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通信制大学の卒業まつわる不安を解決!難易度は?就職は?

通信制大学の卒業は難しい?簡単?大卒になる?就職に役立つ?

通信制大学の卒業は難しい?簡単?大卒になる?就職に役立つ?
通信制大学の卒業にまつわる疑問を、当ページが解決してまいります!

通信制大学に進学を検討しているが、卒業出来るのか、そして意味はあるのか不安な方必見です。

通信制大学に関する進路相談の中でも、卒業に関する質問は多く頂きます。当ページでは、こういったお悩みに対して、「卒業難易度について」「卒業までにかかる注意点(学費など)」「就職に役立つかどうかように」、1つ1つ詳細にご紹介致します。

このページを見れば、失敗しない通信制大学の進学を前向きに検討しているようになります!

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卒業に関する相談は多い

通信制大学に関する相談内容の中で「卒業」にまつわるものは多くありますが、大きく3種類に分類することができます。

1.卒業の難易度が知りたい

2.卒業したら大卒になるか知りたい

3.就職の役に立つか知りたい

順番に確認していきます。

1.難易度が知りたい

通信制大学の平均卒業率は15%前後、通信制大学の中でも高い卒業率といわれている大学で60~70%になります。

通学制大学(一般的な大学)の卒業率は約90%と言われていますから、大きな差があります。
一体なぜでしょうか。

通信制大学の卒業率が低い理由

卒業率が低い理由はさまざまな要因がありますが、その中でも主な要因を挙げます。

・入学が比較的簡単で、単位認定試験が難しい
通信制大学の特徴として、入学試験がないことがあります(一部大学を除く)。しかしその分、単位認定試験が難しくなっています。学習の仕方が個人に任せられる分、正しい知識が身についているかを測る方法が試験しかないためです。

難しいとはいっても、きちんと勉強をしていれば合格できないわけではありません。学習を進めていく中で不明点があればそのままにせず、大学教員に質問をするなどサポート制度を活用することが有効です。

・勉強のモチベーション維持が難しい
通信制大学の特徴として、自分のペースで学習が出来る点があります。そのため、仕事をしている社会人も多くの方が通っています。しかし反面、自主的に勉強環境を整えなくてはならず、モチベーションを維持することが難しいようです。

対策として大学のサポート制度を活用することも良いですが、スクーリングやオンライン面談などを活用して、学習状況を誰かに見てもらうことが有効です。また同じように勉強している仲間を見つけて、情報交換をすることもモチベーション維持として有効です。

・スクーリングの日程調整が大変
通信制大学の授業の中にも、大学などに行って授業を受ける「スクーリング」があります。基本的には大学の長期休暇期間に合わせて行われるのですが、仕事をしている社会人は日程調整が難しいようです。またスクーリング授業も1日で完結する場合は少なく、2日以上かかることがほとんどです。

事前に進学する通信制大学のスクーリング期間や場所は調べておきましょう。分かりにくい場合は、学校説明会などで確認することをオススメします。
また大学によってはスクーリングがなしでも卒業できる場合があります。特に通学制の大学から編入で通信制大学に入った場合は、スクーリングなしで卒業できることが多いです。

「通信制大学の卒業率」について詳しく知りたい方はコチラ↓↓
>>【通信制大学の卒業率は低い?平均より高い学校の特徴についてご紹介】

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2.通信制大学は大卒になるか知りたい

通信制大学を卒業したら、大卒になるのでしょうか?
一般的な四年制大学と比較すると学費は安く、入学しやすいため大卒資格が取れるかどうか心配になる方が多いようです。

結論を言うと、通信制大学を卒業しても大卒になります。

学校教育法について

通信制大学は1947年(昭和22年)に学校教育法によって制度化され、その後1950年(昭和25年)に正規の大学教育課程として文部科学省認可になりました。

呼び方は大学によって異なりますが、受講方法によって「正科生」「科目別履修生」などに分類されます。その中で「正科生(正規の過程)」は、一般的な4年制大学と同様な単位数を卒業までに必要とするため、大卒資格を取得することが出来ます。

通信制大学に編入をして大卒資格を目指す場合には、正科生として入学する必要があります。ちなみに科目別履修生などの場合は、大卒資格を目指さずに資格取得を目指す場合などに選ばれる受講方法です。

3.就職の役に立つか知りたい

役に立つ場合もあれば、立たない場合もあります。

役に立つ場合は、主に資格取得を目的とした場合です。
大卒資格や教員免許などを取得して就職目指す場合です。この場合には就職先の応募条件として、必要な資格を通信制大学で取得できたことになります。実際に通信制大学に進学する人の28.1%は「大学卒業資格を得るため」であり、32.3%は「職業上の資格を得るため」となっています。
通信制大学では大卒資格や教員免許の他にも、公認心理師や建築士などの国家資格を目指せます。

逆に役に立たない場合は、無目的に卒業をした場合です。
ただ大学を卒業するだけではなく、大学でどんな勉強をしたか。どんなことに興味を持って、どんな活動をしたか。これらのことに答えられず、ただ卒業だけをした場合には就職の役には立たないかもしれません。

まとめ:目的を持って進学することが大切

いかがでしょうか。

通信制大学の卒業について、悩まれている方は多いようです。噂に惑わされず、通信制大学に確認するなど正しい情報を集めることは重要です。

その上で特に大切なことは、目的を持って通信制大学に進学をすることです。卒業が出来る人の多くは、最後まで進学の目的を忘れなかった人たちです。また卒業後に就職が出来る人の多くも同様に、目的を持って通信制大学に進学をした人たちです。

通信制大学に通う目的と、それに合った通信制大学を選ぶことが「卒業」の第一歩です。
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この記事を書いた人

進路アドバイザー ナガサキ

なるには進学サイトにて進路相談を担当。
2017年10月よりLINEを通じた進路相談を開始し、2019年10月にはLINEの友だち登録数は2,000人を突破。
高校生から社会人、保護者まで、さまざまな人たちの相談に答え続けている。

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