絵を描くことが大好きだから、将来はイラストレーターとして活躍したい!
だけど
・イラストレーターになるにはどうしたらいいの?
・実際どうやって働いているの?
・絵を描く以外に必要なスキルってある?
というように実際に働くイメージができず、「イラストレーターなるにはどうしたらいいの?」と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はお仕事の流れを追いながら、向いている人の特徴やイラストレーターになるにはどんな方法があるかを徹底的に解説いたします!
心配事をひとつひとつクリアにしながら、安心してイラストレーターを目指しましょう!
ジャンルが豊富で働き方も様々なイラストレーターという職業。なるにはどうすればよいか気になっている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
イラストレーターになりたい!なるには!?そんな夢を叶える一歩に本記事がお役にたてれば幸いです。
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イラストレーターになるには?実際のお仕事を見てみよう!
お仕事はどんなものがあるの?収入は?
言葉だけでなく、絵というビジュアルを通じて共通のイメージやメッセージを伝えるイラストレーターのお仕事。
そのジャンルは様々で、商品パッケージ制作やポスターなどの広告関連、本や雑誌、ライトノベルの挿絵などの出版業界、ゲームのキャラクター制作などのWeb関連、医療など専門的なことを分かりやすく伝える…など、多くの分野があります。
その中でイラストレーターになるには、大きく2つの働き方があります。
・企業に就職し正社員として働く
・フリーランスとして働く
どちらを選ぶかで働き方も大きく変わってきます。
イラストレーターになるには正社員として就職する?フリーランスで働く?
イラストレーターはフリーで自由に仕事を受けて稼げる!という華やかな印象もありますが、収入は能力次第で個人差がとても大きいのが現状です。また、フリーのイラストレーターだけでなく、中には企業に就職する形でイラストレーターとして活躍している人もいます。
では就職とフリーランス、イラストレーターになるにはどちらの働き方が良いのでしょうか?メリットデメリットを見てみましょう。
<企業に就職する>
・安定した収入や仕事を得ならがらイラストレーターとして活躍できる。
・福利厚生が整っている会社であれば社会保障などもあり安心。
・営業や総務、経理を会社として行っている場合、制作業務に没頭することができる。
・社会的な信頼がある。
・会社の方向性やジャンルによって仕事の内容が決まってくるので、案件を自由に選択するのは難しい。
・自由に価格を設定することは難しいので大幅な収入アップを目指しにくい。
<フリーランスで働く>
・自分の好きな案件を手掛けることができる。
・実績次第で大幅な収入アップを目指せる。
・イラストレーターの制作活動以外にも、顧客への営業活動や交渉、請求業務や確定申告といった事務作業などが多く発生する。
・自由度は高いが自ら動かないと収入に結びつかない。
・収入が不安定なので、副業やアルバイトをして生活を支えることもある。
以上のことから、フリーランスのイラストレーターはスキルや実績、営業次第で収入が大きく変わってきます。
クリエイターとして有名になれば仕事の依頼も殺到して収入も安定しますが、まずはお仕事をして実績を積んでいくことが大切です。
そのため、イラストレーターになるにはまずは企業に就職して仕事に慣れてからフリーランスとして独立する方も多くいらっしゃいます。迷ったら憧れのイラストレーターさんの経歴を確認して、どんな学びや活動を経て今があるのかを調べてみるのもオススメです。
仕事の流れから見る、向いている人の特徴はこれ!
お仕事の流れは?
イラストレーターになるには、実際どのように仕事が進んでいくのかも気になるポイントですよね。
イラストレーターのお仕事は以下のような流れで進んでいきます。
①打ち合わせ
編集者やクライアントと、訴求ターゲットやイメージ、納期などを話し合います。
イラストレーターのお仕事はクライアントの要望をイラストで表現することですから、しっかりとクライアントの求めることを確認します。
②ラフ画・下描きの作成
構図やイメージの相違がないか都度確認します。クライアントは絵のことをわからない方も多いので、イメージの共有はとても大切な作業です。
ここでイメージの擦り合わせが出来れば出来るほど、後の修正等が少なくなります。
③清書・彩色
クライアントからOKをいただいたら清書に進みます。
④納品
完成したイラストを納品。データや印刷物かにより納品方法は変わります。
このような流れでイラストレーターのお仕事は進んでいきます。
フリーランスのイラストレーターの場合は、受注するまでの営業活動や交渉、請求書を送付するなどの事務処理も必要となってきます。
向いてる人の特徴は?イラストレーターになるにはこの資質も磨こう!
