就職

通信制大学からの就職

■学士を得よう

通信制大学は、全日制の普通大学と同様、卒業時には「学士」の認定を受けることとなります。
学ぶスタイルに違いはあるものの、通信制大学が格下に見られていることはなく、自宅や学習センターで集中して学ぶことで、全日制大学を卒業する方と同程度の学力があると認められています。
例えば、社会人の方が大学で学ぶことで教養を広げ専門性を深めるためには、普通大学の場合、仕事と両立することは困難となります。
しかし、通信制大学なら、仕事と両立させながら無理なく学ぶことで能力を向上し社内での昇進や転職の際にキャリアアップできるなど、就職に関しても有利な材料となるため、経済的事情や家庭環境を考慮した上で選ぶことをおすすめします。

■就職活動に有利?

通信制大学で学び学士の資格を得ると、就職活動の際に「大卒」と条件が付されている職務に応募することが可能となります。
今まで高卒や中卒の方では、応募することすら難しかった仕事にチャレンジする機会が出来るため職業の幅が大きく広がることとなります。
では、通信制大学に通うことはどれだけプラスに作用するのでしょうか。
もっとも評価されるのは、フルタイムの仕事と両立して大卒資格を得た方と言えます。
勉強できる時間が他の普通大学生に比べて圧倒的に少ない中、短時間で集中して勉強することが出来る実力は、タイムマネジメントや高い責任感があるとされ企業に高く評価される傾向にあります。
パートタイムやアルバイトをしながら卒業された方も、多様な職務経験や向上心の高さから就職が早く決まる傾向にあります。
基本的に、通信制大学卒業が就職活動に不利とされることはありませんが、就職したい業界・企業が決まっている場合、その仕事で活かせるスキルを学んできたのかが重要となります。
全く経験したことのない、学んだ経験も無い仕事をいきなりやろうとするのは、通信制大学に限らず困難であると言えます。

■社会的に高い評価

普通大学に比べ、通信制大学は入学こそ書類選考のみのためカンタンに入ることができますが、その反面、卒業に関しては厳しい基準で認定されるため普通大学より困難とされています。
特に、早稲田大学・慶應義塾大学・中央大学といった有名私立大学の通信過程は、卒業認定が難しいと有名であり、就職活動に際してもその努力をアピールすることが出来れば大手や上場企業の内定を受けることも可能です。
就職活動としては、一般企業以外にも公務員試験を受けて大卒程度の地方上級や国家2種といった道に進む方も少なくありません。
大卒資格を得ることや、既に大卒資格を持っていても専門分野を広げることで、就職・転職・キャリアアップに大きくプラスとなります。
ただし、進学する前に将来どういった業界で働きたいのかイメージをしっかり持ってスタートすることをおすすめします。

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