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税に関する法律のプロ、税理士になるには?

会社にお勤めの方が日頃仕事をしながら、あるいは主婦として家庭生活を守りながらなど、社会人の方が税理士を目指すにはやはりそれなりの覚悟が必要になってきます。

専門学校へ進学する!

全国には、会社員や主婦など社会人の方が税理士になるための受験対策講座を開催している専門学校やスクールがたくさんあります。講習時間は、平均して1~2年ですが、長期で計画的に学習を進めていこうと考えている場合は4年コース、5年コースとありますので、専門学校の無料パンフレットや資料を入手して、各専門学校を見比べてみて、よく研究してみましょう。

社会人といっても、すでに税理士事務所や会計事務所などで仕事していて受験資格を有しているのか、または一般企業内で経理や会計の業務を通じて税理士資格を求めているのかによって、受験資格の有無が決まってきます。

普通、日商簿記2級は有している方はそれなりにいらっしゃっても、1級を持っている人は多くはありません。税理士の受験資格である日商簿記1級、もしくは全経上級合格者である必要があります。

受験資格を取得して、さぁ試験の勉強だ!となれば、やはり専門学校で学習することが一番の近道だと考えられます。日中は忙しい社会人の方のために夜間コースや土日、休日コースを設定している各専門学校、スクールが多いので、選択肢はかなりあるといえるでしょう。

専門学校やスクールには、専門講師に教えてもらえるばかりでなく、法改正にも即座に対応できるという大きな利点があります。各専門学校、スクールによっては授業料の割引やキャンペーン、ハローワークの教育訓練支援制度を利用することで授業料の割引も可能となってくる場合もありますから、夢を叶えるためにも上手に活用するために、事前によく確認、検討してみてはいかがでしょうか?
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通信制大学を上手に利用しよう!

社会人の方の中には、大学や大学院の在学時に税に関する学習を進めて学位を取得した方もいらっしゃると思います。そうした方たちであれば、税理士の資格試験の一部科目が免除になる制度がありますので、この制度をうまく利用することで、税理士資格取得に向けて最短距離を進むことができるかもしれません。手間ではありますが、学生時代にどの学位を取得していたのかを再度見直してみてはいかがでしょうか?

社会人ということもあって、新たに大学に入学・編入する、または大学院を受験する必要がある場合は、通信制大学に進学して、普段は会社で仕事、土日、休日は通信性大学の講座で専門的に学習を進めるなどして、税に関する専門知識を学ぶにはとても効率的な方法といえるでしょう。
また、通信制大学で免除科目を履修、単位を取ることは有意義な勉強の方法であり、税理士試験対策として上手に利用する方も多いそうです。

実は税理士試験合格者の約40%の方たちは30~40代以上の受験者という統計もあり、通信制大学を利用して、働きながら税理士資格試験に望む方たちが、今後ますます増えていきそうです。

となると、やはり各専門学校や通信制大学への進学について、メリット、デメリットをしっかりと検討する必要が出てきますね。一度、各専門学校や通信制大学の資料を事前に取り寄せて、各専門学校や通信制大学の特徴や学費などの情報を収集して、よく検討されてみてはいかがでしょうか?

 

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