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通信制大学を活用して、上手に幼稚園教諭を目指す!

満3歳から小学校入学までのお子さんに教育を実施するのが、幼稚園教諭です。厚生労働省管轄で乳幼児から小学校入学までの子どもを預かる福祉施設が保育園ですが、文部科学省管轄で小学校や中学校などと同じ「学校」となる幼稚園は、保育園よりも教育することを目的としています。

実は、幼稚園でお子さんたちといろいろとすることには、それぞれにちゃんと教育的な目的があります。運動や音楽、遊びなどを通して「健康・人間関係・環境・言葉・表現」それぞれについて幼稚園教育要領に基づいてお子さんを育んでいきます。お子さんが笑顔で楽しみながら成長できるよう、いろいろと創意工夫をしながら教育していくのが幼稚園教諭のとても大切な役割です。

幼稚園と保育園の先生は似ているようで違う

幼稚園は公立または私立の場合がほとんどですが、民間が運営している幼児教育教室で働いている方もいます。また、最近は保育園と幼稚園との一体型施設も増えてきています。そうした併設施設で働くためには、幼稚園教諭免許と保育士資格の両方が必要なこともありますので、資格取得時には注意が必要です!

先にお伝えしましたが、幼稚園教諭と保育士は端から見ているとよく似ているようで実は異なります。お子さんを預かる仕事に変わりはないのですが、異なることがあります。保育園の保育士から説明しますと、保育園は、厚生労働省の管轄になります。保育園では子どもを日中に保育できない、または難しい保護者のお子さんを預かる施設です。保育士は保護者の代わりに日常生活をサポートをしたり保育をします。

保育園と違って幼稚園は文部科学省の管轄になり、小学校や中学校と同じ「学校」という扱いになります。そのため、幼稚園「教諭」免許というように「教諭」となります。幼稚園で勤務するにはこの幼稚園教諭免許を取得する必要があるのです。

幼稚園の先生になるには?

幼稚園教諭免許状を取得してはじめて、幼稚園教諭になることができます。この幼稚園教諭免許状は国家資格で、専修(大学院の学位)・1種(大学の学位)・2種(短大の学位)の3種類があります。大学院や大学、短大で幼稚園教諭養成課程を修了・卒業してはじめて幼稚園教諭免許状を取得できます。この3種類は、業務上の違いはありませんが、給与面での違いがあるかもしれません。もし保育士として3年以上の実務経験がある際は、教員資格認定試験に合格すれば免許を取得することも可能なので、保育園と幼稚園の併設施設での就職を考えている方は、覚えておいてください。

幼稚園教諭も、保育士も免許を取得するには、養成課程のある通信教育や学校に通う必要があります。専門学校・四年制大学・短期大学では希望することで保育士・幼稚園教諭の2種類の免許を卒業と同時に取得することができます。もちろん、通信教育でも実習を行います。通信制大学で必要な科目を履修・修了できれば早く免許を取得することが可能ですので、普段は忙しい社会人の方や主婦の方なども、効率よく資格取得に向けた学習を進めることが可能となります。
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幼稚園の先生は就職に有利?

幼稚園教諭として働きたい方にとって、最近の就職の状況は気になる事柄のひとつだと思います。ご自身が望んだ幼稚園に就職できるかはわかりませんが、幼稚園に就職する自体は難しくない状況と思われます。幼稚園によっては短大卒の方を優先して採用する場合もありますので、事前に良く確認しておくことが必要です。

もちろん、四年制大学を卒業した方を優先する幼稚園もあります。特に即戦力や経験が豊かな方を望む幼稚園にこの傾向がありそうです。ご自身が就職を希望している幼稚園の先生はどちらの方が多そうですか?一度調べてみても良さそうですね。

就職にあたって、実習に参加した方は採用されやすい傾向にあるようです。実習という機会は、いうなればインターンのような機会で捉える幼稚園もあり、実習時にご自身をしっかりアピールすることが、後の就職につながるケースとなるようです。また、幼稚園の園長さんなど、人事権を持つ幼稚園の職員などにご自身の印象を残すことができると、採用・就職に一歩近づくかもしれませんね。

どの仕事、どの資格にも言えることですが、幼稚園の先生になるには、ご自身の努力と実績、即戦力として期待できる人間性が必要になります。

すでに社会経験を積んでいる社会人の方で幼稚園の先生を目指している方は、仕事や家事、その他でなかなか必須科目の履修と単位の取得が難しいと思いますが、通信制大学の教育プランを上手く利用することで、帰宅後の空いた時間や休日などを利用して、必要な単位を無駄なく無理なく取得する勉強スケジュールを組むことも可能です。

「勉強する時間がないから資格が取れない」と諦める前に、各通信制大学の資料を取り寄せて、各校の特徴やこだわりを比べながら、ご自身の想いや計画とマッチングする通信制大学をお探しになってはいたがでしょうか?

必ずご自身に合った通信性大学が見つかるはずです!