ネットの相談掲示板を見ていると、「行きたい専門学校があるのに保護者に反対されてしまった。どうしよう」という方の相談ってけっこう多いですよね? 専門学校進学を保護者に反対されてしまったらどうすればいいか、考えてみます。
実は答えはシンプルなんですけどね…
▼目次
1.なぜお父さん、お母さんが反対するかをよく考えてみる
どうしても言いにくいことを言わなければならない。この意見はどうしても理解してもらいたい…などの場面で、理解してほしい相手の反応が、どんな言葉で伝えるかによってガラリと変わる瞬間があります。でも「専門学校に進みたいという自分の気持ちをわかってもらいたい」という時、ただ言葉を選ぶだけでは上手く行かないことが多いです。
お父さん、お母さんが、専門学校に入学したい、進学したい、という皆さんの気持ちに真っ先に反対するのは、「専門学校に入学しても苦労する、将来この子が幸せになる気がしない」からです。親は「わが子に幸せになってほしい」と思っているので、幸せになれないと思っている内容には反対するのです。皆さんは、まずそんな親心を理解してあげてください。
2.お父さんとお母さんが知らないことを知ってもらおう!
ではそんなご両親(保護者)に、専門学校への入学・進学したいという自分の想いについて納得してもらうにはどうすればいいか?
もう答えは出ていますね。
そう、「(皆さんが選んだ)専門学校への入学・進学という選択をしても幸せになれる」とお父さんとお母さんにわかってもらえばいいのです。そこで、まず皆さんがすぐにするべきことは「本当にこの選択で間違いないか、もう一度じっくりと深く考えてみる」ことです。
例えば、20歳、30歳、40歳、50歳とそれぞれの自分を想像してみてください。その年齢の時、どこで何をしているのか、どれぐらい稼いでいるのか、そんなことを想像してみると、「なりたい未来の自分を想像通り実現するために、今の選択は正しいと思えるのか?そうではないのか?」が何となく見えてきます。こうして将来をじっくり考えてみて、専門学校入学・進学するという今の選択肢と想像した将来がつながっていると思えるなら、その通りのことをご両親に説明すれば良いのです。
そこまで考えた結果を話せば、「説明してくれたように考えているのなら、将来につながるのなら、幸せな人生を進むことができるかもしれない」と思ってくれる確率はずっと高まりますよね?
3.ご両親をオープンキャンパスに連れて行こう!
多くの各専門学校では、オープンキャンパスや公開授業など、特色ある各種専門学校のカリキュラム、設備、雰囲気などを直接味わうことができる取り組みを行っています。保護者の方と一緒にオープンキャンパスや体験授業に参加することで、保護者の皆さんの理解もより一層深まると思いますので、ぜひ保護者の方と一緒に参加してみてください!
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