通信制大学に行こうか迷っている人の中には「卒業できないまま後悔するのでは?」「高卒扱いになるのでは…」と不安な人も少なくありません。しかし実際は、卒業できている人も多く、働きながら学びたい人や自分のペースで勉強したい人に通信制大学はおすすめです。
今回は、後悔すると言われている理由の徹底解明!その他にも「後悔しやすい人の特徴」「後悔しない通信制大学の選び方」などを紹介します。迷っている人や、不安になっている人はぜひ参考にしてくださいね。
- 通信制大学はやめた方がいい?3つの噂を徹底解明
- 通信制大学に入学して後悔しやすい人
- それでも通信制大学はメリットだらけ!
- 後悔しないための通信制大学の選び方
- 後悔しないために、自分自身と大学のことをよく知ろう!
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通信制大学はやめた方がいい?3つの噂を徹底解明
通信制大学を検索すると「やめた方がいい」「学歴にならない」など、後悔しやすい印象を与える検索ワードが一緒に出てきます。まずは、なぜ通信制大学は後悔しやすいと言われるのか、実際はどうなのかを解説していきます。
学歴にはならない?【通信制大学の噂①】
最も出回っている噂は「学歴にはならない」でしょう。大卒にならないから入学しても後悔すると考えている人も多いようです。しかし、実際は通信制大学も四年制大学の通学課程と同じで文部科学省に認定されている学校なので、大学卒業(学位修得)の学歴を得られます。
履歴書にも「大学卒業」と書くことができるので、応募要件が大卒の企業にも応募できるのです。ただし、履歴書には通信課程卒業と書いた方が学歴詐称と後から言われず無難でしょう。そもそも証明書の提示で通信制課程・通信教育部と記載されている場合が多いので、企業側には通信制大学卒業と伝わる場合が多いです。
通信制大学卒業と伝わったとしても、大卒には変わりないので堂々としていて問題ありません。高卒扱いにはならないので安心して大丈夫です。
大手へ就職できない?【通信制大学の噂②】
大手であっても中小であっても、企業の方針や人事の価値観によって通信制大学卒業を高く評価してもらえることはあります。反対に、低く評価される場合もありますが、近年は「卒業の難しい通信を卒業した」という努力を評価してもらえる場合が多いそうです。
大手でも旧帝大を多く採用している企業や、方針次第で通信制大学ではなくても採用しない場合もあります。「通信制大学卒業=大手に絶対に入社できない」というわけではありません。
誰でも入学できるからレベルが低い?【通信制大学の噂③】
基本的には、高校を卒業していれば書類選考のみ入学できる通信制大学ばかりですが、レベルが低いということではありません。
なかには「通信制大学は通信課程に行けない人が行くところ」「勉強が苦手な人が行くところ」というイメージを持つ人もいますが、それも違います。通信制大学は入学はほぼ誰でもできますが、もともとは社会人が働きながら通学課程とほぼ同じ内容を勉強できるよう開講された大学です。
近年は高校生の新たな選択肢の一つとして通信制大学のニーズは高まっていますし、通学課程に通う大学生が勉強はしたいけど、通学に負担がある・遠方の大学の授業を受けたいなどの理由から編入先に通信制大学を選ぶことも増えています。
また、自主学習で単位取得を目指すため、目的意識や継続力、計画力も必要となります。通学課程が楽ということではないですが、通信制大学を卒業するのは通学課程以上に努力が必要となるため、「通信制大学はレベルが低い」という噂も間違いです。
「後悔してる」という声もあるけれど…
これまで解説したように、通信制大学の卒業率は低い学校が多い為、「思っていた以上に大変」と感じる人はいるようです。なので、実際に後悔している人も少なくありません。後悔している人の多くは、卒業率で学校を選んだ人や、とにかく大卒になりたいと思い、全く興味のない分野の通信制大学に進学した人・自主学習が実は苦手だった人などです。
後悔しないためには「目的」「自己理解」「自己管理」がカギになるでしょう。このように目的意識を持って、自分に合う通信制大学を選び、勉強方法を見つけていけば卒業も可能ですよ。
通信制大学に入学して後悔しやすい人
メリットの多い通信制大学ですが、それでもやはり後悔する人もいます。ここでは後悔しやすい人の特徴を解説しますが、後悔しやすい人に今当てはまっていたとしても、これから切り替えれば大丈夫です!
