夜間部で学ぶ!社会人からパティシエを目指せる専門学校を紹介!

小さい頃から憧れていたパティシエ。社会人として働いているけれど、もう一度挑戦したい!そんな方におすすめなのが、働きながらパティシエを目指せる専門学校の夜間部に通う方法。

けれど実際のところ、社会人からパティシエになれるの?年齢的に難しい?仕事と夜間専門学校の学びって両立できるの?そんな不安もあるかと思います。

この記事では、不安や疑問にフォーカスしつつ、夜間の専門学校で学ぶメリットやデメリット注意しておくべきポイントを解説。最後にはパティシエを目指せるおすすめの専門学校の夜間部をご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

年齢、費用、時間…。社会人にはどうしても壁になってしまう問題。でも、それでも乗り越えて夢を叶えたい!パティシエになりたい!専門学校の夜間部はそんな社会人の強い味方です。一つずつ不安を解消しながら夢への一歩を踏み出していきましょう!

パティシエになるには?

パティシエになるために必要なことは

洋菓子を作る職人であるパティシエですが、なるには必要な条件があるのか気になるところ。パティシエになるには必須の資格は特にありません。必ず進学しなければいけないということはなく、店舗で修業をするなどして目指すこともできます。

しかし社会人の場合は、未経験で転職活動をすることになります。知識や技術を習得してからの転職を考える場合は、専門学校等で学ぶことで自信を持って進めるのではないでしょうか。

社会人から目指すにはどんな方法がある?

では社会人からパティシエを目指す方法をご紹介いたします。

専門学校の昼間部に通う

お金に余裕がある場合は思い切って仕事を辞め、専門学校の昼間課程で集中して学ぶという方法もあります。昼間部の方が時間数も多く設定されているので、より多く実践を積むことができるのも嬉しいポイント。また昼間部でしか選べない専門のコースなどもあるので、何を学びたいのか、何になりたいのかを明確にしておくと、より検討しやすくなるでしょう。

専門学校の夜間部に通う

生活費や学費を稼ぎがら、仕事と両立しながら学べる方法。夜間部なので昼間課程に比べて時間数は少ないですが、社会人からパティシエを目指す方、大学に通いながらWスクールで通う方など、本気で向き合う仲間と励まし合いながら学ぶことができます。昼間に仕事をしてからの通学は、体力と忍耐力、そして強い意志が必要となってきます。

スクールに通う

専門のスクールで学びパティシエを目指す方法。週一回で学べるコースなどもあり、社会人が通いやすいカリキュラムが組まれています。講座の内容、学費や就職のサポートもスクールごとに違うので、事前にしっかり確認して検討しましょう。

専門学校の夜間部がおすすめな理由

色々な方法がある中で専門学校の夜間部をおすすめする理由、メリットをご紹介いたします!

パティシエになるために夜間部に通うメリット

①働きながら通えること!

社会人からパティシエを目指したい人にとって、仕事を辞めずに学べることは最大のメリットと言えるのではないでしょうか。

昼間課程の専門学校に通うには仕事を辞める必要がありますが、学費や生活費の確保の為に仕事を辞めるのは厳しい…。そんな方にピッタリの学び方が夜間部の専門学校に通う方法です。

実践を積みながら学ぶこともできる!

働きながら学べることが強みである専門学校の夜間部ですが、現役の仕事を続けながら学べるほかに、ケーキ屋など製菓店やパン屋等でアルバイトをしながら学ぶという方法も!

実際の職場でパティシエの方々の仕事ぶりを間近で体感しながら、現場の雰囲気を肌で感じながら、夜は専門学校でしっかり学ぶ。お給料ももらえるので、かなり実践的に効率よく学ぶことが可能です。

②学費が安い!

