通信制大学では2年次編入できる場合も!条件や編入のメリットも解説

 

通信制大学の編入制度といえば、3年次編入をイメージする方が多いですよね。しかし、実は一部の大学では、4年次編入や2年次編入を受け入れているところも。

今回は編入制度の中でも「2年次への編入」について詳しくご紹介します!

「通信制大学とは」「編入制度概要」「2年次編入の条件やメリットデメリット」について詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

  1. 通信制大学とは
  2. 編入制度の概要
  3. 2年次編入の条件やメリット・注意点は?
  4. まとめ:通信制通信制大学の2年次編入を利用して卒業を目指そう!

 

通信制大学とは

自習と年数回のスクーリングを組み合わせて学ぶ正規の大学教育課程です。

在籍の仕方は主に正科生と科目履修生(聴講生)があり、正科生として在籍し卒業すると、通学制の大学と同様に学士の学位を得て大卒となります!

詳しく、通信制大学で学ぶメリット・デメリットを見ていきましょう!

通信制大学で学ぶメリット

①学費が安い

通信制大学は通学制の大学と比較し学費が安い傾向にあります。通信制大学は基本的に自宅での学習となるため、施設利用料や人件費などが抑えられており、学費を抑えることができる傾向にあります。

安い学費で卒業を目指せる通信制大学は、働きながら学びたい社会人や、高校卒業後進学したい高校生にとって大変魅力的ですよね。

②入試や編入試験がない

基本的に、通信制代学は入試や編入試験がありません。書類選考+小論文で入学が可能なので、勉強にブランクがある方も別途対策する必要がなく、安心して出願が可能です。

③自分のペースで卒業を目指せる

自習がメインとなるので、通信制大学は基本的に好きな時間に好きな場所で学習に取り組めます。最短で卒業までにかかる年数は、1年次入学で4年、2年次編入で3年、3年次編入で2年、4年次編入で1年となっていますが、仕事との両立を考えもう少しのんびり学びたい!という方は、追加で1~2年程度かける場合も多いです。

専門学校の夜間部なども働きながら学べる学校ではありますが、通信制大学はより自由度高く自分のペースで学べるのが特徴です。

 

通信制ゆえのデメリット

①通学制の大学と比べ卒業が難しい

通信制大学は、通学制の大学と比較し、卒業率が低い傾向にあります。通学制の大学であれば、出席率なども加味したうえで単位がもらえる場合が多いですが、通信制大学の場合はレポートと単位修得試験が単位を取得できるかどうかの全ての判断基準となります。

また、通信制大学は基本自習であることから自己管理能力が必要とされるので、その点も注意が必要です!

在籍期間を短縮できれば卒業が近づくので、通信制大学への進学を検討している場合は2年次編入を始めとした編入制度の利用がおすすめです!

 

②スケジュール管理が必須

通信制大学は基本的に自習ではありますが、年に数回程度スクーリングが発生する場合も多く、スケジュールを調整する必要があります。

スケジュールを調整できないと、必要な単位を取得しきれず卒業ができない可能性もあるので注意しましょう。

 

編入制度の概要

通信制大学にも、通学制同様編入制度があります。通学制の大学は基本的に3年次編入のみを受け入れている場合が多いですが、通信制大学の場合、3年次編入はもちろん、2年次編入・4年次編入も受け付けている場合があります。

通信制大学の場合、ほぼすべての大学で3年次編入が可能ですが、2年次編入・4年次編入については一部の大学のみの受付となっていますので注意が必要です。

編入の条件は、2年次編入・3年次編入・4年次編入ごとに異なるほか、学校ごとにも少しずつ違いがあります。

しかし一般的には、高校卒業後大学・短大・専門学校のいずれかを卒業もしくは一定期間在籍し一定の単位数を修得している場合編入可能となります。

在籍期間・必要な単位数は、2年次編入で1年間以上30単位程度以上、3年次編入で2年以上60単位程度、4年次編入で3年以上90単位程度といった条件が課される場合が多いです。

しかし前述のとおり、学校ごとに必要な単位数が変わるほか、どの単位がどう認定されるかも異なるので、必ず事前に通信制大学へ相談するようにしましょう。

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2年次編入の条件やメリット・注意点は?

通信制大学の在籍期間を短縮できる、編入制度。今回はその編入制度の中でも、2年次編入について詳しく見ていきましょう!

 

2年次編入の条件

2年次編入をすれは、その名の通り通信制大学の2年次に編入し、最短3年で卒業を目指せます。

2年次編入の条件は学校ごとに異なるものの、大学・短大・専門学校を卒業もしくは1年以上在籍し、30~32単位程度を取得していることが条件となる場合が多いです。

2年次に編入するメリット

すでにある学歴や単位を活かせる

2年次に編入するメリットは、既に修得している単位を利用して編入できることです。特に、大学の2年次以前、短大、専門学校を中退しているた場合、通学制の大学の場合3年次編入がほとんどのため、学歴を活かした編入が難しいです。

しかし、通信制大学の中には2年次編入を受け入れている学校も多くありますので、単位認定を受けて2年次編入が可能になります。

既にある学歴・単位を活かして編入できるのは嬉しいですよね。

 

お金と時間を削減できる

通信制大学の卒業率は通学制の大学と比較し卒業率が低い傾向にあり、学ぶ期間を短縮できればその分卒業が近づきます。

2年次編入の場合は1年のみとなりますが、それでも学習期間を短縮できるのは嬉しいポイント。また、通信制大学は在籍年数ごとに学費が発生する場合と、修得する単位数に応じて学費が発生する場合があります。

いずれにせよ、2年次編入した場合は、1年次から正科生として在籍するより学費も節約できる可能性が高いです!

 

2年次編入の場合基礎科目も学びやすい

通常、1・2年次で基礎科目、3・4年次で専門科目を学ぶケースが多く、3年次編入の場合にはいきなり専門科目を学ぶことになってしまうケースもあります。

もし、初めての分野への挑戦の場合や勉強にブランクがある場合には、2年次編入にすることで、基礎科目を学び専門科目に向けた準備ができるかもしれません。

 

2年次に編入する際の注意点

2年次編入には注意点もあります。

それは、全ての通信制大学で2年次編入を受け入れているわけではないという点です。3年次編入であれば、ほとんどの通信制大学で編入生を受け入れているものの、2年次編入・4年次編入は一部の通信制大学のみでの受け入れとなります。

学びたい通信制大学を見つけても、場合によっては2年時編入を受け入れてない場合も。

また、通信制大学ごとに、どの程度単位を認定されるかは異なります。2年次編入の要件を満たせるだけの単位を修得している場合も、大学によっては認定されず、2年次編入が叶わない場合もあるので注意しましょう!

 

まとめ:通信制通信制大学の2年次編入を利用して卒業を目指そう!

通信制大学は自習がメインであることから自己管理能力が必須で、通学制の大学や専門学校などと比較し卒業率が低い傾向にあります。

そのため、もし2年次編入を始めとする編入制度を利用できる場合には、卒業までの期間を短縮できるので積極的に利用するのがおすすめです!

まずは、学びたい分野から気になる通信制大学を探し、2年次編入を受け入れているかや、2年次編入が可能な場合はどんな条件かを確認してみましょう。

また、既にある単位が認定され2年次編入が可能かどうかも、出願前の確認が必須です。

是非、ご自身の学歴を活かしながら、2年次編入を活用し通信制大学で学んでみてくださいね。

 

この記事を書いた人

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