターとしての就職・転職も安心です。

学校情報

専門学校桑沢デザイン研究所

多くの社会人学生が在籍し、基礎から実践まで徹底的にデザインを学んでいます。
所在地:東京

創造社デザイン専門学校

充実した設備でインテリアコーディネーターを目指せる専門学校。

学生一人ひとりの意志を尊重した就業支援制度で「魅力ある人財」として企業と学生のマッチングを図っているのが魅力です。

インテリアコーディネーターの資格も可能です。

学校情報

創造社デザイン専門学校

デザインで未来をつくる。充実した設備でプロクリエイターを目指す
所在地:大阪

この記事を書いた人

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