全日制の専門学校に通う場合に比べて、おおよそ3分の2くらいの学費になる場合が多いです。

製菓系の専門学校は食材費などもあるため、学費が高くなる傾向にあります。夜間部なら、働きながら学費を補填することもできるので、費用面で不安のある方にもおすすめです。

また夜間部でも教育訓練給付金の対象講座になっている専門学校もあります。各専門学校で独自の奨学金制度や学費サポートがある場合がありますので、なるべく学費の負担を少なくする方法を探していきましょう!

③幅広い年齢層の仲間ができる

社会人の他にもWスクールで通う人など、様々な背景を持っている方が多く集まっている夜間部の専門学校。高校を卒業してすぐの方から社会人経験豊富な方もいるので、価値観や視野も広がるのも夜間部の魅力です。

東京製菓学校では、10代~50代と幅広い年齢層の方が学んでいるそうです。これまでたくさんの卒業生を見守ってきた専門学校なので、経験も豊富なはず。年齢に不安を感じる方は、就職状況なども含めてオープンキャンパスや個別相談等で相談してみてはいかがでしょうか。

大学など他の学校に通っている人も学べる!

働きながらパティシエを目指したい社会人だけでなく、日中は大学など他の学校に通っている学生もWスクールをしながら通うことができます!

一般の大学に通っているけど、途中からパティシエを目指したい!と思うようになった方も、大学を中退せずに学ぶことができるので、大卒資格もしっかり得ながら学ぶことが可能です!
大卒であることが就職に有利になる場合もありますので、Wスクールで夜間の専門学校に通う事も選択肢の一つになります。

medical-563427_1280

夜間の専門学校で学べること

製菓実習でパティシエに必要な技術を磨ける

専門学校ごとに特徴がありますが、実習の授業が充実し、設備の整った学内でプロの講師から直接学ぶ事ができます。昼間課程と比べると授業時間は少ないですが、少人数で集中して学ぶことでパティシエに必要なスキルを磨いていくことができます。

専門学校ごとに学べる内容が変わってきますので、洋菓子中心に学びたい、和菓子も学びたい、製菓の他に製パンも学びたいなど、何を学びたいのかを考えながら学校選びをしていくことで、自分に合う専門学校が見つかりやすくなります。

国家資格の取得も目指せる

パティシエに必要な資格はありませんが、持っていることでパティシエとしての高い能力の証明になる資格もあります。国家資格である製菓衛生師と菓子製造技能士の受験資格を得られる可能性もありますので、資格取得を検討している方はチェックしておきましょう。専門学校によっては試験対策ができるなどサポートが充実している学校もあります。

働きながら専門学校で学ぶメリットとデメリット

働きながらパティシエを目指す方にとって、夜間部の専門学校がおすすめな理由と、学べる内容をご紹介いたしました。

夜間部の専門学校で学ぶメリットは、

・学費が安いこと
・働きながら通えること
・幅広い年齢層の仲間と切磋琢磨しあえること

がありますが、さらに専門学校ならではのメリットとして就職のサポート等があります。専門学校の就職サポート自体は昼間部も夜間部も関係なく受けることができます。昼間課程で実績のある専門学校は業界との繋がりもありますので、卒業生の就職先もチェックしてみましょう。

目指したい就職先が明確な場合は、オープンキャンパスや個別相談で専門学校に直接聞いてみましょう。専門学校によってサポート体制は様々ですので、学校選びの際はしっかりと確認しておくことをおすすめいたします。

夜間の専門学校に通うデメリット

身体や精神への負担があること

仕事と学びの両立!というと聞こえは良いですが、その分負担は多くなります。毎日仕事をした後に学校に通学するというのは、思った以上に体にも心にも負荷はかかります。それを見据えた上で、それでもパティシエになりたい!やりきるという強い意志が必要になります。

本当にやり切れるか、卒業できるのか不安…という方は、次の抑えておくべきポイントをご参照ください。

両立のための注意点と抑えておくべきポイント

①モチベーションの維持とスケジュール管理

働きながら通えることが魅力ですが、その分スケジュール管理や体調管理、モチベーションの維持が求められます。

例えば、朝から夕方まで仕事をした後に、通学して3時間ほど学び帰宅する。というのを繰り返した時、疲れた…めんどくさくなってしまった…という事もあるでしょう。そんな時でもモチベーションを保ちながら学び続けること、意欲が必要になります。

