選択肢はいろいろ!通信制大学の気になる就職事情

就職だけじゃない!通信制大学に社会人が通うメリット

社会人からの大学入試は、現役生に比べてやや不利だと言われています。受験者自身の記憶能力や判断能力が低下するという理由に加えて、大学側が現役生の優遇措置を重視しているというのもその背景にはあるようです。
通信制の場合、知識や経験を積んだ社会人特有の強みに焦点を当てており、ここ数年は社会人の編入も増えてきています。社会人になってから通信制に編入する人には、大別すると2つのパターンがあります。現役受験で大学に合格できず、社会人になってからあらためて通信制にチャレンジするケースです。このパターンの人はすでにある程度の知識を持っており、その意味ではアドバンテージがあるといえます。もう一つのパターンは、現役受験にはまったく関心がなく卒業後はそのまま就職したが、社会人になってから知的好奇心が強くなり、あらためて通信制という選択肢を検討するケースです。このパターンでは、知識の蓄積はほぼ等しい一方、記憶力などの面ではハンディを感じる傾向があります。
社会人になってから得た知識と受験に必要な知識は質的に異なります。毎日仕事をこなしていても、実際の試験に必要な知識は、国語、数学、科学、社会などの範囲であり、生半可な勉強で対応することは不可能です。また、勉強に費やす時間を必然的に制限されるという、社会人ならではの弱点もあります。現役時代とは違って社会人には日々の仕事があり、試験対策に割くことのできる時間はどうしてもかぎられてしまいます。試験対策の段階で仕事を辞める人もいますが、この選択はあまりお勧めはできません。可能であれば、会社の休暇制度を利用して試験対策を行いましょう。仕事をしながら本当に得たい知識を身につけられるのが通信制学校のメリットといえます。

通信制大学の就職にそなえて!英語で履歴書を書こう

通信制学校の就職先といえば、ここ数年は積極的に資格を取得すれば外資系の企業への内定も十分視野に入れられる時代になってきました。その時にそなえてぜひとも覚えておきたいのが英文履歴書の書き方です。
英語圏の国の場合、記入できる項目は履歴書の形式によって異なりますので、希望の職種に合ったものを選択する必要があります。氏名、年齢、生年月日などの基本的なデータは、すべての履歴書に必須の項目であり、一定のフォーマットに従って記入することになります。企業にとって重要なことは職歴とスキルであり、多くの場合、ベンチャー企業などではスキルレベルに見合ったポジションが与えられるようです。能力と専門分野について人事担当者にアピールするために、自己PR欄が広く取られている履歴書を選ぶことがポイントです。
履歴書をすぐに会社に送る必要はありません。特に就活初心者では、英語の履歴書に何を書くべきかがわからないため、その分野に習熟しているネーティブスピーカーに修正してもらうことをお勧めします。ネーティブチェックのポイントは、基本データが正しく記述されているかどうか、自己PRが適切かどうか、履歴書に適した文法が使用されているかどうかなどです。
特に自己PRに関しては日米で文化の違いが顕在化しており、日本では謙虚であることが美徳と見なされますが、英語圏ではむしろ、自分の弱点をセールスポイントに変えるほどの積極的な態度が高く評価されるようです。また、職歴を記入するときにはよりネーティブに見える表現が必要です。ネーティブチェックポイントを把握して、自分で履歴書を修正することができれば、英語力を証明することができます。

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ハンディキャップがあっても安心!通信制大学で就職を有利に

今や、障害を持つ人々が通信制大学に編入することが一般的になりつつあります。障害のある人たちにとって一般の大学に通うことは、想像以上にハードルの高いことなのです。キャンパス内の階段やトイレの使い勝手などのハードル以外にも、目に見えない価値観が日本で根づいていたため、大学側も長らく受け入れに本腰を入れてこなかったという経緯があります。
段差や階段などのハード面以外にも、たとえば授業中のノートテイカーをつけられなかったり、昼休みの食事介助の人手が割けなかったりと、マンパワーの問題で入学を断られるケースもあります。大学の構内にヘルパーが入れないというのも大きな問題です。現行の法律では通学目的でのヘルパー利用が認められておらず、重い障害をもつ人たちが高等教育を受けられない要因ともなっています。
また、障害を乗り越えて大学に進学しても、将来の仕事先が用意されていないという問題もありました。しかし、近年のバリアフリー運動により障害者の自己決定権が尊重され、都道府県の大学がイニシアチブをとり、障害学生を受け入れつつあります。とはいえ、通学にはまだ多くのハードルがあります。アクセスが不便な地方の大学は通学の問題を克服できず、学校生活を支えるのに十分な人材がいないという根本的な問題もあります。
その点、通信制であれば通学という物理的な問題がありませんし、レポート提出がメインのためPCを使える環境にあれば健常者と対等の立場で学業に専念することができます。また、多くの通信制スクールでは長期間にわたり専門的なカリキュラムを用意しているため、卒業後もSEや校閲担当として一般企業に採用されやすいという事実もあります。