後悔しやすい人の特徴を理解して、後悔の少ない通信制大学生活を送りましょう。
1.自己管理が苦手な人は後悔する傾向あり
通学課程の授業は、授業の時間に教室へ行き、出席・レポートを提出することで単位取得が可能な場合が多いですよね。
一方で通信制大学の授業は、自らテキストを開く、動画を開かない限り勉強が進みません。また、レポートや試験で不合格の場合は再提出・再試験となるため、自分で勉強を進められない人にとって授業を受けるだけでも億劫になる可能性もあります。
ただし、通信制大学によってはポータルサイトで授業や課題提出の管理ができる場合もあります。また、レポートのコツなども丁寧にテキスト化している通信制大学や、授業を受けるコツなどを丁寧に教えてくれる学校も多いです。自己管理が苦手でも勉強したいと考えている人は、サポートが充実している大学を選ぶようにしましょう。
また、スマホのアプリなどを活用する方法もあります!苦手な人でもちょうせんすることは可能ですよ。
2.誰かと一緒の方が頑張れる人も後悔しやすい
通信制大学は基本的に自宅学習です。ある意味、孤独との闘いとなります。一人でいるよりも誰かと協力することが好きな人は、通信課程の授業形態がしんどく感じる人も少なくありません。
このようなタイプの人は、学習センターなど自主的に勉強できる施設を設置している大学や、スクーリング授業を多く取ることで一人の時間を減らすという方法はあります。また、大学によっては学生同士のコミュニティサイトを作っているところもあるので、そのような交流の機会を逃さないようにするのも工夫できる点です!
3.大卒にはなりたいけど勉強が嫌いな人も後悔しやすい
通信制大学は自主的に勉強を進める必要があります。主体性が必要となり、学習をさぼることで単位を落とす可能性が通学課程よりも高まります。
勉強嫌いな人は、そうではない人以上に興味のある授業の多い大学を選ぶようにしましょう。また、対面やオンラインでリアルタイムに講義を受けられるスクーリングが充実した大学を選ぶという方法もありです!
このように後悔しやすい人であっても、工夫次第では後悔なく通信制大学に通えます。まずは自分がどんな学習方法があっていて、どんなことが苦手なのか好きなのかを知ることは「後悔の少ない通信制大学生活」に一歩近づくでしょう!
また、通信制大学に向いている人についてはなるには進学サイトで別の記事に掲載しているため、そちらを参考にしてみてください!
それでも通信制大学はメリットだらけ!
通信制大学は後悔すると言われる理由や、後悔している人にはある程度共通する理由が分かりましたね。
ここでは通信制大学のメリットを5つ紹介します。デメリットや不安点だけでなく、メリットも知ることでそれらがモチベーションになることもありますよ!
通学課程よりも安い学費
最大のメリットは学費。通常の4年制大学と比べ、圧倒的に学費が安いのが通信制大学です。
授業は通学課程と同じ教授である大学も多く、そのほかにも有名大学と授業を掛け持ちしている教授から学べる機会もあります。学費が安くても専門的で質の高い学びを得られるのは、通信制大学の特徴です。
通信制大学は学力試験がない!
通信制大学は基本的には書類選考のみで入学が可能です。
ただし、なかには入学を希望する学部に関する小論文や試験、面接などがある通信制大学もあるため、入学方法はしっかり調べておきましょう。
また、書類も適当に書いてはいけません。しっかり志望動機を考えて丁寧に書かないと、不合格になることもあるようですよ。後悔しないように、書類は下書きを準備するなどしっかり確認して提出しましょうね。
学士や資格・免許の取得が可能
通信制大学も大卒資格(学士)を得られるので、就活も大卒条件のところに応募できます。通信制課程だから学士の名称が違うということもありません。
また、通信制大学は様々な資格や教員免許が取得できるのも有難いポイント!国家試験や教員免許状の場合は、スクーリングが必要な通信制大学が多いですが、それでも通学課程と比較すると圧倒的に自宅学習が中心です。自宅学習メインで役立つ資格や教育免許状が取得できるのは嬉しいですよね。
ただし、スクーリング日程や会場は先に確認しておかないと、仕事を休めない・旅費が思った以上にかかるなど後悔することになりますので気を付けましょう。
拘束時間が少ない!
