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専門学校で学びゲームクリエイターになる

ゲームクリエイターになる方法

コンピューターゲームは、今や大きな産業になりました。市場規模は日本国内だけでも1兆円を越える規模であり、世界全体では2016年の時点で9兆円近くにまで発展しています。プレイヤー同士が対戦するeスポーツも発展を重ねており、一部ではオリンピックの競技に採用しようという声が上がるほど認知が高まりました。これからも発展著しい分野であると予想され、これからまだまだ成長していくことが期待されています。ITやエンターテイメントの分野で自分の実力を試したい優秀な人材にとっても、魅力的な業界になったと言って良いでしょう。
輝かしい業界であるだけに、ゲーム業界を志望する人は多いとされています。これからこの業界に飛び込もうと決意してから、最初に悩むのはどのようなルートをたどったほうがいいかということでしょう。ルートはいくつかありますので簡単に紹介します。

ひとつは、大学の関連学科に進学して学ぶルートがあります。主に、芸術系、情報工学の大学、学部において、近年、ゲームを学んだり研究したりできる学科が増えてきています。卒業すれば、大卒ということになりますので、就職の際には選択肢が広がるでしょう。ただし、本当に、ゲームクリエイターとして働きたいと考えている場合は、そのための実力を得ることができる環境なのかどうかということをよく考える必要があります。また、実際に、ゲーム会社に就職できるパイプがあるのかどうかについても調べた方がいいでしょう。

もうひとつのルートは、専門学校に進学することです。この場合、大卒の資格は得られませんが、その反面、ゲーム会社への就職率が高い専門学校があるということは見逃せません。即戦力を求める会社は、優秀な専門学校生を求めているのです。そのため、学校と会社が太いパイプでつながっている場合があります。

専門学校で何を学ぶか

ひとくちにゲームクリエイターと言っても、実際にはさまざまな職種があります。制作チームの統括をおこなうプロデューサー、制作チームの進捗管理と監督をおこなうディレクターなどは有名です。他にも市場動向を踏まえつつ独創的なアイディアを提案するプランナー、イラストを作るグラフィックデザイナー、プログラムを作って動かすプログラマー、ストーリーやセリフを作るシナリオライター、BGMや効果音を作るサウンドクリエイターなどもあります。実際の制作は、これらのスタッフがチームとなって進めていきます。大切なのは、漠然と制作者になりたいと考えるのではなく、チームの中のどんな役割を自分は果したいのかという、明確なイメージを持つことです。そして、そのために必要なスキルを身につけることに力を注ぐことが大切です。
そのためには、自分のなりたい職種のスキルを集中して学べる専門学校を選ぶことが有効です。例えば、プログラム専攻、企画専攻、シナリオ専攻、グラフィック専攻、サウンド専攻、アニメーション専攻など、細分化された専攻課程に進学すれば、無駄なく学びたいことが学べるでしょう。

さらには、CGクリエイター検定、CGエンジニア検定、マルチメディア検定、C言語プログラミング能力検定、画像処理検定などの資格取得を目指すこともできます。もちろん、資格がなければクリエイターになれないというわけではありません。資格を持っている人よりも、コミュニケーション能力が高い人の方が、チームの一員として力を発揮できるというケースも多々あります。ただ、資格取得を目指すことによって、知識が深まることも事実です。

ゲーム会社へ就職するために

あくまでも最終目標は、ゲームクリエイターになるということです。そのためには、ゲームメーカーや、ゲームメーカーから発注を受けて制作をおこなうソフト開発会社に就職する必要があります。もちろん、独立してフリーランスのクリエイターになるという道もあります。いずれにしても、求められる能力は、専門的な知識はもちろんのこと、プログラミングやデッサンなどの技術力、さらには、独創的なアイディアを生み出す創造力、時代の波を敏感にキャッチできるセンスと企画力、チームワークを円滑に進めていくことのできるコミュニケーション力など多岐にわたります。これらを身につけるには、専門学校で学ぶことが大きな力となるでしょう。
また、さまざまなことに関心を持つ好奇心をはぐくみ、何よりもゲームが好きだという情熱を燃やし続けることが、クリエイターには必須の素質でしょう。同じ志を持つ専門学校生と机を並べて学ぶことは、互いに切磋琢磨し、刺激を与えあうことのできる、絶好の機会となります。

専門学校は、ゲーム会社への就職に力を入れていますので、力さえあれば道は大きく開けていきます。自分にとって最適な専門学校を探して入学し、真剣に学ぶことによって、ゲームクリエイターになるという夢を現実のものにしてはいかがでしょうか。