イラストレーターになるには、イラストを描くのが好きな気持ちや知識・技術だけでなく必要なスキルがあります。
第一にコミュニケーションスキルです。クライアントの意図や要望を適切に把握する必要があるので、イラストレーターになるにはコミュニケーション能力が必要不可欠です。
特にフリーランスなどとして独立し、生涯イラストレーターとして活動したい場合には、コミュニケーション能力はしっかりと身につけるとよいでしょう。
さらに、フリーランスのイラストレーターになるには、スケジュール管理も自らしなければなりません。納期を守らないと信頼を勝ち取れませんので、イラストレーターになるには早い段階からスケジュールを考えて作業を進める意識を持っておくのがよいでしょう。
依頼主の要望に応えるため期限内に一定以上のクオリティのイラストを仕上げるのはとても大変で、大きなプレッシャーがかかります。そのためイラストレーターになるにはプレッシャーを力に変えられる強いメンタルの持ち主も向いているかもしれません。
また、自分がラノベ(ライトノベル)やソシャゲ、コミックなど、どの分野で活躍するイラストレーターになりたいかが明確な方は早い段階から方向性を絞りやすいです。日々楽しくトレンドを追いながら好きな物を分析できる人もイラストレーターになるには向いているのではないでしょうか。
今はまだ特徴に当てはまらない…という場合も、経験を積んでいけば修得できるスキルです。今から意識して、イラストレーターになるには必要なスキルを身につけて行ってみてくださいね。
イラストレーターになるには。抑えていきたいポイントは?
クリエイターとして活躍するために押させておくポイント
イラストレーターになるにはこれをやっておくと良い!?3つのポイントをご紹介いたします。
①イラストを描く練習をする!
イラストレーターになるには、画力が必要不可欠!
イラストや絵を日々描き続けてスキルアップをしていきましょう。
②芸術に触れよう!
実は、イラストを描くにはインプットも大切です。
漫画・ゲーム・アニメだけでなく、演劇やドラマや本、写真も含めた世の中のエンターテイメントやアート全般、自分の好きなこと以外にもアンテナを張って興味の幅を広げてみましょう。
インプットを増やすことで表現の幅が広がり、また世間のニーズも把握にもつながります。イラストレーターになるには、様々な知識を仕入れておくのがおすすめです。
③絵を描く以外のプラス1の武器をみつけよう
イラストや絵を上手く描ける人はとっても多いです。SNSでも、こんなに上手いのにプロじゃないの!?という方も見かけるのではないでしょうか。
最近はAIで簡単に素晴らしい絵が描けてしまい、ますますイラストレーターの仕事に対して不安に思うことも多でしょう。
そんな中でイラストレーターとして活躍するには、他者と差別化できるプラス1の武器が必要です。
例えば、絵が描けてデザインができる。絵が描けてマーケティングもわかる。絵が描けて動画も作れる。絵が描けてストーリーも作れる。などです。
活躍できるイラストレーターになるには、仕事のチャンスを広げられる武器を身につけておくとよいでしょう。
イラストレーターになるには資格は必要?
イラストレーターになるには必要な資格はありません。しかしデジタルでの制作や納品を求められることも多くあることから、定番のデジタルツール(Photoshop、illustrator)を使いこなせることで仕事の幅が大きく広がります。
また就職にも多少なりとも有利になりますので、自分の目指したい方向に合わせて資格を取得してみても良いかもしれません。
<オススメの資格>
・Illustrator®クリエイター能力認定試験
・Photoshop®クリエイター能力試験
制作現場で頻繁に使われるデザインソフトで、ソフトをどの程度扱えるかの目安となる試験
・CGクリエイター検定1~3級
ゲーム・アニメ業界を目指す方にオススメ
・色彩検定2・3級
出版や広告業界で取得する人が多いメジャーな検定
イラストレーターになるには画力も重要ではありますが、イラストソフトの知識や色彩に関する知識も持っておくと役立ちます。資格取得を通して必要な事が学べるはずですので、イラストレーターになるにはこれらの資格取得に挑戦してみるのもよいでしょう。
イラストレーターになるには進学する?独学でがんばる?
進路はどうする?大学・専門学校への進学がオススメの理由
これまでイラストレーターのお仕事の流れをみながら、向いてる人の特徴やスキルなどをみてきました。
しかし実際にイラストレーターになるにはどうしたら良いか進路を迷う方も多いかと思います。
特にSNSなどで実績を上げている方は、進学する必要あるのかな?独学でも大丈夫なのでは?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん独学で学ぶこともできますが、芸術系の大学や短大・イラストの専門学校に進むことが最もメジャーな方法となっています。
なぜなら
・イラストの基礎を学べる
・必要なスキルを習得できる
・現役のプロからアドバイスがもらえる
・イラストレーターを目指す仲間と一緒に切磋琢磨できる
・ボートフォリオのつくり方など、イラストレーターとして仕事をするための方法を学べる
・学校によっては企業の採用情報の共有や就職のバックアップもしてもらえる
からです。
イラストなど専門性に特化して勉強したい方は専門学校を、美術全般を学び就職や仕事に活かしたい方は美術大学や短期大学をおすすめいたします。どんなイラストレーターになりたいかを見つめながら、イラストレーターになるにはどの進路を選べばよいのかを考えていきましょう。
高校生・学生の方が進学するメリット
進学するメリットとして上記の専門分野をしっかり学べるというのはもちろんのこと、学校を卒業した時に「学歴」もついてくることもポイントの一つです。
最近は学歴が重視されることは少なくなってきましたが、企業への就職を目指す場合は有利になることもあります。
社会人の方が進学する場合
就職して現在働いているけれど、やっぱり夢だったイラストレーターとして活躍したい!そんな社会人の方もいらっしゃるかと思います。
とはいえ、働きながら学校へ通うことを考えると進学は難しい…。そんな方におすすめなのは、再進学として学ぶことが出来る大学や専門学校に通うことです。働きながら学べるシステムや体制が整っているのが魅力的です。
進学先の選び方は?いろんな角度から考えてみよう!