通信制大学の多くは、好きな時間に好きな場所で授業を受けられます。仕事のあとでも休日でも移動中でもいつでも勉強可能です。スマホで授業を受けられる通信制大学も多く、1回15分などの短い動画で効率よく学べる大学も増えています。
また、一切通学が不要な通信制大学もあり、スクーリングのことを考えずに受ける授業を組める大学があるのも通信制大学のメリットです。ただし通学不要と言われる大学の中にも、卒業に必要な授業が通学不要なだけで授業や取得希望の資格によっては通学が必要な場合もあります。取得したい授業の形態も調べておきましょうね。
編入制度や在学の方法が様々
通学課程の4年制大学は3年次編入のみであるのに対し、通信制大学は2年~4年次編入の大学が多いです。通信制大学ごとに条件は異なりますが、編入制度の幅が広いのも挑戦しやすさとしてメリットでしょう。
他にも、中卒の人が大学入学資格を得るために入学する「特修生」や資格取得のために単位を修得する「科目履修生」という制度もあります。通信制大学は学びたい意欲のある様々なニーズに応える制度が充実しています!
後悔しないための通信制大学の選び方
前項で後悔しやすい人の特徴に当てはまっていても工夫できる点があると解説しました。ここでは後悔しない通信制大学の選び方をご紹介します!
興味のある分野を学べる大学を選ぶ
卒業するためには最も重要なことです。通信制大学のモチベーション維持は想像以上に難しく、「授業が面白い」「知りたいことが学べて楽しい」など卒業以外のモチベーションもあった方が負担が少ないでしょう。
「学びたい分野がない」「興味のあることが多すぎる」という人はまずサイトを見て、資料請求することがおすすめです。2~3校資料請求をしてみることで同じような分野でも授業が違う場合や、授業方法が異なる場合があります。また、取得できる資格も通信制大学によって様々です。
2~3校も絞れないという人は、複数の学部がある通信制大学や人気のビジネス系や心理学系の学部がある大学の資料を見てみてもいいですね!
後悔しないために自分に合う学習方法を知る
後悔しやすい人の特徴でも解説したように、一人で黙々と勉強することが得意な人もいれば、協力し合ったり誰かと一緒に勉強したりできるような環境の方が得意な人もいます。また、「テキスト学習」「オンデマンド学習」「リアルタイムの動画授業」「対面スクーリング」なども一人ひとり得意不得意が違うでしょう。
自分自身がどんな大学生生活を送りたいのか、仕事や家庭、プライベートと大学のバランスをどう取っていきたいのか考えてみるのも、自分に合う学習方法を知る為のやり方の一つです。
サポートの充実している大学を選ぶ
困ったときに質問できる制度や、履修の仕方などを丁寧に教えてくれる通信制大学を選ぶようにしましょう。学習が始まる前から分からないことが多すぎると、学習意欲も半減してしまいます。学校によってサポートも様々でオンラインで質問を受け付けている大学もあれば、電話で受け付けている大学、相談室など対面のみで受け付けている大学があります。
また、学習サポート以外にも国家試験対策のサポートや、就職サポートがあるかも確認しましょう。就職サポートは新卒採用のみの場合もありますが、キャリアカウンセラーなどを設置している通信制大学もあるので、サポート制度の確認も事前にしておいた方が良いです。
通いやすい会場のある大学を選ぶ
通学不要の通信制大学を選べば、この項目の必要はありません。スクーリングがある通信制大学を選ぶ場合に気を付けたいのが「通いやすさ」です。スクーリングは毎日ではないですが、たった数回でも遠い所にしてしまうことで、旅費や移動時間がかかり、後悔に繋がります。
会場は例えば、本キャンパス(通学課程のある場所)のみの場合もあれば、全国主要都市に会場を設置している大学もあり、なかには学習センターやサテライトキャンパスを用意している学校もあります。年度ごとに多少変えている通信制大学もあるようなので、まずは各大学のスクーリング情報を確認してみてくださいね。
後悔しないために、自分自身と大学のことをよく知ろう!
通信制大学は学びたいけど、通学必須の環境だと難しい社会人や主婦だけではなく、高校生や大学生の進路先の選択肢の一つとしてもおすすめです!
通信制大学選びを後悔しないためには、通信制大学の学習方法の特徴をよく知ることや、自分が何を目的に通信制大学に通うかをしっかり考えることが重要。同じ分野でもオンデマンド学習メインの大学もあれば、テキスト重視、対面授業重視など、様々な通信制大学があります。入学前に資料請求や説明会に参加し、後悔しないように事前準備を怠らないようにしましょう!
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