仕事のトラブルがあった時や、どうしても頑張れなくなってしまった時など、こんな時どうする!?を事前に想定しておくのもオススメです。

会社や同僚に学校に通うことを事前に伝える事で心の負担も少し軽くなるかもしれませんし、夜間部に通う仲間と情報共有しながら励まし合うことで乗り越えられることもあるでしょう。夜間部に通ってパティシエになった先輩の話を聞いてみても良いかもしれません。

1人で抱え込まずに、周りと協力しながらモチベーションを維持しつつ楽しんで学ぶなど、無理せず続けられる方法を考えていきましょう。

②通える場所にある?

どんなに通いたい専門学校が見つかっても、通うのが困難だと続けるのが難しくなってしまいます。

特に働きながら学ぶ方は、職場→学校→自宅の3か所で通学しやすいかも大きなポイントとなります。事前にシミュレーションして無理なく通えるかもチェックしておきましょう!

パティシエを目指せる夜間部の専門学校おすすめ一覧

社会人からパティシエを目指したいあなたへ、専門学校の夜間部がおすすめな理由やメリットデメリットを解説してきました。最後におすすめのパティシエを目指せる夜間部の専門学校をご紹介いたします。

・東京製菓学校
プロを育てる専科[夜間部]があります。週3回と限られた時間で、少人数のもとでの丁寧な指導と総時間の約90%を実習にあてた充実のカリキュラムで、現場で求められる実践的な技術がしっかりと身につきます。学費は、洋菓子、和菓子、パンコース共に、昼間部の約半分で学ぶことができます。

パティシエを目指せる洋菓子専科[夜間部]では、2年間・週3回(18時~21時30分)の授業でカリキュラムが組まれています。

学校情報

東京製菓学校

「プロ」を育てる「プロの学校」
住所:東京
特徴:即戦力となる「圧倒的な実習量」と、現場能力を高める「実践的な設備環境」、ひとつを極める「専門学習カリキュラム」が魅力。高い技術と人間性を兼ね備えた「プロフェッショナル」を育て、輩出し続けています。


・京都製菓製パン技術専門学校

製菓技術科夜間部(夜間1.5年制)。昼間の時間を有効に使い、仕事をしながら、大学に通いながら、プロをめざせます。さらに報酬つきインターンシップができるデュアルコースでは昼間に現場経験を積みながら、夜は学校で学べるので効率よく技術を身につけることができます。

授業は18時~21時15分、月~金。土曜日は選択科目授業や自主トレーニングなども。洋菓子・パン・和菓子の基礎を総合的にしっかり学び、店舗運営実習では製造技術のほか、店舗づくり、商品開発のノウハウも磨きます。基礎から応用までの技術をマスターし、即戦力として活躍出来るよう就職・試験対策までサポートも充実。

・神戸製菓専門学校 

関西唯一の夜間1年制でプロのパティシエを目指せる。約90%が実習・演習で、スイーツ・パンの技術・知識を1年間で身につけます。ホテルや洋菓子店などで働くパティシエをめざすパティシエ専攻では、製菓の基礎技術をマスター。大量製造や工芸菓子(アメ細工など)のスキルなど、総合的に学びます。

授業は18時10分~21時20分、月~土。アルバイトの紹介制度もあり、学費サポート、就職サポートも充実。

この記事を書いた人

なるには進路相談室スタッフ

なるには進学サイトでは皆さんの進路相談にお答えしています。
2017年10月よりLINEを通じた進路相談を開始し、2024年4月にはLINEの友だち登録数は10,000人を突破。
通信制大学や専門学校の質問もお気軽ご質問ください!

【進路相談】進路の神様を友達登録して話しかけてみてください!