イラストレーターになるには。目的別に進学先を考えてみよう。
進学先を選ぶにあたり、大学か専門学校か、学費、経歴、内容など様々なことで悩むことも多いのではないでしょうか。
今回は大きく分けて3つの視点をご紹介いたします。
①就職したい業界から選ぶ
企業で働くイラストレーターになるには、進学する学校によって就職先が大きく変わってきます。その為、自分がどんなイラストレーターとして活躍したいかが決まっている場合は、就職先や目指す方向に近い専門学校や大学を選ぶとよいでしょう。
美術大学・短大の主な就職先
広告業界やデザイン事務所、出版業界、美術教員など美術全般の知識が活かせる就職先が多いです。
イラストレーターとしてだけでなくグラフィックデザイナーとしてなど広い分野で活躍したい方は大学も視野に入れてみましょう。
専門学校の主な就職先
アニメやゲーム等エンターテイメントなど、専門に特化した就職先が多い。
専門学校によって得意としていることや就職先も違ってきますので、イラストレーターとして目標が明確な場合は、専門学校の就職実績等で目指す企業があるかを見てみるのもオススメです。
②学べる内容から選ぶ
美術大学・短大と専門学校では学べる内容も変わってきます。実際のカリキュラムを見比べて、自分が学びたいことが学べる場所を選ぶのもポイントの一つです。
美術大学・短大で学べる主なこと
専門的なことはもちろん、幅広い一般教養科目や、知識や文化に触れ広く学ぶことができます。学んだことは自分の表現の幅を広げ、社会に出た時にも広い視野をもって活躍できるでしょう。
専門学校
実務に直結する学びが多く、イラストレーターになるには欠かせない知識や専門的なスキルを短期間で習得することができます。プロからの指導が受けられたり、ポートフォリオ制作などイラストレーターとして活動する為に必要なことも学べます。
また、業界との繫がりが深いため、ゲーム会社やイラスト系の会社などをはじめとした多くの企業から学校に求人が届き、イラストレーターとしての就職に強いのも特徴です。
目標が明確な方がイラストレーターになるには専門学校で専門的に学ぶことが近道になるかもしれません。
③実際の雰囲気を体感して選ぶ
学びたいことが学べる学校でも、雰囲気が合うか、通い続けられるかはとても大切な要素です。
実際に学校に足を運んで雰囲気を体感する。在校生の様子を見たり話を聞いたりする。先生やスタッフと話すなどをして、ここに通って楽しく学べるか、続けられるかをしっかりと知る為に、気になる学校のオープンキャンパスや学校説明会には積極的に参加してみましょう。
オープンキャンパスや説明会に参加することで、今まで気づかなかったことや新たな発見につながります!イラストレーターになるには必要な第一歩として、ぜひイラストレーターを目指せる色々な学校を見てみてくださいね。
また、イラストレーターになるには、スクールという選択肢もあります。ただ、スクールの場合は卒業しても学歴にはならないため、学位を取りながらイラストレーターを目指す場合は美術系の大学や専門学校へ進学しましょう。
イラストレーターになるには!見て、聞いて、たくさん経験しよう!
イラストレーターになるにはアンテナを広げて活動しよう!
ここまで実際のお仕事から、どんなスキルや要素があるといいかを見てきました。
イラストレーターは10人いれば10通りの働き方があり、こう!と決まったところがないのが特徴です。
しかし、イラストレーターになるにはやみくもに独学で我が道を進むよりは、成功されている方のお話を聞く。専門学校や大学などのオープンキャンパスや説明会に参加して、プロで活躍している方やイラストレーターを目指す先輩方のお話を聞くなど、行動してみることをオススメいたします。
実際に体験していく中で、目指したいイラストレーター像がみえてくるかもしれません。
そして経験した数だけ、表現の幅が増えていきます。大好きなイラストを描きながら、日々の生活一つ一つを大切にすることが、イラストレーターになるには必要な第一歩。あなたの未来を応援しています!